銀盤のトレース

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408535678

感想・レビュー・書評

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  • アイススケートの小説なんて今まで読んだことないな。北京五輪には間に合わなかったけど、技の種類や跳び方などを理解することができた。朱里を通して、絶え間ない地道な努力と途切れない気持ち、才能、できた時できなかった時の感情、まわりのサポートや嫉妬など、スケートを続けていく現実ってこんな感じなんだなというのが少し学べた気がする。
    53冊目読了。

  • 一気読み!
    元々テレビ等でフィギュアスケートは好んで見ていましたが、彼らがあそこで滑れるようになるにはどんな努力と才能と財力が…と改めて知ることが出来ました。
    内容的にはフィギュア漫画等に似た設定ではありますが、主人公の成長にワクワクしながら読めました。

  • ジャンプとか名前はわかるけどどういうジャンプかとかはどうしても文字ではわかりにくい。
    でもフィギュアスケーターになるのも色々大変なんだなぁと思った。

  • フィギュアシーズン到来。気分あげあげ。
    バッチテストやコンパルソリーをこんな形で取り上げているなんて、ちょっと感激してしまいました。
    2017/9/18読了

  • フィギュアスケートに打ち込む朱里。
    しかし親には反対されていて・・・?

    名古屋ってそんなに盛んなのか。なんでだ。
    確かに親御さんは大変そうだなあ。
    ジュニアの仕組みとかがわかって面白かったです。わかりやすい。

  • 全日本フィギュアをTVで観ながら読んだので、今滑っている選手達もこんな風にジュニア時代を頑張ってきたのかなぁと感慨深いものがありました。
    スケートはお金のかかるスポーツだから、朱理の母親の気持ちもわかるし、インフルエンザでバッジテストを受けられない朱理に対して言った父親の「パパは朱理に、理不尽なことにも耐えられる、強い子供になってほしいんだ」の言葉に、グッときました。
    親世代に共感してしまうあたり、年を感じてしまうのですが、やっぱりスポーツ根性ものはいいですねぇ。

  • 素直にフィギュアスケート物として楽しめた。
    子供らしい不器用さとひたむきさ。こういう子いるなぁと
    主人公がどんな風に成長するのか続きが気になった。

  • フィギュアスケートが好きなので、楽しく一気に読みました。

    朱里の小学6年~中1まで少女時代のお話。
    実際にスケートを続けていくということは、環境や費用等
    とても大変なんだろうなーと思いました。

    途中で終わった(!)と思いましたが、続きは文庫版であるのですね、
    よかったー。

  • フィギュアスケートに夢中になる少女の話。
    フィギュアスケートに興味がある人にはなかなか面白い。ジュニアのステップアップシステムやフィギュアを取り巻く環境がわかりやすく物語に組み込まれてるので。
    たくさんの人に取材して書いたようなので、現実に近いのではないかと思う。
    その代わりフィギュアに興味なければ他のスポーツものを読んだ方がいいと思う。

  • これから始まる!っていう時に終わってしまったような感じがして、何だか物足りない印象。
    佳菜ちゃんや、幼い頃の真央ちゃんを重ね合わせて読んだ。これからの主人公のフィギュアスケーターとしての成長を見守りたい。

著者プロフィール

愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年『辞めない理由』で作家デビュー。大人気シリーズ作品「書店ガール」は2014年度の静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」を受賞し、翌年「戦う!書店ガール」としてテレビドラマ化され、2016年度吉川英治文庫賞にもノミネートされた。他の著作に「銀盤のトレース」シリーズ、「菜の花食堂のささやかな事件簿」シリーズ、『スケートボーイズ』『1939年のアロハシャツ』『書店員と二つの罪』『駒子さんは出世なんてしたくなかった』『跳べ、栄光のクワド』などがある。

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