1934年の地図

  • 実業之日本社 (2017年6月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784408537085

感想・レビュー・書評

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  • 最近、大リーグをテレビで見るようになり、もっと色々知りたいと思って選んだ一冊。
    大リーグの歴史、プロ野球ができる前の日本の野球のこと、ベーブルースのこと、知らないことばかりで楽しかったが、この本が伝えたかったのは、野球の楽しさだけではなく、日米間の戦争について・友情について・そして、一番は知らなかったで済ますのは恥ずべきことだということ。
    どうしたらいいのか分からず、でもとりあえず日本へ来た、行動したディックに対して、敬意を示した京極先生はすごい!
    何ができるか考えることこそが贖罪になるという考えに、胸が熱くなった。

  • 主人公2人の心の動きが丁寧に描かれていました。戦前ベーブ・ルースが来日して試合を行い、日本人は圧倒的な歓声で迎えるが、それから10年も経たないうちに戦争が始まる…小説の舞台になった事実そのものも重く感じました。

  • いえね。野球の話とか地図の話だとは、思わなかったよ。さすがにね。けどもね。引っ張りがンぱじゃないって!w

  • 大戦前夜の1934年秋、あのベーブ・ルース率いる全米野球チームの一員として来日した大リーガーが戦争を挟んだ26年ぶりに突然来日したのはなぜかー
    東京、横須賀、ボストン、ニューヨークと世界を舞台に、1945年に何が起きるか、あの頃予想できた人間はいたのだろうか?日米二人の男たちの運命を描く歴史サスペンス♪

  •  何ができるか、考える。そういうラストも、時には良い。
     個人の罪。国家の罪。

  • ミステリーなのか不思議な小説ですね。
    自分にはキツいです。
    堂場瞬一じゃなければ最後まで読まなかったですね。

  • なぜか評価が低いようだが、十分楽しめる作品。
    一気に読めたら。

  • 1934年に来日したメジャーリーグのスター選手たち。
    その中にスパイ活動をする人物が含まれていた。
    戦争前の話なので、彼も自分が行ったことが後日の戦争で利用されるとは知らなかったわけだが、後年になってそのことを知った彼は大いに悩む…。
    先に読んだ堂場さんの「under the bridge」に続いて二冊目の大リーグが見え隠れする本。

  • 太平洋戦争の前に大リーグが来日。ハーバード大に通いながら、プロ野球選手のディックと通訳の元東大野球部の研究生、京極が仲良くなる。来日したプロ野球選手で日本語の話せるディックとバーガーはスパイだった。横須賀の軍需施設の調査を命令されてた。
    26年後、ボストンに学会で初渡米。ニューヨークで日系人のFBI関連組織で働く男を訪ね、ディックがスパイだったのを聞くが教えてくれない。
    ディックと相思相愛になった女性は死んでいた
    自分が軍に報告した、軍事施設への路線。
    米軍機が民間人の乗る電車を撃った、彼女はそこにいた
    東大と明治の大学野球を観戦しながら、二人は話す
    私のせいで彼女は死んだ
    そんなことはない
    ディックに、日本滞在延長をすすめる

    京極が、元情報部の人間を訪ねるのは監視されていた
    ディックの上司ハワード、病で寿命わずか、を訪ねると教えてくれた。京極が息子の土産に野球グラブを探しているのを知っていて高級品をわたされた

  • もうひとつかな。

  • 結局何を書きたかったのがよく分からない話だった。もっと野球の話で良かったんじゃないの?

  • 1934年に来日したベーブ・ルース、ゲーリックなどの大リーグオールスターチームの一員として来日したディックはチームの世話役として同行していた京極と同じ地理学を学ぶもの同士友情を深める。
    その後第二次世界大戦を挟み、1960年に再び来日し、京極の前に現れたディック。彼の再来日の目的はなんなのか?日本語が話せるとはいえ、実力が劣るディックがオールスターチームに同行したのはなぜだったのか?実在の人物や史実にフィクションを交えた構成は読みごたえがあり、戦争の愚かさを再認識させられた。

  • 1960年初夏、地理学者・京極勝の前にディック・チャンドラーが現れた。1934年秋、全米野球チームの一員として来日した大リーガーだ。なぜディックは26年ぶりに突然来日したのか…。歴史エンタメ・サスペンス。

    堂場瞬一の野球小説はいつも野球への深い愛が感じられていい感じ。本作は設定が興味深いし、ベーブ・ルースの描写も味があるのだけれど、サスペンス度がやや少ないように思った。
    (C)

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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