東尋坊マジック

  • 実業之日本社 (2011年8月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784408535906

みんなの感想まとめ

海岸線での殺人事件を題材にした本作は、素人探偵水乃サトルが真相を解明する過程が描かれています。特に、東尋坊と大阪で発生した同一の銃による事件を絡めたトリックは、読者にとって興味深い要素となっており、鮮...

感想・レビュー・書評

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  • 自殺の名所、東尋坊と大阪の2つの事件に使われた銃をめぐる、トラベル&アリバイもの。辛口になるけど、島田荘司を読んだ後だからか、トリックも事件の展開も動機も何もかも物足りない。取ってつけたような殺人鬼の登場と退場、最終章で突然出てくるアリバイ対策も、小説の構成として面白味にかけていると感じた。

  • サトルもの。今年東尋坊に行って来たので、なおさら興味深く読めた。
    この人はいつもながら、トリックが複雑でないのが良い。
    拳銃の銃身ごと変えてしまうなどの発想は初めて。それでアリバイ工作が
    出来る。その説明もウーン。

  • 海岸線で起きた殺人事件の真相に迫っていく作品だが、構成はともかく今ひとつといったところ。
    トリックには面白みを感じたものの、他の部分にはなるほど! という納得感がなかった。

  • 東尋坊と大阪で同じ銃で起きた殺人事件。そのアリバイとトリックを素人探偵水乃サトルが鮮やかに暴く

  • しばらく好んで読んでいた作家さんとは明らかに違うんだけどどこがどうと言えないもどかしさwもしかしてトリック解明かなあ...

  • かの有名な、「東尋坊」と言えば…、
    2時間サスペンスドラマのド定番で…、
    何人もの犯人が捕まってまふが(笑)…、
    意外と、東尋坊を舞台にしたミステリー小説って、
    あんまり、見かけないんですよね~。

    ってことで…、本作品は、タイトル買いでした…。

    でも…、トリックは短絡的で、押し切った感じ…。
    特異な主人公キャラも、
    最近のライトミステリーと比べると、見劣るし…。
    2つの事件が同時進行していますが、
    関連性もないし、1つ1つの事件に深みもなぃ…。
    正直…、ちょっとガッカリでした…。

    どぅせなら、
    「冥妖星女性連続殺人事件」1本に絞りこんで、
    真犯人の心理やトリックをしっかりと深堀りして、
    多少ハードボイルド・テイストで画いてみた方が、
    軽めの主人公キャラも程よく活かすこともできて、
    面白ぃミステリー小説になったんじゃないかな~。

    それだと…、東尋坊が出てこないけどね…f(^_^;)

  • 「イケメンにして博学、そしてやんちゃな名探偵」の帯に惹かれ図書館で借りました。

    2つの事件が交錯する
    長編でしたがさっくり読めました

    犯人はまさかでした。

  • ツアーの下見に来た水乃紗杜瑠と美並由加理は、目の前で人が撃たれて東尋坊に落ちる現場に遭遇してしまう。しかし、迅速な対応をした紗杜瑠は反って不審をかい警察に拘束されてしまう。別事件で出先から連絡をくれた馬田刑事に紗杜瑠たちは身元引受人になってもらうが、条件をだされてしまう。今抱えている事件を解決するために知恵をかしてほしいと。そしてその事件は冥妖星と呼ばれ、連続殺人を犯している犯人を捕まえることだった。紗杜瑠と由加理たちは冥妖星事件と東尋坊の事件に身を置く羽目になってしまう。__傍目から見て頭脳明晰、ハンサムな紗杜瑠だが、突拍子もない言動や行動に周りの人たちは驚かされるばかりなのに、なぜか許してしまうキャラクター。知識の多さや多趣味が事件解決の糸口になっているのは言うまでもない。もし、このような人がいたらきっと犯罪を犯すのを躊躇するにちがいない。うん、絶対にそう思う。

  • 水乃サトルシリーズ。「断崖ツアー」……楽しそうではありますが。ツアーが終わった頃に参加者が減っていたりしないんだろうか、と気になります(笑)。
    それはさておき。東尋坊で起こった殺人事件と、長年続く連続殺人事件の謎。どっちも魅力的な事件ですが、やはり「冥妖星事件」の謎は圧巻だなあ。猟奇事件のプロファイル要素から、狙って仕掛けられたミスリードにやられちゃうところから、しっかり楽しめました。「7歳の犯罪」にはびっくり。そういうことか!
    事件が解決した後、ラストのあれにもびっくりー! シリーズとしての新展開があるのかな?

