任侠病院

  • 実業之日本社 (2011年10月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (372ページ) / ISBN・EAN: 9784408535944

みんなの感想まとめ

テーマは、困難な状況を乗り越える力と人間の成長です。シリーズの第三弾では、舞台を病院に移し、阿岐本のオヤジが人々に前向きなきっかけを与える姿が描かれています。彼の存在は、周囲の人々が変わるための触媒と...

感想・レビュー・書評

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  • 前作に続いて「舞台を病院に変えただけやないかーい!」というね
    でもいいんです!
    それでも面白いからいいんです

    阿岐本のオヤジは実はいつもあんまり具体的なことはしていません(あ、悪者退治してるわw)
    それでも出版社や学校や病院の立て直しに次々と成功していきます
    なぜか?そこにいる人々が前向きになっているからです
    オヤジはきっかけを与えているにすぎないですがそのきっかけが大きいのです
    人はきっかけがあれば変われるのです
    そして不可能だと思ったことでも前向きにそしてみんなで協力すればできる事も多いのです

    そしてシリーズ3作目にて気付きました
    このシリーズは今野敏さんの応援歌なのではないか?と
    困難な状況の中で諦めてしまった人、諦めずになんとか踏ん張ろうとしている人そんな人たちに向けた応援歌なのではないか

    阿岐本のおやじとは実は今野敏さんそのものじゃないか
    そして病院の院長や医師、看護師たちそして事務員たち
    何より高い志を持ちながら変わってしまった変わらざるを得なかった事務長の朝顔こそ読者(私たち)なのではないか?
    だからこのシリーズは今野敏さんが私たちに向けてまだ諦めるな笑って前向きに立ち向かえば道は開けるんだと歌っているように思うのです

  • ヤクザは、交渉の達人だ。一般には、暴力をちらつかせて脅しをかけるだけだと思われがちだが、一つの話をまとめようとするとき、ヤクザほど事前に下調べをする者はいない。
    綿密な調査の上で、相手の弱みをついていく。大きな話をまとめるには、情報の収集に加えて決断力が必要だ。そして、人を動かすための人望。それらをひっくるめて、人の器と言う。
    阿岐本は、器の大きな人間だ。

  • 今回は潰れかけた病院の建て直し
    『任侠書房』『任侠学園』に続く第三弾

    何となく先は読めるが職業が違うので
    建て直しの方法に関心した。なるほど!と思ったり、クスッと笑ったり
    阿岐本組のヤクザだけど
    任侠でそれぞれの個性的で全員好き。
    又続編を読みます!

  • 4.6
    最近ちょっと忙しくて、読書ペースが落ちてます。
    今回、出張があり、移動中に読もうと思い持ち出しました。
    面白くて1日で読んでしまいました。
    ちょっと読む順番が違ってて学校編を読んでから読むべきでしたが、内容としては問題になるほど繋がりは無いと思われ大丈夫でした。
    今度は病院経営に乗り出す組長ですが、相変わらずの素晴らしい手腕で問題を解決します。
    傍目には頑張ってる感じも出さずに、のらりくらりとやっているように見えて実はしっかりみてる?天性?
    代貸の日村は心配性で、これで極道やれんのか?という性格ですが、まぁ自分の感覚に近く私も一緒に組長の発想に振り回されます笑
    このシリーズは映画化もされたようで、そちらも楽しみです。
    阿岐本組長長生きしてね(≧▽≦)ゞ

    • やまさん
      リュウ シャオロンさん
      こんばんは。
      風の市兵衛は、すごく好きな本です。
      何が好きかと言へば、市兵衛の人柄が一番です。

      辻堂魁さ...
      リュウ シャオロンさん
      こんばんは。
      風の市兵衛は、すごく好きな本です。
      何が好きかと言へば、市兵衛の人柄が一番です。

      辻堂魁さんの本は、2016.08.14に『はぐれ烏 日暮し同心始末帖「新装版」[1] 祥伝社文庫 2016.04発行』を読んでから一気にファンになって、著書を読んで行ったと思います。
      ただ、当時は、まだ本の字が小さくて読める本が限られていました。
      風の市兵衛シリーズも字が小さくて2016.11.26に『風の市兵衛 [1] 祥伝社文庫 2010.03発行』を何とか読んだ後、いっきに2017.01.03に『科野秘帖 風の市兵衛 14 祥伝社文庫 2014.12発行』を読みました。
      それ以後の風の市兵衛は、全て読んでいますが、字が小さくて2巻~13巻は、読んでいません。
      14巻からは、読める字に大きさになっています。

      やま
      2019/12/06
  • 遅読の私が1日で読み終えてしまった!
    面白かった!

