恋のゴンドラ

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 3469
感想 : 404
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408536958

感想・レビュー・書評

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  • 誰も死ななかった!殺人とかはなかった!
    東野圭吾なのに!
    ゲレンデにまつわる恋愛模様的な?
    サラッと読める。東野圭吾らしい構成というか回しというか。伏線的なのがほんと上手!

  • お友達が貸してくれなかったら絶対に自分では選ばなかった本のタイトル(笑)
    東野圭吾さんって、こういう話も書くんですね。

    誰も死なないけれど、個人的に割とヤバめな事件が次々と笑。
    誰が誰を騙してるのか、ハラハラしながら読みました。
    読みやすくてサクッと読めるし、これがエンタメ!という感じ。面白かった。

  • ゲレンデでの恋バナでした。
    天国と地獄。
    調子の良い男は最後に地獄を見ると言う事かな。

  • 雪山で複雑に絡み合う人間関係。
    そこでこれとあれがつながるの?となる
    どんでん返しの連続。
    あの結末のあと、どうなったのかその後も気になってしまう…

    読みながらスノボーやりたくなってしまった笑

  • ゲレンデを舞台にしたライトな連作ミステリー。こわいのはやっぱりいちばんはにんげん。

  • スキーがテーマという事で、白銀ジャックの根津さん出てきました❤️
    ゴンドラっていう狭い空間は、浮気性なやつらにとっては怖い空間ですね…
    浮気がバレるのも、恋が芽生えるのも、嘘がバレるのも、全てゲレンデ。
    恋のいざこざを楽しく軽く読めました^_^
    想像の範囲内のどんでん返しばかりだけど、どんでん返しだらけなのも楽しかったです⭕️

  • 短編集かと思ったら、主人公が変わる連作小説でした。
    スキー場が舞台なので、冬に読みたい。というか、ボードとスキーやりたくなる

    「ゴンドラ」から、婚約者がいるのに別の女の子とお泊まりデートをする浮気男が、たまたまゴンドラで婚約していた女性と乗り合わせる。浮気男の思考回路が最低すぎる。謎のハラハラ感を味わえる。
    そこから男女5人組のストーリーになり、「プロポーズ作戦」では、あんまりな展開に空いた口が塞がらなくなる。
    もちろんうまくいくカップルも登場するが、印象的なのはやっぱり日田くん。
    読み終わってからも、日田くんが少しでも幸せになってほしいと祈らずにいられない。

    彼らの恋の行方に目が離せないのは、ラストまで変わらず、新感覚の恋愛小説でした。
    基本的にコミカルなので、浮気男の心情や、捨てられた男女の惨めさなんかも重くならずに読める。

    恋愛なんだから惨めなときも、プライドが傷つくことも、逃げられない状況のときもある。
    そんな恋のみっともないところもいやらしくない感じで描いていて楽しい作品だった。
    失恋したり、アプローチに失敗したり、そんな苦い経験を持っている人には、黒歴史がくすぶって辛いかもしれないが…。

    どの話もどんでん返し的要素があり、さくさく読めるのが魅力。

  • 東野圭吾さんらしくない?、エンタメ100%の作品。
    ゲレンデを舞台にした男女のこんがらがり具合が笑える。

  • スキー場が舞台の恋愛がテーマの短編集!
    毎日1つのお話を読むのが楽しかった。でも最後の方は気になって複数の話を一気読みしてしまった。

    浮気のスキー中のゴンドラで、同棲中の彼女と鉢合わせちゃうとか、毎回ハラハラしたり、心がちくっとしたりする物語だった。
    続きが気になるのと、登場人物(特に男性)が、なんかすごいリアルというかこういう人いるなあ!となってスイスイ読めた。

    シンプルに広太が嫌い!笑
    桃美幸せになってほしい!

  • 男女の恋愛模様の物語。
    色々な恋がこの物語には展開されていきます。
    最後の展開には少しショックを感じました。
    ゴンドラから始まるハラハラな展開、そして結末。
    恋って難しいですね。

  • ゲレンデシリーズ3冊を読んでからのこの本。
    登場人物が繋がってて面白いなと思った
    根津さん登場の瞬間は、おぉ!!と心の中で叫んだ
    短編だけど人物はそれぞれ繋がっている

    男ってチャラい〜ってのが第二の感想

  • 軽い。
    一気に読了。
    暑いのに、スノボ。
    ゲレンデ☃️に渦巻く男女劇場。

  • ウインタースポーツと、人間模様。
    短編集で読みやすいし、
    登場人物が話によって、主役になったり脇役になったり。
    1つのドラマを見ているみたいで
    面白かった。
    ただ1つ思うのは、
    広いゲレンデを使って色々サプライズをしかけるのは、
    そんなに簡単ではない。と思う。

  • 人の悪口を外で言うと痛い目見るね。

  • いろんな視点から話が見れて面白かったです。でも、人間関係がこんなにつながっているのもすごいなと思いました笑
    男性が振られるところは意外と残酷だなと思いました!

  • 割と面白かった!
    あらすじ等々全く知らずに読んだから、いつ殺人事件が起こるんだ??てずっと身構えて予想して読み進めていってたけど、全く起こらんかった()

  • 現実で実際にありそうな出来事だけに無駄に感情移入をしてしまい、「その展開は止めてくれ…!」と、ページをめくるのに躊躇する場面があった。最近は少女漫画脳だっただけに、男性の登場人物にさらに引いてしまった。すらすらと読みやすいけど、後味はあまり良くない。

  • ミステリーではなかったな

  • ひとつのゴンドラから展開していくストーリー

    こんなに世間って狭いー⁉︎と思いながらも
    テンポよく読めるのは、さすが東野圭吾と思っちゃいました

  • オムニバス好きなので結構おもしろかった。
    各話繋がり、人間関係の繋がりもうまいなって思ったけど、やっぱり男はクズだなと。
    スノボ行きたくなりました。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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