硝子の塔の殺人

著者 :
  • 実業之日本社
4.11
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  • (13)
本棚登録 : 8404
感想 : 575
  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408537870

作品紹介・あらすじ

雪深き森で輝くガラスの尖塔。この建築物で事件が起こる。謎を追うのは名探偵と医師。著者初の本格ミステリ、今年度の大本命!

感想・レビュー・書評

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  • 館もののクローズドサークルの本格ミステリです。

    最初はなんで今年度最高峰とか言われるのか全然わかりませんでした。最初の方は普通のミステリーです。

    でも、どんでん返しにつぐどんでん返しで501ページあるのですが、452ページから最後までがもう目にも止まらない速さで一気読みできました。

    十人の色々な職業の登場人物がいますが、名探偵役の碧月夜と医師でワトソン役の一条遊馬のコンビはもちろん主演男優賞、主演女優賞ものの活躍です。すごい役者だと思いました。

    巻末の『硝子の塔の殺人』刊行に寄せてで
    「この作品の内部に、日本の新本格ブームに火をつけたのは島田荘司であり、薪をくべたのは綾辻行人だと解説する一節があるが、そういう二人がこの新作の帯に名を連ね、そして当の知念実希人が特筆すべきこのミステリー史の一時代に終止符を刻むべく、渾身の力作を世に問うとなれば、これはまたうまく時代が廻ったものと、創作の女神の差配を感じる」
    とあるのが、全くその通りだと思いました。

    この作品の仕掛けと本格ミステリ愛には綾辻さんと島田さんが絶賛するのも頷けます。

  • えっ!これはすごい!!!

    知念実希人さん、初の本格ミステリーとのこと。
    クローズド・サークルとなった「硝子の塔」で起きる連続殺人。名探偵碧月夜が医師一条遊馬とともに謎を解き明かしていく…

    オーディブルで会社から帰宅の道のり、暗い夜道をトボトボ歩きながら聴いてましたが、中盤から背筋がゾォ〜っとしっぱなしで…いやー、ヤバかった。

    本屋大賞ノミネートは間違いなし、と見た。
    ミステリー好きは必読の書なのではないでしょうか。

    それにしても、碧月夜のキャラクター、素晴らしいです。シリーズ化を希望!

    • たけさん
      読んでください!
      読んでください!
      2021/09/05
    • まことさん
      たけさん。おはようございます!

      私も、図書館でちょうど順番が(2番目です♪)きていたので、たけさんのレビュー、じっくり拝見してしまいま...
      たけさん。おはようございます!

      私も、図書館でちょうど順番が(2番目です♪)きていたので、たけさんのレビュー、じっくり拝見してしまいました。
      最後の方になって、なんでたけさんはシリーズ化希望なんて書いていたの?この展開でシリーズ化はありえないでしょう。と突っ込みながら読んでいました。
      でも最後の最後まで読むとこれなら名探偵、碧月夜の再登場もあるかもしれないと思えました。
      シリーズ化希望は、たけさんの真似っこになるので書きませんでした。
      (*^^*)
      2021/09/12
    • たけさん
      まことさん、おはようございます!
      コメントありがとうございます。

      ネタバレにならないよう感想書いているつもりですが、「シリーズ化希望」はあ...
      まことさん、おはようございます!
      コメントありがとうございます。

      ネタバレにならないよう感想書いているつもりですが、「シリーズ化希望」はある意味ネタバレだったのかも笑
      まさしく、最後までどんでん返しに次ぐどんでん返し。主人公の一条遊馬からして最初から信じられないし、名探偵もあやしい…。誰も信じられない展開で、どこに辿り着くのか?
      すばらしいミステリー小説でした。
      2021/09/12
  • まことさん、たけさんのレビューを読んで、何!?世の中にこんな作品が生み出されていたのか!?
    と、もうレビューを読んでる最中にAmazonでポチっとやってしまった。

    積読がいっぱいある中、これが届いた瞬間から読みたくて!読みたくて!!

    クローズドサークルでしよ!
    フーダニットでしょ!

