放課後はミステリーとともに

著者 :
  • 実業之日本社
3.21
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本棚登録 : 2569
レビュー : 359
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408535845

作品紹介・あらすじ

私立鯉ケ窪学園高等部副部長・霧ケ峰涼の周辺にはなぜか事件が多発する。校舎から消えた泥棒、クラスメ-トと毒入り珈琲一族との関わり、校外学習のUFO騒動-はたして解決できるのか…。

感想・レビュー・書評

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  • 学園ユーモアミステリ。
    元気のいい高校生の一人称で。
    気楽に読めます。

    国立市恋ヶ窪にある私立鯉ヶ窪学園高等部。
    探偵部の副部長の霧ヶ峰涼は、エアコンみたいな名前と言われるのが悩みの種。
    探偵として活躍したいと、何かと謎解きに挑戦するが…?

    「霧ヶ峰涼の屈辱」は、E館と呼ばれる校舎の一角で起きた事件。
    探偵部の顧問になって貰おうと、涼が生物教師を訪ねた所…
    視聴覚教室から怪しい人物が飛び出し、居合わせた生徒がつぎつぎに追ったのだが、校舎を出てみたら姿が消えた?!

    「霧ヶ峰涼の逆襲」は、帰り道に猫に出会い、ついでに物陰に隠れていた取材記者に出くわす。
    人気俳優が女性のいるアパートに入っていったままだというのだ。
    ところが、女性は担架に乗せられて出て行き、その後、俳優は出てこなかった。
    その謎は?

    「霧ヶ峰涼の見えない毒」は、同級生の奈緒子が居候しているお金持ちの家で。
    一家の主人である老人の頭に瓦が当たり、涼が頼まれて屋根を捜索することに。
    瓦は自然に外れたのか?屋根から落ちかけて宙づりになる涼。
    さらに事件が起き、老人は毒殺されかかった。
    解決するのは同級生のほうだったり。

    「霧ヶ峰涼とエックスの悲劇」は、数年ぶりの流星雨があると皆が待っていた夜。
    緑に光る点がエックス山の方角に見え、地学教師の池上先生はUFOマニアなため、大喜びで向かうのに、ついていく涼。
    ところが、畑の真ん中で女性が倒れていた。
    首には絞められた跡…?
    池上先生が警察に連れて行かれてしまう。

    調子のいい文体で、ふざけたお喋りのように進みます。
    読んだ翌日、何も覚えていなくて…
    明るい雰囲気なので、暇つぶしには十分楽しめますよ。

    2003年から書かれた短編を集めた物。
    探偵部の部長らの話からのスピンオフ。
    2011年発行。

  • 片手間に軽ーく読めるラノベミステリーです。
    探偵部の高校生が、学園で起きる日常の謎をすったもんだで解いていく短編集。

    「謎解きは~」もあっさり旬を過ぎてしまったので、お初だったのですが、ちょっと軽すぎるかなぁ。
    まぁまぁ平均点ぐらいには面白いんですが、時々イラッとしたりモヤっとしたり。
    主人公のキャラもわざとらしくて、少々あざとい。
    おそらくターゲットの読み手じゃないんですね、私が。

  • 高校生の霧ケ峰涼は、探偵部副部長として毎回事件に首を突っ込むものの
    その能力は?が付く感じでどちらかというと狂言回しの役回り。
    主人公の名前をはじめとして、名前が駅の名前等ちょっと変わった名前と
    キャラクターが出てきます。
    すっごくつまらない、ということはないけど人に勧めるほど面白くもない。
    解説でも書かれていますが、この本は短編集ですが最初の話から読んだほうがいいです。
    でないと、ネタバレになってしまって最初の話の謎がわかってしまいます。

  • 『お嬢様はあほでいらっしゃいますか?』の台詞が決め手の『謎解きはディナーの後で』の東川さんの作品。

    余りにも人気過ぎて、例の作品が読めないので。。。
    と思って探して見つけたのがこれ。

    短編集なので読みやすい。
    しかも、どんでん返しがちゃんとそれぞれの最後についていて。
    でもって、割とギャグっぽいノリだったりするので、読んでいて楽しい♪

    彼の作品が好きな人は、一読おすすめ。

  • ミステリーなんですが、面白く、とても読みやすいです。

  • まさかの大ブレイク! 世間がやっと東川篤哉に追いついた!! とまで
    言わしめるくらい(ププっw)の超過熱っぷりでもはや
    大人気作家となった東川氏の新作。
    国分寺、恋ケ窪にある高校「鯉ケ窪学園高等部」を舞台にした
    学園ユルユルミステリー。これって前作の「学ばない探偵〜」
    との時系列や絡みってどうなってるの?? 多摩川部長の登場
    がなかったから、年代的にはズレてるんですよね??

