- Amazon.co.jp ・本 (536ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408535357
感想・レビュー・書評
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友達が絶賛していたので、読んでみた。上下巻に別れていても、読みやすく、そこそこ面白かったし、今回はまさにハッピーエンドで、長らく読み進めた甲斐があった。ただ、若干難しめの漢字が多く、気にしなきゃいいのに気になって辞書をひく、の繰り返しでなかなかに進まなかった。
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赤松運送のトラックのタイヤが外れて起きた死亡事故。何故起きてしまったのか? 赤松運送の整備不良なのか、自動車会社の製造欠陥なのか?
読み手の立場で感情の置場が異なる作品かもしれない。「自分がこの立場ならどうするだろうか…」そんなことを考えてしまう。
大企業には大企業の、中小企業には中小企業のその持場立場でなければわからない世界があるであろうから、私ごときがその体質云々を語ることはできないけれど、一つだけ言える事は勧善懲悪。そう、正義は必ず勝つということ。悪事は必ずや明るみに出るということだ。 -
池井戸潤らしい作品。
正義は勝つ。
ファミリー感の強いストーリーではあるが、読み応えも強い。
もっと盛大などんでん返しを期待しているんだけど、優しさに溢れた人情味のある落とし所。流石。 -
トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。
タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも……。
自動車会社、銀行、警察、週刊誌記者、被害者の家族など、事故に関わった人それぞれの思惑と苦悩。
そして「容疑者」と目された運送会社の社長が、家族・仲間とともに事故の真相に迫る。
(アマゾンより引用)
面白かったけど、周りから総スカンくらって、ものすごい悪者にされてる描写が心の底から腹立つのよ。
誤解されてるシーンとか、吐き気がするほど腹立つのよ(笑)
何よりも、はるな銀行さんが大好き(笑) -
いやあ長かった~。でも飽きることなく一気に読めた。心が揺さぶられた。それにしても、ホープ自動車って実在する企業を連想してしまうのは私だけではないはず。大企業の内情ってこんなひどいのか・・・など思ったり。
池井戸作品の中で3本の指に入るくらい好きな小説です。 -
池井戸潤さんは裏切らない。丁寧な人物描写とジェットコースターのようなストーリー展開は読み手をグングン物語の中に引き込んでいく。
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タイヤ脱落死亡事故の嫌疑を負わされた運送会社社長の赤松。財閥系自動車会社の不具合に対して論証すべく立ち向かう姿は圧倒されます。メモ。(1)悪意と正義は紙一重だ。不満が言えるのも会社あってのこと(2)いつか風向きが変わる時が来ますって。それまで歯を食いしばってやれることは全てやる。今はそれしかない。(3)俺は納得出来ない。割り切れないんだ(4)この男もまたサラリーマンだな、と思った。会社の都合と個人の都合を使い分け、体良くつつがなく定年まで勤めようとするサラリーマンだ。
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池井戸氏、初読み。
人気ありすぎて図書館で予約してようやく読破。
何だこの引き込まれる感じ。
社会問題をテーマに赤松の熱い思いがひしひしと伝わってくる。そしていろんな人の思惑も。
社会を正していく感じ。スカッとさせてくれる。
それでも不条理に泣かされてやるせない気持ちを前向きに過去に捕らわれず未来を生きる。
とにかく入り込んで一気に読んだ感じ。
会社を辞めていった人、どうなったんだろうな~ -
自動車メーカーと販売店、運送会社の駆け引きがおもしろい
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サクサク読める内容。一つの事件に関して、立場が違う人物毎の世界が描かれている。主人公の努力がなかなか実らない点にヤキモキしたり、大企業で働く人物の考え方から自身の仕事観を考えたりと、その人物に投射しながら作品の世界観が楽しめる一冊。