    今野敏氏の著書は隠蔽捜査シリーズだけを愛読してきた。
    ブクログのレビューをちょこちょこと拝見すると、今野敏氏は隠蔽捜査シリーズが1番面白く、裏を返せばそれ以外はいまいちっぽいのかな?というようなことを、なんとなく感じていた。

    警察ものシリーズばかりでなく、任侠シリーズがあることもまた、ブクログのお陰で知った。
    シリーズ最新巻は図書館で何人か待ちだが、すぐに借りることのできた2冊を借りてきた。
    発行年の旧いものから2冊借りてきたのだが、本書を読み始めたら、しまった!順番を間違えたと気づく。
    もう1冊借りてきた「任侠学園」の方が発行年が先だったのに間違えたというだけでなく、よくよく調べ直すと「任侠書房」が(たぶんシリーズ化により)改題されて発行年が3番目になっているけれども、実は「任侠書房」を最初に読むべきだということもわかった。

    しかし、そのまま本書を読み続けて最初の1冊となったが、全く問題なかった。
    というわけで順番は無視して、次は今手元にある「任侠学園」を読もう。
    (ちなみに、隠蔽捜査シリーズは絶対に順番通りに読まないとダメなやつだと私は思う)

    全く本書のレビューになっていないな…

  • <適>
    最初にひょんなことから『任侠シネマ』を読んだ。そうしたらそれがシリーズもの最新刊第5冊目だということが分かって慌てて少し調べて、よっしゃこの『任侠病院』がすべての始まりだ!と勝手に思い込んで入手し読んでたらなんとシリーズ第三弾だと分かって唖然w。

    それで真剣に更に詳しく調べるとのっけは『任侠書房』で次が『任侠学園』そして本書を挟んで『任侠銭湯』が第四弾らしい。しかしまあ途中から読んでも全然面白いな(この場合は「全然面白いな」などと使ってはいけなくて「問題なく面白いな」であろう)

    そして僕にしては珍しく「感想」を書きます。この物語はとてもとても暖かいのだと思います。こんなに暖かい物語を書ける今野敏って凄い!(お前やっと今頃きづいたのかよ,と廻りに言われてしょげる。すまなかったw)

  • 本当にこんな平和的に解決するものだろうか?任侠の世界は分からないが、仮にビジネスでもこんなに簡単にはいかないだろうと思ってしまった。

  • 日夜戦っている医療従事者の皆さん、ありがとうございます。
    理想でも、現実離れでもいいんじゃないかと思う。
    本当にこんな志を持った人たちがいると、信じたい。

  • 仕事にプロ意識を持てば、大抵のことは乗り越えられる!

  • 病院の立て直しと暴力団追放をどう乗り切るか?

    相変わらず面白いな〜

  • おもしろかったです。難しいことは抜きにして、楽しめました。でもヤクザの世界だから、もっと過激なことをしてくれたらもっとおもしろかったかなと思いました。

  • 今度の仕事は、病院の経営改善。

    今までの場合は、そこで働いている人達のやる気がなかったりしていたのですが、今回の経営悪化の原因は、病院清掃など、病院の外注の仕事をしている会社というのか、そこが原因。

    しかもその会社のバックには、とんでもない団体が関与していると言う。

    頭を抱える日村に、苦労性だなぁと、親分。

    これをどう乗り越えるのか?

    最後に、組に出入りし始めた高校生から「おじさん達は悪いことしているように見えない」と言われた時、確かに、普通の人の方が悪く見える時があるぐらい、この組の人達は、いい人たちだと思いました。

  • 「任侠」シリーズ第三弾。

  • 任侠シリーズ3作目。

    またまた、親分の悪い癖が発症して、今度は病院の立て直し。
    巻き込まれる代貸は可哀想だが、短期間で病院の雰囲気を良くし、医者と事務方の結束力を高めるのは流石。

    さくっと気持ち良く読めるので、好きなシリーズ。

  • 任侠シリーズ第三弾。第三弾も読みやすく一気読み。今回は、阿岐本組長の出番も多くほぼ組長さんがいいとこ取りだったかも。日村さんはオロオロしてただけ?(笑)でも今回は昔盃を交わしてたオチじゃなくって良かった(笑)

  • ヤクザが病院を立て直す!?
    一風変わった組長と、振り回される組員たち。
    テンポが良くて、面白い。
    暴力団ではなく、任侠の男たち。
    彼らがしたのは、ほとんどが、ヤクザでなくてもできること。
    それが、病院を変えていく。
    痛快だった。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-76d3.html

  • 任侠シリーズ第3弾!!
    「とせい」・「任侠学園」が先に出てるみたいですが、知らずにこの「任侠病院」から読んでしまいました(^ -^;)
    でも、任侠なんだけどほのぼのした感じで面白かった♪
    東京下町のちっぽけな阿岐本組組長の酔狂な病院再建計画に、主人公の日村が振り回されている姿が、本を読み進んでいくうちに、何度も想像できて、ニマニマしちゃいました(笑)
    期待以上に面白かったので、★は4つです♪

  • 「今野敏」+「任侠」ということで、かなりのハードボイルドを想像しながら手に取ったが、ものすご〜く読みやすく、軽く読めてしまった。
    登場人物たちはヤクザだがやっていることはかなり慈善事業。
    真っ当すぎる手法で病院経営の立て直しが行われる。
    すごく真っ当!

  • 面白かった。コメディの中にも、義理や人情がある。ほのぼのとしました。

  • 面白かったです。ヤクザが潰れかけの病院を救う話でした。経営不振の裏には別のヤクザが関わっていて、最後にはヤクザ同士の対立になりました。ヤクザの仁義や戦い方、特に組長の洞察力や着物座り方が呼んでいて面白かったです。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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