幕末愚連隊

  • 実業之日本社 (2015年1月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784408536620

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  • 幕末、戊辰戦争の戦いの中で、旧幕府勢として主に農民や町人などから編成された衝鋒隊(歩兵隊)の活躍を描く。

    職を失くして食い逸れた、ならず者の男たちで編成された衝鋒隊メンバー。圧倒的な薩長の兵力と、徳川慶喜の大政奉還などの時代の趨勢により、常に不利な戦いを強いられ、負け戦が続く衝鋒隊であるが、ならず者たちならではの呑気さと切り替えの良さが雰囲気を暗くせず、小気味良さすら感じた。まぁ、ならず者たちだけに宿場町などを荒らし回る乱暴な場面も多かったけど、だからか一層強く人間クサさを感じられたかも。
    今まで、戊辰戦争の話でも、衝鋒隊側目線で読んだのは初めてで新鮮だった。新政府派、旧幕府派など色々な目線で見ると、それぞれ違った世界があって興味深い。最後まで新政府軍に抵抗した会津藩にしても、白虎隊の印象が強くて、忠義心が強く清廉なイメージを持っていたが、領民たちが新政府側を助けた背景など、別の一面が同時に存在することを痛感した。

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著者プロフィール

一九六八年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員を経た後、CM製作会社勤務。イラストレーターとして広告に挿絵などを描いていたが、一九九五年、フリーライターに転じ、実録物など、数多くの媒体で活躍。二〇〇八年「天下御免の信十郎」シリーズで、時代小説作家として文壇デビュー。人気を博す。

「2021年 『騎虎の将 太田道灌下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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