- 実業之日本社 (2014年7月10日発売)
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感想 : 50件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784408536477
みんなの感想まとめ
多様な背景を持つ五人の女性が、八王子で芸者としての人生を歩む姿を描いた物語は、笑いや涙に満ちています。それぞれのキャラクターが抱える過去や現在の葛藤を通じて、彼女たちの明るく前向きな生き様が伝わってき...
感想・レビュー・書評
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冒頭───
「本日は皆様、大変、お疲れ様でしたぁ」
襖の向こうから女性の声が聞こえてきた。従妹のデコだ。今回のツアーのバスガイドなのだ。
これ、あたしが企画を立てたのよ。順路も考えて、あちこち手配したのもぜんぶ、あたしなんだからね。スゴイでしょ。
デコ本人から杉浦晴子は聞かされた。たしかにスゴイと思う。でもそれを自分で自慢げにしゃべり、しまいにはスゴイでしょと同意を求めるところはスゴクない。ひととしての器の小ささを物語っている。でもそれでこそデコなわけで、そこが晴子は好きだった。
さすがデコさん、あたしの従妹だけあるよ。
山本幸久作品は目の付け所が面白い。
八王子で芸者として働く五人衆の物語など、私などには考えようにも考えつかない。
それぞれ訳アリで芸者になった女性五人。上は45才から下は19才まで。以前の職業は、看護師、丸の内OL.キャバクラ嬢、女子プロレスラー、高校生と様々だ。
彼女たちは、過去を引きずりながらも、現在の人生をそれなりに堪能している。
まさにリア充だ。
そんな彼女たちに訪れる色々な出来事。
困難な壁も容易く、明るく、前向きに乗り越えていく。
この過程がユーモアとペーソスに溢れ、楽しい。
山本さんは、こういうのを書かせると独特のセンスがある。
最後まで楽しく読ませてもらいました。
このキャラは愉快なので、ぜひ、続編を期待しています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作品間リンク------------------------------------------
「ある日、アヒルバス」デコ
「展覧会いまだ準備中」館長
「パパは今日、運動会」カキツバタ文具
「店長がいっぱい」 -
この手の作品は「お仕事小説」って言うらしい。
日経水曜日夕刊書評に載っていた作品。これが紹介されていたわけではなく「ハケンアニメ!」のレビューの中に「お仕事小説」はどれも傑作ぞろい、「舟を編む」「あぽやん」と並んで「芸者でGO!」も一括り。そうなの?傑作なの?
読んでみたら、なるほど面白い。芸者と言えば京都なのか?と思ったら同じ会話が本作品にも載っている。「バカ、京都は舞妓だろ!」そうです、その通りですね。
んで八王子の置屋に在籍する芸者さんのお話。
彼氏に振られた腹いせにいきなり芸者になった元女子高生、健康志向が強い元女子プロレスラー、元OLだが謎の多い芸者、元キャバクラ嬢、高校生の息子がいる元看護士芸者、とバラエティ豊かな面々。各章毎に主人公を変えて、それぞれの視点で芸者を語る。就職第1志望に芸者を選ぶ訳もなく(いるのかな?いたらゴメンナサイ)
それぞれの事情で芸者になった彼女たちを暖かい目線で見つめている暖かい話が多い。ちょっと有川浩を彷彿させる。
元キャバクラ嬢の未以だけお話が未完で続編あり、の前提なのかな?