  • 表紙がどう見ても火サス。

    題名からわかるように。水乃サトルシリーズです。
    不思議シリーズ彼のシリーズだったとは知りませんでした。

    二つの殺人事件を追っていたらいつの間にか解決していた。
    という印象。
    警察の人々がサトルに感化されどんどん無茶をするのがなぜかほほえましいと思うのはなぜだろうか。
    蘊蓄ものでもあるはずなのにそうも思えないのは主人公のせいなのか。

    しかし、あの終わり方は最終巻ぽいですがどうなんだろう。

  • 久しぶりの水乃サトルくんでした。
    多芸多才、お調子者だけど、超イケメン。
    このキャラクターもっと話題になってもいいかと思うのですが、何しろあまりにお久しぶりで。
    私はこのシリーズ(と言っていいのか悪いのか?)好きです。
    こんかいもまた、練りに練ったストーリーありがとうございました。

  • 本屋さんで帯の煽り文句にひかれて、図書館でかりたけれど、あおりすぎな感じ。トリックはきらいじゃないけれど、主人公のキャラが苦手かな。。。

  • どんな話しだろうとミステリーにする。
    二階堂さんのこのシリーズもトラベルミステリフウミながらなかなか面白い。

  • ★あらすじ
    新企画の調査で東尋坊を訪れたサトルと由加里(一応旅行代理店の社員)は、そこで銃による殺人事件に遭遇してしまう。
    例によって挙動不審者として警察に拘束されたサトルを、大学の先輩である警視庁の刑事・馬田が例によって救出する。
    馬田は、救出したお礼というかついでに、サトルに連続殺人事件の調査を依頼する。
    その事件は20年も前から4年おきに続いている、若い女性ばかりを狙った連続殺人事件で、「冥妖星」事件と呼ばれていた。
    また、東尋坊の方も容疑者は見つかったものの、それなりのアリバイがあり、しかも同じ銃を使った事件が、半日ほど後に大阪でおきる。

    ★感想
    東尋坊の方は、二重のアリバイトリックもの! 
    これほど謎の解明にカタルシスを得られた本格は久々だわ(≧∇≦)
    移動のアリバイトリックについては、途中で見当がつきましたが、銃の方は知識不足もあるんだろうけど、全然わからなかったわー。
    でも、そう言われれば途中のサトルの思考過程で、それとなくヒントがほのめかされていたような気が。
    移動トリックの方もちゃんとヒントがあったし、そのヘン、二階堂さんはすんごくフェアだよね~。

    冥妖星の方は、犯人当てです。
    動機にイマイチ無理があるかなーとか思わないこともないけど、無いこともないかなーとも思います。
    ドキドキ感は、猟奇的な分と、犯人追いなので、こっちの事件の方が上。
    カーチェイスまであるし!

    そしてラスト!
    いいのか由加里ちゃん!?
    早まるな、今ならまだ引き返せるぞ!!w

  • 水乃サトルシリーズの長編です。サトルの雰囲気とか前から好きでした。今回はシリアルキラーと、東尋坊の事件が交差していくお話です。なき砂海岸とか結構在るんですね。最後に新展開か?

  • お疲れさまですということで☆4つ。

    にしても、何回かビックリして、噎せましたが。

    トリックとメインストーリーは、ほうほうと。車で日本海沿岸を爆走するのは大変だっただろうなぁとか。


    それにしてもラスト は、ビックリ。

    トリックより最後一行にビックリ。

    サトルさんが……。

    死亡フラグでなければいいけど。

  • 水乃サトル・シリーズ

    東尋坊にやってきたサトルと由加里。由加里の目の前で射殺された髭の男。トレンチコートを着た犯人に突き飛ばされた由加里。サトルが拾った薬莢。容疑者として逮捕されたサトル。捜査のため京都にいた馬田警部補との取引。連続殺人犯「冥妖星」の正体を探る。1976年から4年ごとの閏年の閏日に殺人を繰り返す「冥妖星」。監禁され殺害される被害者。被害者にされる珊瑚の指輪。福井県警が見つけ出した容疑者・黒塚と秋田。秋田が捨てた犯行に使われたマカロフ。東尋坊事件と同日に同じマカロフで殺害された大阪の弁護士・野末。東尋坊事件の被害者・岩山正三の妻・日奈子。日奈子が過去に行った擬装結婚から交換殺人も視野にいれるサトル。日奈子の偽装結婚の被害者・高須。高須の家を調べたサトルが抱いた疑惑。高須家の土蔵の放火。妻に駆け落ちされた高須の父親の秘密。マカロフの旋条痕に隠された秘密。

     2011年9月17日読了

  • 2011/09/01読了

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著者プロフィール

1959年7月19日、東京都生まれ。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。1990年に第一回鮎川哲也賞で「吸血の家」が佳作入選。92年に書下ろし長編『地獄の奇術師』を講談社より上梓し、作家デビューを果たす。江戸川乱歩やJ・D・カー、横溝正史の作品を現代に再現したような作風は推理界の注目を大いに集め、全四部作の大長編『人狼城の恐怖』(1996〜99年。講談社ノベルス)では「1999年版本格ミステリ・ベスト10」第一位を獲得。アンソロジー編纂や新進作家の育成にも力を注ぎ、2000年代は合作ミステリの企画も多数行った。SFの分野にも精通し、『宇宙捜査艦《ギガンテス》』(2002年。徳間デュアル文庫)や『アイアン・レディ』(2015年。原書房)などの著書がある。近年は手塚治虫研究者として傑作選編纂や評伝「僕らが愛した手塚治虫」シリーズの刊行に力を入れている。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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