雪白の月

著者 :
  • 実業之日本社
3.15
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本棚登録 : 107
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408535418

作品紹介・あらすじ

結婚しても人は恋に落ちる。あなたはもう、その一線を越えてしまったんだ-。ワーキングマザー編集者・雨宮奈津子42歳。彼女の恋に、未来はあるのか…?働く女性のを描きつづける要注目の新鋭が放つ、書き下ろし恋愛小説。

感想・レビュー・書評

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  • 40代で娘もいる女性が主人公の恋愛小説。あまり普段は読まないジャンルだけれど、たまたま購入したので読んでみた。不倫関係や家族との関係については、賛否があるところでしょうが、私は読み物として楽しめた。

  • 主人公達の気持ちの描写はアラフィフにはグッとくるけれど、ちょっと相手の男性がヒーローすぎて感情移入しにくい感じが…。私が苦手な韓流カラーに近いかな…。

  • 母の恋。全部の生活を捨てることになるんだよね。

  • 情事の終わり と同じ

  • 結婚しても人は恋に落ちる。
    あなたはもう、その一線を越えてしまったんだ――。
    大手出版社に勤務するワーキングマザー編集者、雨宮奈津子42歳。
    彼女の恋に、未来はあるのか……?
    働く女性の<リアル>を描き続ける要注目の新鋭が放つ、書き下ろし恋愛小説。
    (アマゾンより引用)

    出だしが以前読んだ『ブックストアウォーズ』の人が出てきたから、続編かスピンオフかと思ったけど全然違った(笑)

    話の内容は…不倫もの
    何だかなぁ…

    物語自体はスラスラ読んだけど、共感は出来ない感じ。
    家を出ていく、という妻に対して薄々感づいていたとは言え、あんなにもあっさり旦那さんは引き下がるものだろうか…??

    予想ができた終わり方だったな

    内容が内容だけに読了後のスッキリ感がなかった(´・ω・`)

  • 文芸の編集者って本当に大変そう。
    小説での不倫の結末としてはこうなるしかない、と思った。

  • さほど強い印象が残らなかった。

  • 書店ガールの作家さん!と、ウキウキして読んだものの、かなりドロドロした不倫物語。
    冷めた夫婦関係、反抗的な娘。優しい部下に、セクハラをする取引先。
    どれもこれもよくある昼ドラ。展開も予想通り。
    働く女性の、仕事と家庭への思い入れにもっと踏み込んでくれたら良かったなあ。
    最後、主人公が出奔するときに娘が思わぬ味方的発言をする場面は好き。
    母と娘であり、二人の女性であり。
    結末はやるせなかったな。

  • 既婚者である主人公が落とされていく様と、それを利用する男たち。前にこの方の作品を読んだのですが、その続編のようで最初はとっつきやすかったです。女のドロドロとした心情と弱さ。うまいなぁと思いながら、こんな年齢まで働いているのだから男をあしらう方法くらい巧みにやれよ!と思ってしまいました。会社に入りたての女の子じゃないんだから…。

  • 大手出版社で働く編集者の42歳のヒロインの恋愛小説。不倫なんだけど美しくまとまっていました。偶然のきっかけが重なって思わぬ方向に転がっていくことってありますね。不器用なヒロインにイラつきながらも共感できました。

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著者プロフィール

愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年『辞めない理由』で作家デビュー。大人気シリーズ作品「書店ガール」は2014年度の静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」を受賞し、翌年「戦う!書店ガール」としてテレビドラマ化され、2016年度吉川英治文庫賞にもノミネートされた。他の著作に「銀盤のトレース」シリーズ、「菜の花食堂のささやかな事件簿」シリーズ、『スケートボーイズ』『1939年のアロハシャツ』『書店員と二つの罪』『駒子さんは出世なんてしたくなかった』『跳べ、栄光のクワド』などがある。

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