でも面白かったよ、確かに傑作、続編読みたい! -
切ない!切なすぎる(ノД`)・゜・。
ポップな表紙とタイトルに似合わずしんみり。いや、半分はちょっと希望も見えるのだけど〆がなんとも……
みんなに幸あれ。
前の職場が八王子駅近くだったので、それも七年余も勤めりゃ少しは地理も分かりまして。地元の人や私みたいな者からすればなんかもうクスクス・ニヤリなのではないでしょうか。
にもかかわらず巻頭の八王子の地図が広域すぎて、もうちょっと駅前も載せた方がよかったような。
本を片手にセンチメンタルジャーニーがてら聖地めぐりをしたくなりました。 -
芸者さんのお仕事小説です…。
舞台は、八王子の置屋です…。
最近、時々ですが、TVにも出てきますね…。
仕事の愚痴に、他人に言えなぃ悩み事に、
そして、恋愛に…、お仕事小説の王道を、
きっちりと描いており、面白かったです。
5人の芸者さん達のキャラクター設定も、
いぃ感じでバラけており、また、それぞれが、
いぃ感じでハジけており、楽しかったですね。
もちろん、
芸者さんのお仕事も、興味深かったですし…、
お仕事小説として、十分に及第点以上でした。
評価の高ぃバスガイドさんのお仕事小説、
『ある日、アヒルバス』の主人公デコさんも、
カメオ(以上に)出演しておりまふ…(笑) -
八王子には芸者さんがいるんだね。別世界だけど身近な感じ。デコさんいい感じ。
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八王子の芸者さんのお話。彼氏にフラれた反動でヒョンなことから芸者になった主人公含め、登場人物に華がある。
ただ、完ぺきなる人間などいるはずもないことは当たり前だが、人物設定にそれぞれ過去があって集まるべくして集まったようなリアルさがある。
以前「店長がいっぱい」を読んで、友々屋が出たりするので著者の世界観がリンクしていることにグッときて、それぞれの人間模様もほのぼのするお話だった。
ハイライトは、元キャバ嬢の未似が「リア充してる?」とおじさんたちを手玉に取る様。 -
お仕事小説
東京・八王子の置屋「夢民」に在籍する五人の芸者たち。
19歳から45歳まで
彼女たちのそれぞれの人生・恋
すべてがハッピーエンドではないけれど
彼女たちが幸せになってくれるといいな
アヒルバスのデコちゃんが出てきて嬉しい♪ -
八王子の置屋〈夢民〉に在籍する、5人の芸者たちの物語。『ある日、アヒルバス』シリーズとつながった作品。デコ本人も登場するのが面白い。カキツバタ文具もちょこっと登場。
全部がすっきり解決、とはいかないものの、ハートウォーミングで楽しい。八王子の描写が具体的で、知っている場所はより楽しめた。 -
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はるちが借りてきたのを読んでみる
まぁ良し -
作者の生まれた八王子を舞台に5人の訳あり芸者のひとりひとりを主人公にした連作短編集。
八王子の今がリアルに描かれている。
思わず検索しまくり。八王子のガイドにもなっている。
戸川純の電車でGOとかわかる人少なくないかい?
スナフ姐さんのキャラがいまいちわからなかったが、続きの話もありそうな展開だし、続きに期待したい。
他の人のレビューを見て「アヒルバス」も読みたくなった。 -
芸者さんひとりひとりにスポットがあたってそれぞれの訳ありストーリー。
舞台が京都かと思いきや、八王子。よく知っている街だけにとっても親近感がわいた。
少し上手くまとめすぎのような部分と妙に尻切れトンボになった部分があって
面白いストーリーなんだけど
少し残念。
デコちゃんにここでも会えたのが感激。 -
正直いうと、舞妓と芸者の違いもよくわかっていなかった私ですが、これを読んで少し芸者のことがわかったかな。今回はアヒルバスのデコが芸者のひとりのいとことして登場している。芸者の名前がモラン、スナフ、ミイ…ムーミンかい!
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八王子を舞台にした、芸者さん群青小説。読みやすかった。芸者って京都が舞台かなと思ったら、八王子。そもそも、京都は舞妓であることを初めて知った。関東でもそうした「お遊び」ができるのだなあと。
芸者の顔と普段の顔。みんなそれぞれ持っている。最後の章は少しだけ、切ない感じだったが、終始コメディータッチでさらりと読めた。
八王子にゆかりのある人、芸者遊びされている人はより楽しく読めるかと。どちらかと言えば女性向けかな。 -
デコちゃんは相変わらずデコちゃんで、とても可愛くて素敵でした♪もちろんこれはアヒルバスの物語ではないのですが。5人の芸者さんのそれぞれの恋物語と人生物語。みんなそれぞれ抱えている思いがあって、キャラもそれぞれでどんどん読めました。スマップからスナフになった喜久代がやっぱり一番魅力的だったかな。以前の彼女も、その後の彼女ももう少し知りたかったです。芸者というお仕事についての記載はやや控えめ。同じ職場の女性たちの恋愛オムニバスという感じでした。
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夢民の芸者衆みんな大好き。
小唄は人の心情全部表してうたにのせてるんですね。
私もはっぱきらきらな笑顔で生きていきたいな。 -
山本幸久さんの小説は「展覧会…」に続き2作目だけど、今回も心暖まる良い話だった(^^)♪他の作品もこんな感じなら読んでみたいなぁ(*´∇`*)芸者の世界は稽古が厳しくて、女の世界特有の嫌な感じの事もあるんじゃ…(--;)思ったけれど、そんな事は全然なくて、面白く楽しい話だった(^o^)5人の芸者さんの悩みも芸者になったきっかけも、それぞれだけど皆幸せそうな終わり方で良かった(^^)vしかし行方不明の佐藤くんと未以姐さんは気になるぅ~(^^;)
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5人の過去がいろいろで、面白い。
どんな経験でも人生のスパイスになるんだなー! -
芸者の話。
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著者プロフィール
山本幸久の作品
