ぐるぐる♡博物館

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 115
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408537078

感想・レビュー・書評

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  • <閲覧スタッフより>
    『舟を編む』の三浦しをんによる博物館エッセイ。学術的・科学的なところからマニアックなところまで、10館が紹介されています。友だちが面白かった話をしてくれているような読みやすさ。博物館なんてつまらないと思っていたらもったいない!
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    所在番号:069.021||ミウ
    資料番号:10240423
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  • 三浦しをんさんの本を読みたくて探した本。
    しをんさん目線の博物館めぐり。めぐるのが楽しそうなのが、読んでるこちらにも伝わってくる。
    私が行ってみたいのは、萬画館とか尖石かな。しをんさんほどの興奮が味わえるかはわからないけど(笑)雲仙も一度は見てみたいと思う。

  • 久々に読んだ、三浦しをんのエッセイ。
    今回は「博物館」について。
    思わず吹き出してしまうほど、どれも魅力的な文章で面白かった。

  • マニアックな博物館ばかり。学芸員さんのいろいろな話もあって興味が湧く。

  • バブル崩壊後、ボタンのサイズが小さくなった
    眼鏡は左のねじが先にゆるむ
    炭鉱の坑道作業の馬、一度入れたら死ぬまで外に出さない

    雲仙は一度行ってみたい
    ボタン博物館は東京に移転?
    私が行ったことがあるのは龍谷だけ
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    茅野市尖石縄文考古館(長野)
    国立科学博物館(東京)
    龍谷ミュージアム(京都)
    奇石博物館(静岡)
    大牟田市石炭産業科学館(福岡)
    雲仙岳災害記念館(長崎)
    石ノ森萬画館(宮城)
    風俗資料館(東京)
    めがねミュージアム(福井)
    ボタンの博物館(大阪)
    書き下ろし「ぐるぐる寄り道編」熱海秘宝館/日本製紙石巻工場/岩野市兵衛さん

  • 福井県にあるメガネの博物館が気になる。今は東京に移転したらしい?
    (p. 60)
    仏教では、この世界をだれが作ったかは問わない。
    要するに、「だれかが世界を作ったのではなく、世界とは関係性から成り立っているのである」という考え方。
    なにごとも関係性で見ていくのが仏教の思考法の特徴です。

  •  10か所の博物館が紹介されています。博物館のジャンルも様々で考古学から自然科学、仏教、メガネ、ボタンんとバラバラです。しかし、共通しているのは、どの博物館の方も熱意を持っておられることです。その熱意が凡人には少々熱過ぎることも…。
    (一般担当/カリカリ)平成30年5月の特集「博物館へ行こう!」

  • 三浦さんならではのマニアックな視点が随所に見られる探訪記。
    福岡〜長崎の炭鉱の行は行ってみたいと思った。
    ボタンも、近所に移転らしいから行ってみようかしら。

  • 博物館紹介のような、博物館に行ったエッセイを集めたもののような。ひとつひとつは結構短いので、博物館紹介として読むと物足りないかもしれない。
    だが流石三浦さんというべきか、目の付け所が通常の紹介本とはちょっとずれているので、なるほどと思うところもある。

  • 博物館や美術館は、
    自分でぐるっと回ってしまえば
    あっという間に終わってしまうが、
    きちんと説明を聞きながら回れば
    本当に楽しめるのだと思う。

    三浦さんも面白いが、
    それぞれの博物館の学芸員さんの愛がすごい!
    この人達の話ならぜひ聞いてみたいと思う。

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著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

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