腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿

  • 実業之日本社 (2005年7月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784408534770

みんなの感想まとめ

非現実的な現実感が漂う連作短編集で、探偵としての腕貫を持つ男が登場します。彼に悩みを打ち明ける人々の物語は、各エピソードごとに異なるテーマを持ち、時に愛や喪失、化かし合いといった深い感情に触れます。特...

感想・レビュー・書評

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  • 収録作品:腕貫探偵登場 恋よりほかに死するものなし 化かし合い、愛し合い 喪失の扉 すべてひとりで死ぬ女 スクランブル・カンパニィ 明日を覗く窓

  • アームカバーディテクティブ

  • 必要とする人にだけ見える「市民サーヴィス課臨時出張所」。そこにいる腕貫をした男に悩みを打ち明ける人たち。 「探偵」といっても1話と2話に関してはその男は一言しか発しないのにそこからするすると解決する(短編だから)主人公たちのほうがよっぽど探偵らしい。 難解な苗字が多く、何かの伏線かと思ったら何もありませんでした。

  • 答えありきの探偵。安楽椅子探偵か。
    答え合わせを聞いているよう。あまり入ってこない。
    登場人物に難読苗字が多いことがより拍車をかけた。

  • いやあ、前々から気になっていたシリーズ、ようやく読めました。

    なんだか若干想像と違った腕貫探偵。
    いや、もっとこう、役所の窓口でにこやかに相談してるうちに、気付いたら悩みを話していて、それを解決してる、というようなキャラクターを想像していました。

    まあその点は違ってましたが、面白かったです。
    こういうキャラクターだと、3冊目の題名が非常に気になるので、早めに読みたいと思います。

  • 気軽に読める。安楽椅子探偵の変形版かな。

  • 文章量も丁度良いし、推理がわかりやすいしで面白かった。
    腕貫探偵が、最後まで推理をせず、相談者に解決をゆだねる感じだったのがまた……。

    才色兼備のOLが登場する「スクランブル・カンパニィ」が面白かった。

  • とても面白く、手軽に読みやすい安楽椅子探偵もの、短編集。
    最初の「腕貫探偵登場」で、何故に歯医者の診察券に注目できるのか、とても謎に思いつつ、次の「恋よりほかに死するものなし」で、少し話が繋がってることを嬉しく思いつつも、読後感が何だかなぁ~と思うほどの後味の悪い話も結構あったかな。「化かし合い、愛し合い」も読み始めに想像できたが、どうしようもないなーと。「喪失の扉」も微妙だけど、これくらいのカオスは、まだ好きな方かも。「すべてひとりで死ぬ女」は印象も軽い感じで読み進めたが、「スクランブル・カンパニィ」が私は中でも一番好きな話だったかも。「明日を覗く窓」と同じように、続編っぽい話も読みたいので、腕貫探偵シリーズ、これから全部買い集めて読みます。

  • 番外編は以前に読んだことがあったが、本編?はなかった。しかし、腕貫さんは謎だわ…


    あるときは大学の事務室、あるときは病気の一角、あるときは商店街。気がつかないようなところにいて、みんなの疑問や謎に答えてくれる探偵。


    実際、職場にいたらやりにくいんだろうが、腑に落ちない謎や悩み事があったら相談したい。しかし、1番の謎は腕貫さんの正体だよなぁ…

  • 「論理学園事件帳」で読んだ『腕貫探偵』が良かったので読んでみた。

    色んなタイプの話があって面白かった。
    所々リンクしているのも良かった。

    腕貫さんは一体何者何だろう。(役者の鈴木浩介さんが私のイメージ)

  • 不思議なサスペンス?
    読みても主人公に翻弄されてしまう。不思議な読後感だ。

  • 文庫本を本屋で見かけ、図書館で見つけたので借りてみた。
    安楽椅子探偵。
    オムニバス短編で一つの流れがあるっていうのは好きなパターンです。
    え?!と思う結末や苦い結末もありつつ、綺麗に終わる人間関係は読んでいて安定感がありました。
    続編とかあるんでしょうか。

  • 腕貫をした無愛想な探偵が、占い師のように「市民相談」のような臨時スペースで謎を解いて行く話。
    短編で、それぞれの登場人物が時々絡むこともある。
    非常にライトノベルで、本格的ミステリーが好きな人にはオススメしません。
    通勤時間帯に簡単に読める本です。
    1、2章の始まりが同じで飽きて投げたくなったが、我慢して読めばラストはそれなりにいいラストを迎えられます。

  • 読みやすくて楽しめた。
    蘇甲くんと筑摩地さんのその後が気になる!

  • 困った市民の前に現れる、櫃洗市一般苦情係の腕貫さん。市民の困り事は腕貫さんにかかると思いがけない真相に向かっていって……
    安楽椅子探偵な腕貫さんの短編集。
    それぞれの話につながりはないけど、登場人物や場所がつながっているのが面白い。個性的な登場人物が多くて、それぞれそのまま一本書けそう。特に玄葉ねーさんと檀田くん、蘇甲くんと筑摩地さんのその後は気になるなあ。
    軽いタッチのものから、サスペンスホラーめいたものまでいろいろと。

  • 東川篤哉よりこっちの方が好き。

  • 連作短編集。これは探偵の存在が謎すぎる。短編でも西澤さんらしい毒の効いた話もあり。

  • 神出鬼没の市民サーヴィス課出張所。
    彼が本当に公務員として存在するのかどうか・・
    そもそも、そこから謎めいているけれど、
    持ち込まれる、個人的な疑問や悩みを鮮やかに解いていく。

    私的には最初のほうの話のように
    これがヒント?みたいなキーワードだけ与えて、
    「では次の方どうぞ」って、
    突き放してしまうなクールな感じが面白いなぁ。

    「ええっ」って驚きながらも
    本人が謎解きするのがよい。

    登場人物の名前が読みにく過ぎて、
    途中から読み方を覚えるのが面倒になって
    象形文字として、形のみで認識。
    漢字って便利。

  • 不可思議な安楽椅子探偵が登場するミステリー連作集
    大学や病院や街中の一角に「櫃洗市一般苦情係」の黒い腕貫の男がひっそりと出現
    ふと、存在に気づいた人が身近に起こった不思議を話すうちに謎が解決してるという

    面白かった
    あらゆる登場人物の名前の難解さも、浮世離れした雰囲気に一役…

  • ある時は大学の構内、ある時は病院内、またあるときは街角に・・・
    突如出現する神出鬼没な「市民サーヴィス課出張所」

    座って聞いただけで鮮やかに問題を解決してしまう
    その様子はまるで安楽椅子探偵w

    連作短編になっていて、読みやすいけど
    何であんなに登場人物の名前が全部ややこしいんだろうw

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著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとSFの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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