ブラックリスト 警視庁監察ファイル

Kindle版

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  • 実業之日本社 (2019年10月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (308ページ) / ISBN・EAN: 9784408537450

作品紹介・あらすじ

正義を疑え――警察内部の悪と戦う<監察>の奮闘。元新聞記者の気鋭が放つ、絶対リアル&驚愕ラストの警察ミステリー!

感想・レビュー・書評

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  • 監察という警察の警察という組織を指定に展開する物語はなかなかえぐいものが現れるのがまたいいし黒幕の正体を最後のセリフで明かす構図はいいですね。

    3001冊
    今年229冊目

  • 続き物と知らずに読んでしまったので、少し分かりにくいところもありましたが、説明も多いので、楽しめました。

    監察という事件捜査ではない小説を読むのは初めてでしたが、行確の仕方は執念を感じさせます。
    順番前後してしまいますが、前作も読んでみようと思います。

  • 警察から流出した詐欺グループの捜査資料。その犯人を調査するために動き出した監察に襲い掛かる数々の危機。裏にある目論見はいったい何なのか、という、読んでいるとうすら寒くなるような怖さを感じる作品です。
    ここでも持ち出される「正義」。これが絶対に正しいと思い込むことの怖さをまたしても感じさせられました。ある程度の善悪・常識といったものは共通しても、それを「正義」にしてしまうと急に重く、しかし基準が定まらなくなってしまうのが怖いのだけれど、そのことにはなかなか気づかないものなのですね。そして自らを正義だと思い込んだまま悪人(と自分が認定した相手)を無節操に叩く楽しさを知ってしまった人のいかに多いことか。警察、特に監察といった専門的な分野の物語だけれど、ここに描かれていることは万人に通ずるものなのかもしれません。
    だけど黒幕? がなかなか判明せず、まさかこのままもやっとして終わるのかと思いきや。あの一行を持ってこられて叫びそうになりました。やられたなあ。そして過去の事件の詳細が気になる……と思ったら前作があるのか。チェックしなきゃ。

  • 主人公佐良。皆口、斉藤など。
    11階、監察のはなし。

    終始説明口調で単調な文章がつらかった。

  • 2024/7/20
    そこで終わんのかよ!
    たぶんこのいい感じの人が黒幕なんだろうなっていう人がそのまま黒幕。
    しかもそこは解決しないまま終わった。
    この展開はSTドラマで既視感だし正義云々もよくあるがそれはまあいいとして、黒幕独白部分の「グットラック」がダサすぎてなぁ。毎回スンってなってしまうんやけど。切れ者感が死んでしまうんやけど。なぜ良しとした。

  • 警視庁監察シリーズ第2弾。捜査二課から流出したオレオレ詐欺軍団の名簿。それがSNSで公開された。監察が動きだす中、名簿に記載されていた幹部が次々と殺される。法では裁けないものへの「私刑」が始まっている。裏のリーダーは中盤で想像がつくので最後の一行で答え合わせ完了。

  • 面白かったです!
    シリーズの前作を読んでから、この本を読むことをおすすめします。

    最後の一行で、ゾワっと冷えました。
    見事でした!
    次回作も楽しみです。

  • あまり好きでは無かった。心揺さぶられるシーンもなく、平坦に物語が進んでいく。
    警察組織の話には少し興味があり、楽しめたが、物語は微妙かな。
    最終ページは少しどきっとしたがそこぐらいか。

  • 熊谷市立図書館

  • 内容や展開や書き方など何も悪い所は無いのになぜか読みにくいと感じ最後まで読めなかった。
    単純に自分のその時に読みたい本ではなかっただけでこの本や作者は何も悪くない。

  • 113なかなかスリリングな内部のスパイの物語。地検のSに比べるとちょっとだけプロットが浅い感じだね。まあ警察内部だけの物語ねので展開は浅いか。

  • 前作のがおもしろいかも。読んでないけど。

  • 監察官がまるで超人のように描かれていて漫画チックだが面白い。ただ、くどい。
    ラストの描写がドロドロの汚水が流れてるくらいにテンポが悪くそこが普及点。
    ところで、韓国マフィア必要?

  • 前作を覚えてないと嘆いていたら読んでなかった。
    首謀者は早くからわかった。

  • お初の作家さんの作品。
    正義とは?秩序とは?
    そんなことを考えさせられる一冊だった。
    終盤にかけてのスピード感がとても爽快だった。

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著者プロフィール

1978年東京都生まれ。上智大学法学部卒業。新聞社勤務などを経て、2013年に『見えざる網』で第33回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。2015年に『事故調』、2021年に「警視庁監察ファイル」シリーズの『密告はうたう』がドラマ化され話題に。本作は地方検察庁を舞台としたミステリ『地検のS』『地検のS Sが泣いた日』と続く「地検のS」シリーズの最終巻にあたる。他の著作に、『巨悪』『金庫番の娘』『事件持ち』『ぼくらはアン』『祈りも涙も忘れていた』などがある。

「2022年 『地検のS Sの幕引き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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