四月になれば彼女は

  • 実業之日本社 (2005年7月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (388ページ) / ISBN・EAN: 9784408534756

感想・レビュー・書評

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  • 卒業式から過ぎた数日後のある一日にめまぐるしく起こった全て。
    そして、そのめまぐるしさの中から、自分の道を選び、進んでいく話。
    読み終わったあと、ちょうどラジオで、歌が流れてシンクロしてる!と
    びっくり。

  • 主人公は青森県十和田市の工業高校を3日前に卒業したばかり
    野球が生きがいだったが肩を壊し目標がなくなっており、何となく就職が決まっている
    そんな主人公のめまぐるしい1日を描く
    友人の駆け落ち、相撲部屋への勧誘、不良グループとのケンカ、あこがれの初体験への試み、米軍チームとのバスケットボールの試合、そして知人夫婦とアメリカ人との痴話げんかに巻き込まれあやうく命を捨てかける、そんな中、初恋の女性とのエピソードがタイトルの「四月になれば彼女は」の歌と絡み合う
    個人的には何となく「ライ麦畑でつかまえて」を連想した
    自伝的青春小説

  • いいから、とりあえず寿司食いに行こう!

  • 小説家のターニングポイントの話。将来はプロ野球を目指せるほどの実力を持ちながら、肩を故障してしまい、夢がなくなってしまった主人公は・・・

  • 青春小説。
    夏の文庫フェア、とか中高生に向けた夏の一冊、で取り上げられそう。
    タイトルになったS&Gの曲が大好きで、この本を知りました。
    厚みはあるけど、読みやすく一気に読める(と思う)(ゆえに”夏の一冊”)

  • 青森の高校卒業式3日目の終日を時系列に並べた作品。とにかくたいくつ。友達の誰それとああした、喧嘩した、米軍と喧嘩した、好きな娘と会話した、東京に行く決心をしたなど。

  • う~ん…
    なんといったらよいか…

    決しておもしろくないわけではないんだけど、
    ストーリーがだらだらした感じで、
    細かすぎるところがあった。
    そのわりには、読みやすくて、早く読み終えたから不思議。

    内容は青春小説というのかな?
    高校卒業したての主人公のある1日。
    この1日が彼の人生観に変化をもたらす。
    主人公は将来の夢を持っていたのだが、
    挫折せざるを得ない状況になってしまっていた。

    そして、主人公の周囲の人たちの進路。
    安定した収入を得なくても、それでもやりたいと思うことがある人。
    安定を求める人。
    家族のために働く人。
    でも、自分が何をやりたいのかわかっている人の方が少ないのだと思う。

    わたしにとっては、
    あんまり入り込めなかった物語でした…。
    「翼はいつまでも」のほうがわたしは好きです。

  • 私が女で大人だからなのか?
    共感できん。

  • 図書館で借りてきて、すぐに読めるかと思っていたけれど、
    なんとか読み終わった本。
    帯に書いてあったのがすべて、というか帯に期待しすぎてしまったよう。
    正直あまり面白くなかった。
    後半は読むのがやっとだった。

  • タイトルで読んでみたけど、タイトルに深い意味は無かった。
    高校卒業後のある1日を描いた話。割と面白いけど、だからどうした的な話。

  • 高校卒業の3日後の一日に、こんなにたくさんのことが起こるなんて!

  • 前半はわくわくして読んでみたけど、後半は今一つかな

  • あんまりなにも残らないけど、悪くないし読みやすいと思う。
    米兵のところはスリルがあって好き。

  • 嫌いじゃないかも!

  • 「お前のほうが頼みやすかったんだよ。それにお前だって面白そうだからやってみるかっていったじゃねえか」
     そういったのは確かだった。ずっと前からつまらない毎日で、何か変わったことがしてみたかった。
     原因は分かっていた。心にぽっかりと大きな穴が開いていたからだった。ほんの二年前まで、その穴は夢というキラキラ輝く大きな塊だった。野球選手という夢は、肩を壊してあっという間にかき消えてしまった。
     肩を壊したのは高校二年生の春だった。
    (本文p.11)

  • さわやかな読後感。

    無性に朝日が見に行きたくなった。

  • 川上さんの作品の中ではそんなに印象に残らなかった。
    でもやっぱり文章のスタイルは好き

  • 斜め読み。

  • う〜〜〜ん、、、

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著者プロフィール

小説家

「2014年 『ライバル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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