婚活中毒

著者 : 秋吉理香子

• 実業之日本社 (2017年12月8日発売)

感想・レビュー・書評

[はるなさんの感想 · 2024年2月18日]

婚活アプリの無い頃の婚活の話が４篇。中毒って言うタイトルから、興味をそそられたけど、それほどの毒ではありませんでした。
女より男のほうが純粋なのかな。騙すのは、女の方ばかりの４篇だった。

[‪‪蜜の花さんの感想 · 2023年3月26日]

秋吉ワールド全開だった！
でもやはり短編集でいうと、鏡の方ががぶっちぎりだった❤︎

[shiroさんの感想 · 2019年7月27日]

知人に勧められた本
婚活にまつわる短編集が４本
・結婚相談所で紹介された相手は・・・・
・街コンに参加して　恋愛マニュアルをお手本に可愛い彼女と知り合うが・・・
・むかしよく観たTVの婚活集団お見合い　リケジョに勝機は・・・
・息子に代わって両親のお見合いをするが、相手の母が美しい・・・

婚活の様々なシチュエーションを柱に　主人公たちの心の葛藤がおもしろい。
そして
最後のオチは・・・・こわ～い。

ちょっと　サスペンス風味をスパイスに
読みやすい文体で　一気読みしてしまった。
「世にも奇妙な物語」的な風合いがお好きな方は楽しめる作品です。

[aperitivoさんの感想 · 2018年9月19日]

特筆は無いが、1時間もかからず一気に読める一冊
気晴らしに。

[taka0726さんの感想 · 2018年4月14日]

サクサクとすぐ読めた。最近の秋吉作品はライトな感じで、今作も４つの短編で200 ページではボリューム感もなく物足りない。女は強かで思い込むと怖い。男はいつまで立っても単純。それぞれブラックなオチがあるが、結婚はゴールではなくそこから苦難がスタートする。

[しょうさんさんの感想 · 2017年12月24日]

婚活をテーマにしたコントって感じやね

著者プロフィール

兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。ロヨラ・メリーマウント大学院で映画・ＴＶ製作の修士号を取得。2008年、短編「雪の花」で第３回「Yahoo!JAPAN文学賞」を受賞、翌年、同作を含む短編集『雪の花』で作家デビューを果たした。ダークミステリー『暗黒女子』は話題となり、映画化もされた。他の作品に『絶対正義』『サイレンス』『ジゼル』『眠れる美女』『婚活中毒』『灼熱』などがある。

「2021年 『息子のボーイフレンド』 で使われていた紹介文から引用しています。」