- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408536859
感想・レビュー・書評
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初作家さん。怖い。怖すぎる。
これを読んだ多くの女性達が、子供を生み育てることに躊躇してしまわないかと心配になる程。
しかし、リアル。
主人公の奈江の、自分が願ってきたことはいつでもひとつだった。たくさんは要らない。1人でいい。自分が一番に思うその相手から、一番に思われたい。ずっとずっと思われたい。にゾッとした。
女の友情にそんなのを求めるとは。
私的には、ママ友などこの世に存在しないと思っている(笑)
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面白くて、一気に読んでしまいました。
そして小中学生の時、トイレに友達と一緒じゃないといけない女子たちがいたことを
唐突に思い出しました。
ひとりでいる人=友達がいない人って思われるのがイヤで、様々な根回しに励む人や
グループの中の力関係を素早く見定めて
擦り寄ったり邪険にしたりと忙しそうな人なら
今も私の周りにいる。
ひとりでいるのがそんなに苦痛か?!と、バカにしながら読んでいるようで
主人公の気持ちが手に取るようにわかってしまう私の中にも、実は同じような思考回路が潜んでいるのだろう。
世の中は高速で変わりつつあるというのに、ママ友特有の世界はこんなにも変わらないものなのか。。。 -
他人との付き合いって難しいな。
程よい距離は人によって違うし。
あたしはベタベタされるのは大嫌いだけど、逆にいつも誰かが側にいないと落ち着かないという人もいるわけだしね。
お互いの距離感があう人と付き合えれば問題なんて起こらないのかもしれないけれど。
たまには、こんな行動をすると相手はどう思うのか、と立場をかえて考えてみるべきかもね。 -
マナーのないママ友にただひとこと言ってしまったことで、こんなに後まで影響を受けるなんて。一人娘の真央を育てる母・岸谷奈江は痛感していた。行く先々の幼稚園に中傷メールが送られ、家にも汚物が送られてくる。しかし娘のためには耐えるしかない。
今時のママ友は、SNSやらケータイやらで、昔に比べて付き合いが大変なんだろうとは思うけど、ここまでつながって、お互い依存しないとやっていけないものかと正直呆れながら読んだ。そんなに孤立するの怖いかなぁ。特にこの主人公の奈江は自覚がないぶんタチが悪く、ひどすぎないか?と思っていたので、最後に逆襲されていたのはちょっと爽快だったと言ったら自分は鬼だろうか(苦笑)。 -
ママ友のお付き合いの歪さが怖い。周りに流される主人公にイライラ。大事なところで友達に教えてあげない主人公に不信感も芽生える。最後はなんとも不気味な終わり方で、無理無理と思った。
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ママ友の世界。こんな人がいたら恐い。
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怖い怖い。ママ友のいざこざどろどろ系の話かと思ったけどちょっと視点が変わるとまた別の怖さ。現実にもよくあるんだろうね。
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2020.11.18-345