    何より恋ケ窪自体は実家の地元故、結構思い入れながら
    読んでしまうこのシリーズですが、今作は東川作品史上
    恐らくナンバー1キャラが探偵として、事件を掻き回して
    くれます。
    ここから先はネタバレ含んだ記載になってしまいますが、
    恐らくこの主人公「霧ヶ峰涼」萌えする僕っ娘ファンは
    ニヤニヤの止まらない作品でしょうw。僕っ娘ワトソンという
    唯一無二の不動キャラの誕生の瞬間ですw。
    売れっ子になってもやっぱり下らないギャグと小ネタは
    相変わらずな微妙なクオリティですので、以前からのファンも
    安心な一冊ですよ。

  • 読みやすいプチミステリーだった。一話目から読む理由が分かった。

  • シンプルに面白くない、と感じてしまった。
    軽い、ユルい。

  • なるほどなるほど、最初っからまずだまされた(笑)。そっちだとはおもわんかったなー。

    主人公のキャラ設定について好き嫌いが分かれるところかもしれないが、そう大きな影響はないか。むしろそれ以上にツッコミどころ満載の登場人物たちが素晴らしいなぁと思う。その上、今回はそうしたキャラに隠された叙述的なトリックが肝になってて、かけ算的なそうきたかーがたくさん。短編なので、短編なりということもあるだろうけど、読み応えは十分ではないだろうか。

  • ①霧ヶ峰
    ②E棟

  • 映像化できないじゃん。
    一度しか使えないネタを掴みに持ってくるのですね。
    先生は無茶だと思います。死んじゃいますよ。
    色々ありますが、元気があってよろしい。

  •  東川さんの作品は、今までに何作か読んだことあるんですけど、私にとっては『微妙』か、『苛付いて最後まで読めない』ていうのばっかで、実はあんまり得意な作家さんではないのです。
     でも、食わず嫌いも何なので、今回はこのシリーズに挑戦してみたわけですが。
     見事に破れました。

     正直、文章が面倒くさい。
     キャラももちろん面倒くさいんだけれど、読むのをやめたくなるほどでもないと思ったの。
     でも、第1話の途中から、何かもうどうでもよくなって、読み飛ばしてオチだけ読みました。
     そして、最終的に2話の途中で断念…。

     何がダメなんだろうなー。

  • 謎解きは〜が自分には合わなかったので、こちらも合わないと思っていたが、それなりに楽しんで読めた。校舎の図?が描いてあったのでわかりやすかった。

  •  短編でさらっと読めるミステリー。
     ぼちぼち面白いのではないでしょうか?ちょっと書き方がくどいのですが、これは作者の作風で好きな人は好きでしょう(私は苦手ですけどね)。

  • 霧ヶ峰涼、はエアコンではなく本作の主人公の名前である。名探偵の名前と名投手の名前は三文字が良い、そのジンクスを信じ、今日も学園の探偵はどこかで謎を解く…

    若干無理があるときもあるとはいえ叙述トリックの仕掛けと、「探偵役がいつも100%正しい推理をして話は大団円にまとまるわけではない」構図が良い。

  • 探偵部シリーズ三作目。連作短編集。一作目は未読。
    二作目と主人公ちがう。霧ヶ峰涼。
    ギャグの印象が強いが、本格ミステリとして仕上がっている作品もある。
    「霧ヶ峰涼の逆襲」は、一般的な心理を逆手に取った大胆なトリックと、二転三転では終わらない結末、どちらも魅力的な傑作。

  • あるアンソロジーで第一話を読んで、続きが気になったので読んでみました。
    一話30pくらいの短編が8話入っています。
    明るいノリで笑える要素が多く、とても読みやすいです。
    池上・石崎両先生と、荒木田くんがすごく好き。
    荒木田くんと主人公くっつけと思いながら読み進めていました。

