腕貫探偵、残業中

著者 :
  • 実業之日本社
3.54
  • (10)
  • (66)
  • (67)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 307
感想 : 57
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408535296

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 西澤さんは男前美女が好きだなぁ。

  • 腕貫短編集

  • 今回は、腕貫さん勤務時間外の相談ばかりでした。だから「残業中」なのね。強盗に人質に取られたり、バレンタインチョコをもらったり、かなりの食通だったりと、無表情ながらも人間臭さが感じられて、腕貫さんがさらに好きになりました。ユリエたちレギュラーも出来て、すごく感情移入できるようになりましたね。各話の出来もばらつきがなく、全てにキレがありました。あえて挙げれば、「青い空が落ちる」が印象的でした。

  • 腕貫探偵の続編。
    タイトル通りで、仕事の時間外であるため腕貫さんのちょっとした生活も書かれてたりします。
    全6話で殺人事件から盗難事件など様々な謎が出てきます。

    個人的には、前作よりもこちらの方がいろいろと面白く感じました。

  • 表紙の絵とイメージ違う

  • 腕貫探偵続編。
    以前は現実にいるのかいないのか曖昧なイメージだった腕貫さんが、職務時間外に現れることで、存在が急に現実味を帯びる。そのリアリズムが物語を引き締め、読み手を引き込ませていると思う。
    かなりのグルメというポイントも親近感を持つ。
    あー、この人実際にいるんだね、みたいな。

    登場人物たちも個性があって魅力的。
    前作より満足感が高かった。

  • これは、腕貫探偵が何処で出て来るかワクワクするのですね。第一作目は突然出張相談所が現れますが、第二作目は、物語の中に現れる。推理の冴えがなくなった。最後の作品では、登場すらしなくなった。

  • 1巻よりマシになった。
    探偵が市役所ではなく、街中にしかも料理が美味しいお店にいるという設定。
    前巻では探偵について全く書かれていなかったが、今回は美味しいものが好きで、毎日外食しているという設定から、彼を気に入って慕う女子大生まで出てくる。
    短編連作で、悩みやちょっとひっかかることを探偵に酒の肴程度に話しただけで、あっという間に解決してしまう。
    あっさり読める話ばかりで、ライトミステリです。

  • 図書館にて借りる。腕貫さんの本名は明かされず…。謎のままですな。そういうキャラとはいえ話を聞いただけで分かっちゃうの!?と毎回不思議な気分になる(笑)

  • 腕貫探偵の続編。短編集。
    直接腕貫さんが謎解きに顔を出したり、出さなかったり。
    全体的に軽い雰囲気の割に、苦めのオチが多いけど、きちんと推理してくれるのですっきり。
    あと出てくる食べ物がいちいち美味しそうでおなかがすきます。

全57件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとSFの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西澤保彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×