- 実業之日本社 (2013年8月8日発売)
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感想 : 47件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784408536293
みんなの感想まとめ
厳しい時代背景の中で、青春を謳歌する女学生たちの姿を描いた物語は、読者に深い感動を与えます。戦時中の日本、特に昭和18年の夏を舞台に、14、15歳の少女たちが直面する困難を通じて、彼女たちの友情や日常...
感想・レビュー・書評
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戦時中の女学生が主人公。
どんな時代でも仲良しはキャピキャピしているのかもしれないなぁ。
厳しい時代でも自分たちの楽しみを見つけ出しているところが素敵。 -
こういう時代があったことを忘れてはいけない。
お腹いっぱいごはんを食べられて、好きな洋服を着ることのできる今。当たり前じゃないんだなって強く思いました。 -
昭和18年、4人の女学生の物語。生活が逼迫する中、思いがけず手に入った布地で4人はブラウスを縫いはじめる。おしゃれが好きで、笑いあう――そんな仲良し4人組にも、やがて戦争の暗い影が忍び寄り…。
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2020.10.08
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H29/6/18
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なんかじわじわ来た。 本当に「戦争なんて」という気持ちになる。 当たり前だった日常が少しずつ崩れ落ちていき、自分の気持ちの在り方さえわからなくなる様子が切なくなる。 決して非国民なんかではなく、当たり前の感情だと思った。
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B29が本土爆撃を開始した昭和18年夏、その緊迫した情勢のなかで闇物資の布でブラウスを仕立て戦後のファッションシーンを夢見てはしゃぐ少女たちには違和感を抱くところなのだが…
しかし思い起こしてみれば我が国では直接戦闘は行われておらず主要都市は焦土と化したものの男達が出征して行くことでしか戦争を実感できない地域が殆んどであったのは間違いない事実。
つまりこの長閑に見える少女たちもひめゆり部隊の悲劇の少女たちも実は同じ時代に生きた少女たちなのである。
中三の教科書に載ったそうだがこの新しい戦争の描き方に挑んだあさのさんの想いをきっと感じ取ってくれる若い感性があることを信じたい -
2016.7.22読了。今年からの三省堂の国語の教科書に一部が載っているから読んでみた。心理や時代が読みやすく語られている。でも、最後がなんか唐突に終わったような印象。戦後をたくさん書いてほしいというわけではないが。茨木のり子さんの詩「わたしが一番うつくしかったとき」を思い出した。
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あさのあつこ2冊目。表紙の感じがよくて借りてみた本。終戦直後の少女たちの物語。何年昔だろうと、少女という人たちの瑞々しいきらめきが感じられるのはなぜだろうと思いながら読んだ。ワンピースをドキドキしながら作る描写に胸が締め付けられた。前回読んだ「あした吹く風」より面白かった。
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戦争中の普通の女の子4人の、日常。
じわじわと訴えてくる。 -
23/133
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読むんじゃなかった。戦争ものは救いがない。
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あさのあつこだけに読みやすかった。
戦争を実際に体験した世代が亡くなりつつあり、この頃は第二世代が書くようになったため、生々しさは薄らいできた。
この本の主人公の子どもにあたるくらいの50代後半あたりの作家が、戦争体験の風化を恐れて、今の子どもも共感できる戦争ものを書こうと努力していることを素直に評価したい。朽木祥もそう。
朽木祥より読み易い文章なので、より今の子どもに勧めやすい。
実際に体験した人が読めば、甘いのかもしれないが、あさのあつこというネームバリューのある人が書くことに大きな意味があると思う。
内容はおしゃれに興味のある女の子は、すごく共感できると思うが、女の子もいろいろだし、男の子はこれを読んでも女子のよろこびが今一つ分からないかもしれない。
そういう意味では、朽木祥の方が性別を問わず、いいかもしれない。 -
戦争物はあまり食指が伸びなかったところを
あさのあつこさんならと読んでみる。
時代物なら読むのに戦争物を読まないのは
戦争が実際あって
(時代物も実のことではあるんだけど)
その時代を現役で生きてきた人達が
近くにいるからなんとなく避けてきたんだと思う。
実際読んでみて小説だとわかっているけど
いたたまれない。
小説なんだけれど、うちのおばあちゃんも
もしかしたらこんな思いで
あの時代を生きていたのではないのか。
三芙美、和美、詠子、則子の
友情がまぶしく胸にしみる。
ブラウス一枚に夢をのせて生きていた
大和乙女たちを今の日本乙女たちはどう思うのか?
現10代20代の人たちにも
ぜひ読んでもらいたい。 -
戦争中の仲良し四人組の物語です。食べることすら満足に出来ない時代に未来を語り、笑いあいおしゃれを楽しみたい気持ちを持った少女たちはキラキラしています。外に来ていけない自分たちの作ったブラウスを宝物にしている姿は胸が痛みます。当たり前の日常がこんなに幸せか考えさせられます。
【加古川市立加古川図書館】 -
昭和18年初夏。太平洋戦争が舞台。笑うことも、綺麗は服を着ることも憚られるという時代の中、それでも未来を夢見る女学校の仲良し4人組がいました。時代に翻弄されながらも懸命に生きる彼女たちの姿が、とても印象的な作品です。戦争が奪うものとは?深く考えされられます。
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戦中の女子学生4人の話。 最後は切ない
著者プロフィール
あさのあつこの作品
