崩れる脳を抱きしめて

著者 : 知念実希人
  • 実業之日本社 (2017年9月15日発売)
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  • レビュー :79
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408537146

崩れる脳を抱きしめての感想・レビュー・書評

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  • 広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。
    心に傷をもつ二人は次第に心を通わせていくが、実習を終え広島に帰った碓氷に届いたのはユカリの死の知らせだった――。
    彼女はなぜ死んだのか? 幻だったのか?

    ユカリの足跡を追い横浜山手を彷徨う碓氷は、衝撃の真実に辿り着く!
    2度読み必至の圧巻のラスト!
    どんでん返しの伝道師が描く、究極の恋愛×ミステリー!!


    以上、そんな作品です(^-^*)/
    知念さんは大ブレイクなされた『仮面病棟』を去年読み、読んだ時間分は楽しめたものの他の作品も読みたいとは思わなかったので、今作品は期待せずに読みましたが、
    予想を遥かに超えて面白かったです!

    『2度読み必至の圧巻のラスト!どんでん返しの伝道師が描く、究極の恋愛×ミステリー!! 』の帯が誇大広告ではなく、帯通りの素晴らしさを備えていました(*^-゜)⌒☆

    深まる謎にグイグイ引き込まれていきますし、ラストでばっちり感動して幸せになれます!
    究極とまでは思いませんが、恋愛×ミステリーの名に相応しくガッツリ両立させた名作で、誰にでもオススメ(^-^*)/

    ちなみに今作品は本屋大賞2018ノミネート作品の8冊目でしたが、今の所は『かがみの弧城』に続いて2位となりました♪

  • 驚愕。とまではいかなかったけど、それは読んでいるときのテンションの問題かも。
    普通にいい本だった。ちょいちょい海堂さんとダブったけど、より恋愛に重きを置いていて、より内容が軽い。よりハッピーエンド寄り。
    主人公がにぶい本はいらいらしてしまって少し苦手。

  • 今世紀になったばかりのころだったか ... 『ハゲタカ』の真山仁氏が、別の筆名で出した生保破綻を描いた小説 ....
    細かいところは忘れてしまったけれど、ヤミ金の資金回収策の最後の手段に、保険に入らせて事故死させる ...というのがあった。
    ジュリストなんかに載ってる判例の中のときどきでてくる「その後、乙は死亡」って .....?と寒気がした。。

    そんなことを思い出させてくれたこちらの作品は、2018本屋大賞候補、 初・知念実希人。
    知念氏、現役のお医者さんだそうで、医療ミステリが主戦場なのかな?
    ただ、本作は、恋愛小説、それも限りなくライトノベルで不治の病とか、資産とか、遺言書とか、ハーレクインロマンス(読んだことないけど)風味です。

    ただし、主人公は男性。 
    20代研修医。こ
    れが限りなく女運のいいヤツで、なによりも元カノのデキ女ぶりには あんぐり です。
    知念さん、中高は男子校なんだろうな。

    葉山、広島、鞆の浦、横浜山手と旅情も楽しめるので、旅のお供にはいいかも。
    男性のほうが 楽しめるんじゃないかな。

  • 医療ミステリーを得意とする著者が、恋愛の要素を取り入れた新しい分野に挑戦とのことで話題になっていたので、読んでみた。
    著者の作品を読むのは2作目。
    最初も医療ミステリーではなく、普通の作品を読んでしまったためか、他の人が絶賛するほど、インパクトの強い作家さんのイメージはない。
    今作も「泣ける」との評価もあったので、結構期待したのだけれど…正直、全然だった。恋愛要素にもそれほど胸は打たれず、ラストの種明かしもそれほど驚きもせず。
    最初から最後まで「フツー」だった。残念…

  • 不治の病を扱った小説は元々苦手で、更にラブストーリーが絡んでくると普通もうお手上げなのだけど、この知念さんの新作は抵抗なく読めた。謎解きの興味で最後の最後まで引っ張られる。知念さんが人気急上昇中なのが納得出来た。
    伏線の張り方が巧く、脇役(例えば主人公の元カノで広島弁丸出しの女性)が生き生きしていて、暗い題材を救っているのも巧い。こういう医療ミステリ、他の作家さんは書けないものなあ。
    但し、知念さんの作品の愛読者なら、第一章の終わり方で結末がある程度は予測できるかも知れない。そうなると帯にある様な感動も薄れてしまう。実際に私がそうだった。もっと予想の上を行って欲しかったな。

  • 研修医と余命いくばくもない脳腫瘍患者。心に傷を持つ同士、いつしか心を通い合わせて…てな単純なラブストーリーじゃ終わらない、そりゃそうだ、知念さんだもん。
    なるほど、そういうことだったのか、と膝をポン。小さな違和感は大きなトリック。そうかそうか、と大きくうなずく。一つ気になるところはあるけれど、それはそれとして最後まで油断禁物。

  • 余命何ヶ月といった小説は苦手です
    でもこれは面白かった
    やはり現役医師ならではの描写がいい
    ミステリーっぽいのもいい
    ちょっとからくりが複雑だけど
    冴子さん、かっこよすぎです
    十分楽しませてもらいました

    ≪ 広島弁 葉山の海にも 響いてる ≫

  • 個人的には恋愛モノはあまり好きではなく、最初はうーんと言った感じでしたが後半60ページほどから「!?」が止まりませんでしたね。
    とにかく騙されまくりました笑
    描写がとても綺麗ですっと頭に浮かぶ事ができました。

  • あらま、ずいぶんと幸せなエピローグだこと。冴子の立場を思うと、いい感じに成長して惚れ直した元カレに最後尽くして、ちいと切ない気もするけど、まああのキャラならどおってことないし。葉山の岬病院の蒼馬に対する隠蔽工作はあんまりにも無茶で、どう流れるのかと推理しつつ、さすがに結末は分からなかった。蒼馬が打算的にも打ち込んだ部活がなんだったのか、ああいった形で披露してくれたのも痛快で楽しめた。

  • 単なる胸キュンなのかと思ったら二重三重にも仕掛けがあった。本屋大賞候補ということで読んでみたけれど、この頃の傾向はラノベ(?)と思わせるものも多くなってきているようで本格好みの人は一瞬手に取るのがためらわれるのでは。
    この本もそんな一冊だったけれどスキマ時間にちょうどいいかと読み始めたけれど正解でした。

    出版業界がこんな中、ラノベもしょうがないでしょうが、この作家さんはちゃんとしたミステリーも書けそうなので大人路線にも幅を広げてみたらいいのに・・・と老婆心ながら。

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