牛丼愛

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 80
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408536378

作品紹介・あらすじ

時給はいいけど、仕事はキツイ。ここで働く若者たちが、抱える事情はさまざまで…傑作牛丼屋エンタテインメント!

感想・レビュー・書評

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  • 最初、ちょっと不安でしたよ。
    私の嫌いなタイプの女が二人でてきて、嫌いな感じの展開になっていって。しかも二章は次々と登場人物がつながって行って、いったいどうなるんだ、どういう風に収まるんだ?と。
    それがラストに「こう来たかっ!」と思わずニヤリ。
    狭い範囲の狭い人間関係の中で人って生きているんだな、と思いました。みんな何かしらどこかしらでつながっていて。そのつながりが回りまわって自分の人生を作りあげている。
    ヒトの縁って大切にしなきゃ。

    そして、「お仕事小説」としてもとても面白かったです。
    自分の好きなものをお客様に気持ちよく食べてもらう。これって食べると読むを入れ替えたらそのまま私自身にも当てはまるわけで。
    そういう意味でもとても身近に感じられる元気がでる一冊。
    そして「、牛丼食べたいっっっす!!!

  • 小野寺史宜さんの「牛丼愛」、2014.1発行です。みつばの郵便屋さんシリーズとは違うテイスト、牛丼屋が舞台で、店長、店員、お客の様々な人間模様、特に人間の負の側面も描き、ちょっとビターな味わいも。でも、「負」を描きながらも、こうあってはならないと読者にさりげなく教示してるのは、やはり小野寺さんの作風だと思います(^-^)バイト店員で、デブだけど仕事ぴか一の日和(ひより)21歳とグズだけど心ぴか一の準一20歳、間違いなくこの作品の主役だと思います!

  • ぐるぐるした視点がよかったな。
    牛丼くいに行ってしまいました。

  • 風変わりな本だった。牛丼屋を舞台にアルバイター、店長、お客にまつわるエピソードがつながっている。

  • ほっこりして、イイ話。。
    全部繋がって気持ちいい。

  • まじめな理系女子学生の働きぶりが印象深かった。

  • 面白かったです。
    牛丼屋さん、行ったことないなぁ…

  • 牛丼店に勤める人達の人間関係。

    主婦やフリーターや大学生など多種多様な人がアルバイトとして雇われているお店。
    仕事に関するモチベーションや仕事に対する姿勢がそれぞれ違っていて、どこのお店でもありそうなことがリアルに書かれている。

    全体的に読みやすい。
    3話すべてがつながっているので再読しても楽しめる。

  • 三話有って、三話目で繋がりました。最後、前を向いて終わったから良かった。

  • 都市近郊の駅からほど近いロードサイドの牛丼屋さん 。そういう設定を考えると、ものすごく多様な人たちが、その牛丼屋さんに関わっているかもしれないと思われる。

    そして、その人たちは、当たり前だけどその牛丼屋さんを接点として繋がっている。

    そこに目をつけた作者が織りなす、ものすごく複雑で、多様な人達の物語。

    だから、すべてのエピソードは、どこにでもありそうな物語。それがきめ細かく織り込まれている。
    何てことは無いけど、面白かった。

    昔、自分が某ファストフード店でアルバイトしてた頃も、こんな人間模様があったのかもしれないなぁと、ぼーっとし学生時代に思いを馳せた。

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著者プロフィール

小野寺 史宜(おのでら ふみのり)
1968年千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞してデビュー。2008年『ROCKER』で第3回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。2018年、『ひと』で「本の雑誌が選ぶ上半期ベストテン」2位。
著書に「みつばの郵便屋さん」シリーズ、『カニザノビー』『牛丼愛 ビーフボウル・ラヴ』『ホケツ!』『ひりつく夜の音』『太郎とさくら』『本日も教官なり』『リカバリー』などがある。本作は『その愛の程度』『近いはずの人』に続く「夫婦三部作」のラストを飾る作品である。

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