算数宇宙の冒険

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 107
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408535630

感想・レビュー・書評

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  • この本、数学が好きな人、少なくとも理系の人でないとかなり辛い1冊になろうかと思います。

    私も読むのにとても時間がかかった気がします。


    が、この物語の発想、とても素晴らしいです。

    難しい数学の世界を、こんなSFファンタジーと融合させることができるなんて!

    数学と音楽の結びつきも重要なポイントになっているところにも、とてもワクワクしました。

    正直この本を読んで、普段意味など考えたことの無かった「素数」の存在に神秘的な何かを感じてしまいました。いや、宇宙の真理というものなのかもしれません。

  • 主人公は凡人、周りは天才という構図は、ほかの作品と似てると思います。周りの天才っぷりが半端ないところも。
    ゼータ関数については、最初はs=0がどうして-1/2なのか理解できなかったですが、複素数が出てきて「可能性はある」と思い始めました(証明はできませんが)。複素平面の昼と夜と黄昏の世界など、表現が面白いです。

    ただ、全編横書きなのはやっぱり読みづらいなあ~~。

  • 素数を破壊する異世界からの侵略に算数脳をもつ4人の小学生が立ち向かう!「数」とは実在か?深淵です。

著者プロフィール

川端 裕人(かわばた ひろと)
1964年、兵庫県明石市生まれの小説家、ノンフィクション作家。東京大学教養学部卒業後日本テレビに入社し、記者として科学技術庁、気象庁を担当。
1995年『クジラを捕って、考えた』を執筆し、ノンフィクション作家としてデビュー。1997年日本テレビを退社後、1998年『夏のロケット』で第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞を受賞し、小説家デビュー。
その後も小説とノンフィクション二つのジャンルで活躍を続け、2000年『動物園にできること』で第31回大宅壮一ノンフィクション賞候補、2004年『せちやん 星を聴く人』で第25回吉川英治文学新人賞候補。2018年『我々はなぜ我々だけなのか』で科学ジャーナリスト賞、講談社科学出版賞をそれぞれ受賞した。

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