刀伊入寇 - 藤原隆家の闘い

著者 : 葉室麟
  • 実業之日本社 (2011年6月16日発売)
3.20
  • (3)
  • (9)
  • (21)
  • (7)
  • (0)
  • 本棚登録 :100
  • レビュー :20
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408535890

刀伊入寇 - 藤原隆家の闘いの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 平安時代の貴族の藤原隆家の物語。

    葉室さんが主人公として取り上げる歴史上の人物は、自分の不勉強かもしれないが、
    これまでドラマや小説でほとんど扱われなかった人たちだと思われ、意表を突かれる。
    本小説は、大鏡や枕草子を読んでいる人ぐらいしかわからない藤原隆家を、
    これまた日本史でもちょっとしか触れられていない刀伊の入寇をメインイベントにして描かれている。
    なぜか葉室さんの歴史小説は、時代小説ほどはワクワクしないのが残念ですが、
    創作部分はともかく、お勉強にはなります。

  • 平安時代のお話。
    なんだろう?
    乙黒がかっこいいな、と。

  • 2015.12.12.読了

    藤原隆家 かっこいい!

  • 藤原隆家は爛熟した平安貴族文化の時代に気骨の貴族やったと言われとります。刀伊入冦は約250年後の元寇ほど有名な事件やないけど(私も最近まで知りませんでした)日本史を揺るがす大事件であったはずです。小説では隆家は刀伊が来ることをあらかじめ予測していたことにしとりますが、私は偶然だったと思うんですね。この危機に隆家という逸材が太宰府の権帥だったことに歴史の面白味を感じるのです。絶好の舞台に絶好の役者を配し、あの「蜩の記」の葉室麟がどんな小説にするのかととっても楽しみにしてたのに。清少納言や紫式部の枕や源氏の散りばめ方も取って付けたようやし、道長の描き方も浅いし、何より刀伊の人間たちに厚みがおへん。幻術妖術の世界に行ったらあかんと思うけどなぁ。

  • 道長に屈しないところや、公卿ながら"さがな者"(=荒くれ者)として戦う道隆に、魅力がある。
    平安時代というと、都の権力争いが中心になりがちだが、その陰に、外敵との戦いもあったのだ、と改めて認識する。
    有名な人物やエピソードを絡めていたのも、楽しかった。

  • 理知で流石だなと思ったのはこの一節
    定子からの手紙 ―  手紙に包まれた山吹の花とともに一言、「いはで思ふぞ」
    そしてその思いを知った清少納言は返歌に
    「心には下ゆく水のわきかへり言はで思ふぞ言ふにまされる」
    粋だね!切ないね
    平安時代のスターが総出でどーんよ盛り上がっていくが
    終盤は・・・・

  • 中関白家・藤原隆家を主人公にすえた小説というのは珍しい…ということで。

    この辺りの歴史を知りたいなら読むのもありかも。

  • 葉室さんにしてはあっさりしたお話で、あんまり心に響かなかった。
    けれど話自体は読みやすいし、隆家は魅力的な人物だった。これを機に、平安時代が舞台の小説を他にも読んでみようと思う。

  • 藤原隆家の生涯
    平安王朝の女流文学の雄(清少納言・紫式部)なども登場。
    テンポのいいタッチで描かれる政争などの駆け引きも興味深い。

全20件中 1 - 10件を表示

刀伊入寇 - 藤原隆家の闘いのその他の作品

葉室麟の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする