ムーヴド

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 77
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408535289

感想・レビュー・書評

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  • ちょこちょことみることになり、気になっていた作家。今回の本は帯を目にして手にしました。
    BLが好きなので、そっちの同性愛はよく読むのですが、女性のものはどう感じるのか私自身が気になって読んでおりました。
    結果、この作品を読んだだけでは「友達でよくないか」というのは思いました。女性同士だと結構仲良く食事やら旅行やら行く機会はあるでしょうし。それでも恵は佐緒里に求めたものはそれ以上。佐緒里は事なかれ主義のため、流されながらゆっくり考えて。まぁ、離婚して傷ついた中での告白となると、流されてしまうのはよくわかります。自分自身が今まで考えたことのない世界だし、どうなるかわからないものを拒否するほど自分がない佐緒里。恵からしてみれば利用されるだけされたので頭来たのかもしれませんが、なかなかのハッピーエンドで驚きました。
    必要にされるのっていいですよね。

  • 共感できなかったのは、あたしが幼すぎるのか。あるいはその真逆であるせいか。

著者プロフィール

1962年北海道生まれ。北海道大学農学部卒。’90年『結婚しないかもしれない症候群』で鮮烈なデビュー後、’91年に処女小説『アクアリウムの鯨』を刊行する。自然、旅、性などの題材をモチーフに数々の長編・短編小説を執筆。紀行、エッセイ、訳書なども手掛ける。2003年『海猫』で第十回島清恋愛文学賞を受賞。

「2021年 『半逆光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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