- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408537450
作品紹介・あらすじ
正義を疑え――警察内部の悪と戦う<監察>の奮闘。元新聞記者の気鋭が放つ、絶対リアル&驚愕ラストの警察ミステリー!
感想・レビュー・書評
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続き物と知らずに読んでしまったので、少し分かりにくいところもありましたが、説明も多いので、楽しめました。
監察という事件捜査ではない小説を読むのは初めてでしたが、行確の仕方は執念を感じさせます。
順番前後してしまいますが、前作も読んでみようと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
警察から流出した詐欺グループの捜査資料。その犯人を調査するために動き出した監察に襲い掛かる数々の危機。裏にある目論見はいったい何なのか、という、読んでいるとうすら寒くなるような怖さを感じる作品です。
ここでも持ち出される「正義」。これが絶対に正しいと思い込むことの怖さをまたしても感じさせられました。ある程度の善悪・常識といったものは共通しても、それを「正義」にしてしまうと急に重く、しかし基準が定まらなくなってしまうのが怖いのだけれど、そのことにはなかなか気づかないものなのですね。そして自らを正義だと思い込んだまま悪人(と自分が認定した相手)を無節操に叩く楽しさを知ってしまった人のいかに多いことか。警察、特に監察といった専門的な分野の物語だけれど、ここに描かれていることは万人に通ずるものなのかもしれません。
だけど黒幕? がなかなか判明せず、まさかこのままもやっとして終わるのかと思いきや。あの一行を持ってこられて叫びそうになりました。やられたなあ。そして過去の事件の詳細が気になる……と思ったら前作があるのか。チェックしなきゃ。 -
警視庁監察シリーズ第2弾。捜査二課から流出したオレオレ詐欺軍団の名簿。それがSNSで公開された。監察が動きだす中、名簿に記載されていた幹部が次々と殺される。法では裁けないものへの「私刑」が始まっている。裏のリーダーは中盤で想像がつくので最後の一行で答え合わせ完了。
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面白かったです!
シリーズの前作を読んでから、この本を読むことをおすすめします。
最後の一行で、ゾワっと冷えました。
見事でした!
次回作も楽しみです。 -
あまり好きでは無かった。心揺さぶられるシーンもなく、平坦に物語が進んでいく。
警察組織の話には少し興味があり、楽しめたが、物語は微妙かな。
最終ページは少しどきっとしたがそこぐらいか。
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熊谷市立図書館
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内容や展開や書き方など何も悪い所は無いのになぜか読みにくいと感じ最後まで読めなかった。
単純に自分のその時に読みたい本ではなかっただけでこの本や作者は何も悪くない。 -
113なかなかスリリングな内部のスパイの物語。地検のSに比べるとちょっとだけプロットが浅い感じだね。まあ警察内部だけの物語ねので展開は浅いか。
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前作のがおもしろいかも。読んでないけど。