風を繍う

  • 実業之日本社
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408536910

感想・レビュー・書評

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  • 2014〜15年に「月刊ジェイ・ノベル」に掲載された11章を単行本化で、新シリーズの第1巻らしい。章名には刺繍の模様の雅な名前が使われている。

    縫箔(刺繍)屋丸仙の一人娘で美人と評判のおちえは、榊道場の白竜と異名をとる凄腕なのだが、自分より腕の立つ旗本の三男の吉澤一居が侍を捨てて父に弟子入りしたことに衝撃を受ける。

    丸仙の職人の娘が、数年前の若い娘の連続殺人事件と同じ手口で殺され、おいちも襲われたものの返り討ちにしたが、真犯人は別にいるとわかる。そこに道場の師範代が切腹し真犯人とされたという信じがたい話がもたらされ、おいちたちは真犯人探しに乗り出す。

    おいちのキャラクターが魅力的だが、弥勒シリーズのような深さが欲しい。

  • めっちゃいい感じです。
    シリーズ化ということらしくてあっさり目でしたが、早く次のが読みたいです。

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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