クスノキの番人

著者 :
  • 実業之日本社
4.02
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本棚登録 : 879
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408537566

作品紹介・あらすじ

不思議な力を持つ木と番人の青年が織り成す物語。『秘密』『時生』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く新たな感動作。長編書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 東野圭吾の最新作!

    新なる新シリーズの予感を匂わせる作品です!
    →出版社は疾風ロンドシリーズを出してる実業之日本社

    帯には秘密 トキオ ナミヤ雑貨店の奇跡などの感動的で科学的な説明度返しの作品の名前が!

    東野ファンであれば気になりますよね!


    主人公は犯罪者になる一歩手前で謎の人物に助けられる?謎の人物からの要求は『クスノキの番人』をする事!?

    とある神社にそびえ立つ大きなクスノキ 願いが叶うと言われているが・・・

    クスノキの番人とは?
    クスノキの力とは?
    自分の運命とは?

    感動必須のちょっと不思議なヒューマンドラマ!!!

  • 主人公がどんどん成長していく姿も面白い。結構こういうネタは好きです。壮大なイメージはあまりないけど…楽しく読めました。

  • 「人は誰も一人きりではない」と東野小説はいつも私に教えてくれる。
    たとえ、今は一人きりだとしても、誰かから私へ、そして私から誰かへ続く何かがあるはずだと。
    そしてそこには「家族の物語」がきっとあるのだと。

    私ならだれにどんな思いを残すだろうとふと考える。でも今はまだ、何も思い浮かばない。逆に受け取りたい思いならたくさんある。私に、どんな思いを残してくれたのだろう、と。とても知りたい。受け取ってみたい。いつか、クスノキの中で。

  • ◆おすすめ度◆
    ・心あたたまる人間ドラマ度:★★★★
    ・クスノキの謎とは何?度:★★★★
    ・主人公の玲斗、ちょっと大人になる度:★★★

    ◆感想◆
    職場を解雇され、やさぐれた気分で盗みを働いた主人公の玲斗。逮捕され、起訴を待つ身となった彼に、千舟と名乗る女性が現れて…

    千舟と名乗る女性は玲斗の伯母で、彼に弁護士をつけ助けてくれる。が、その代わり「クスノキの番人」をするよう命じられる。
    いったい「クスノキの番人」とは何なのか?
    クスノキに祈念すると、何が起きるのか?
    伯母の千舟は何者で、玲斗に「クスノキの番人」をさせる意図は?
    といった展開。

    玲斗の生まれ育ちや、千舟との関係、クスノキに祈念しにくる人たちの様子などが描かれるが、中盤まではなんだかとっちらかった感じ。
    どこまでクスノキの謎を引っ張るんだろう、なんていう雰囲気も。

    でもさすがは東野圭吾。
    とっちらかったと思った展開が、スルスルときれいにまとまって、なんだかいい話に。
    主人公の玲斗が、へなちょこの若者から大人の男性に変貌したり、クスノキに祈念する人たちのドラマチックな絆が描かれたり。

    ファンタジーな設定の心温まる小説。
    ミステリー要素は少なめです。

  • てすと

  • 人の想いを記憶し、伝えたい人にまたその想いを伝える不思議なクスノキの話。それを伝える柳沢家の片隅で、グレかかっていた玲斗を救った伯母千舟とのやり取りからクスノキの番人としての成長記。天才と言われた兄の最後の思いをクスノキに託して、それを受け取った弟の娘が最後に音楽として再現するところなどはちょっと感動的。けっこう玲斗の成長記でもあり、最後はそこそこの成長をしてハッピーエンドに近い形でちょっとほのぼの。

  • 2020/03/29読了

  • 自分の境遇から人生を悲観的に生きていた若者がクスノキの番人という役割でいろんな人達と関わるとこで成長していく話し
    人にとって何が一番大切なのか価値観を考えさせられる話し
    根底にあるのは、言葉に出来ない想いを念としてクスノキが媒体する仕組みを利用した親子、姉妹、家族愛を表現したところと思う
    その中で、家族と言えど全てをさらけ出すという難しさや認知症といった難しい問題が深いテーマな気がした
    人は生まれ時には何もないのになんで生きているといつの間につまらない意地やプライド、他者との関係に悩まされてしまうのか

  • 東野圭吾さんの新作は、祈れば願いが叶うとされるクスノキを巡る物語。主人公の若者・玲斗が、ふとしたきっかけで伯母の千舟から「クスノキの番人」を命じられ、クスノキを祈りに来る人々の番人をすることで、クスノキに隠された秘密をしだいに明らかにしていく。老女+若者のコンビで「人のネガイ」に絡む話なので、辻村深月さんの「ツナグ」が思い浮かんだ。クスノキの謎は最後の方で明らかになるが、本作は序章でなんだか続編ありそうな感じの終わり方だったかな。450ページと結構な長編だが、面白すぎて一気に読めてしまった。

  • ちょっと期待外れ

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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