    8編入ってましたが好きなのは『霧ヶ峰涼の放課後』と『霧ヶ峰涼の屋上秘密』です。
    『~放課後』の方はお気に入りキャラ荒木田くん登場の回で、真犯人が意外でした。
    『~屋上秘密』の方は、突き落としたはずの時間から30分後に落下してきた被害者、という仕掛けが(割とトンデモトリックでしたが)一番ドキドキしました。

    最後の一遍が『~二度目の屈辱』というお話で締められていたのがとても良かった。
    第一話と似たような構成なのに一味違う。最後の石崎先生の一言が効きます。

  • 鯉ヶ窪学園という高校を舞台にした、探偵部副部長の推理劇です。
    1話完結ものが8話あり、事件は起こりますが人は死にません。
    文体も軽く読みやすいし、1話ずつ読めるので、ちょうどよい時間つぶし(というと失礼ですが褒めてます)として最高だと思います。
    笑える要素が盛りだくさんなので、もしかしたら好き嫌いは分かれるかもしれません。
    本格派ミステリという感じではないです。
    かと言って、トリック自体が雑ということもないので、楽しく読めると思います。

  • 2015-118
    なんというかラノベっぽい文体がいまいち好きになれない。

  • 何度も騙されたら悔しい思いをするのは当然で,私もそうです。ところが,この本を読み進めていくと,むしろ騙されたいと思い始めるから不思議です。人の思い込みを見事に逆手に取って,読者を騙すのと同時に楽しませてくれるからなのでしょう。ぜひ一度,騙されたと思って,手に取ってみてはいかがですか。
    *推薦者(工学)M.Y
    *所蔵情報
    https://opac.lib.utsunomiya-u.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00313874&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 謎解きはディナーであとでで有名な東川篤哉さんの本を初めて購入しました。

    霧ヶ峰涼はエアコンではない。
    鯉ヶ窪学園高等部の名探偵である。
    というキャッチフレーズに惹かれたんですが、
    まず主人公が女の子だということに驚きで、一人称が僕ということ。あぁ、僕っこ女の子ね。
    そこでまずテンションが下がってしまって。

    あとユーモア溢れる会話、個性的なキャラクターとありますが、なるほどついていけませんでした。

    しかしこのシリーズものまとめて買ってしまったんですよね。考えることなくさらっとは読めます。
    しかし有名な東川篤哉さんの本。あと2冊で印象は変わるかとしれません。期待をこめて読んでみます。

  • ディナーの後でより読みやすい。テンポが良く、人が死なないからね。

  • 主人公は霧ヶ峰涼というまるでエアコンのような名前を持つ高校生。ドラマをちらっと見たことがあるので“僕”が女の子であることはわかっていたのでちょっと残念。いつものような軽いノリで読める学園ミステリー。事件の掘り下げがないから最初はびっくりした。装画は前の野球部員の方がいいなぁ。涼ちゃん表紙でネタバレしちゃってるよ、これじゃ!2012/631

  • 霧ヶ峰涼、騙されましたわ~。「謎解き~」同様、軽いタッチで読みやすく、更に学園物だから殺人事件がらみの複雑なトリックなどもなく、純粋に楽しめる。

  • 読み易いの一言です。

    失礼かもしれないが、あまり頭を使いたくない時の読書にもってこいです(笑)

  • ティーンにうけそうなのでドラマ化あるかな?
    <追記>すでにドラマ化していたのですね!情報ありがとうございます。

    • のこさん
      ドラマ化されてますよ。
      ドラマ化されてますよ。
      2015/03/16
  • テンポ良く進むストーリー、短くまとめられた文章。
    非常に、ティーンズ向けだなぁという直感的な印象。

    難しいトリックではない、でも真実を知ると驚かされる。
    軽い気持ちで読める作品でした。

  • 正直なにが面白いのかさっぱりわからない本だった。

  • 本屋大賞を受賞したベストセラー「謎解きはディナーの後で」(未読)の次に出た本で少しは期待していたのですが・・・女子高生探偵が学園で起こる事件を解決するのだが、正直指して面白いとも思えない。キャラは作ってあるのだが今ひとつ魅力が感じられず、トリック?も特に面白いものではなかった。受賞作の方が少しはましなのだろうか?

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著者プロフィール

作家

「2018年 『世にもふしぎな動物園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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