    帯がね、島田荘司に綾辻行人!!
    もうそれだけで、心臓掴まれる。

    読んでいくと、もうね、何これ?
    ミステリ好きの為の作品!
    島田荘司、綾辻行人ファンにはたまらない。

    謎解きの方も、どんでん返しも、ミステリにもうネタは残ってないでしょ?ってなこの時代なのにビックリな展開。

    読んでいる間中、ゲラゲラ笑ったり、ドキドキしたり、もう本当に最高!!
    こんな素敵な時間をありがとう!!!

    • bmakiさん
      まことさん

      素敵な本をご紹介下さり、ありがとうございました(*^^*)
      まことさんの本棚は、私の次の本を探すのに大変参考にさせて頂い...
      まことさん

      素敵な本をご紹介下さり、ありがとうございました(*^^*)
      まことさんの本棚は、私の次の本を探すのに大変参考にさせて頂いております。アンテナが低いので、新しい本の知識が全く無い中、まことさんはいつも面白そうな本をたくさん読んでおられるので(*^^*)

      メディウム、未読です。こちらもポチっとやってしまいます(*^^*)
      2021/09/26
    • たけさん
      bmakiさん!
      でしょ!でしょ!

      この作品、すごいですよ!
      知念さん初の本格ミステリーということですが、極めてしまった感がありま...
      bmakiさん!
      でしょ!でしょ!

      この作品、すごいですよ!
      知念さん初の本格ミステリーということですが、極めてしまった感がありますよね。ほんとに読んでいて楽しくて素敵な時間ですよね!
      2021/09/26
    • bmakiさん
      たけさん

      本当ですね!これは凄い!
      知念さんは恥ずかしながら一冊も読んだことがなかったのですが、今後注目していきたいと思います!
      ...
      たけさん

      本当ですね!これは凄い!
      知念さんは恥ずかしながら一冊も読んだことがなかったのですが、今後注目していきたいと思います!

      綾辻さんファンには堪らない一冊でした!幸せになりました(*^^*)

      ご紹介いただきありがとうございました。
      2021/09/26
  • どこをとっても興奮、の一冊。

    硝子館での惨劇は前評判もだてじゃない面白さ。

    事件、緊張感、推理、ミステリ談議が何層にも重なり合い、どこをとっても興奮しかない。

    そして推理ショータイムは感嘆の吐息とじらされ感、緊張感の繰り返しで興奮は止まらない。

    特に第一の殺人への推理過程に絡む二つの緊張感は半端ない。

    華麗なる推理も幕閉じかと思いきや、新たな思いもよらぬ情報、展開に更なる興奮、ラストまで息をつけぬ駆け抜け感。

    疑いを確信へと導いていくその過程の鮮やかさには脱帽。

    もう!ますますミステリ魂に火がつけられてしまった。最高!

    • たけさん
      くるたんさん♪
      まことさん♪

      本と関係ないですが、僕も明日2回目です。
      くるたんさんお互いに接種後、平穏だといいですね。
      くるたんさん♪
      まことさん♪

      本と関係ないですが、僕も明日2回目です。
      くるたんさんお互いに接種後、平穏だといいですね。
      2021/09/17
    • まことさん
      たけさん♪
      くるたんさん♪

      お二人とも、どうぞお大事になさってくださいね!
      たけさん♪
      くるたんさん♪

      お二人とも、どうぞお大事になさってくださいね!
      2021/09/17
    • くるたんさん
      たけさん♪まことさん♪

      わぉ!たけさんも明日!一緒ですね♫
      副反応が軽いと良いですよね。
      お互い頑張りましょう¨̮♡
      たけさん♪まことさん♪

      わぉ!たけさんも明日!一緒ですね♫
      副反応が軽いと良いですよね。
      お互い頑張りましょう¨̮♡
      2021/09/17
  • 知念実希人先生の小説を読むのは4作品目です。
    本屋大賞ノミネート作品なので、図書館の順番待ちに耐えられず購入^ ^
    『塔』と言うからにはやはりクローズドサークル的な展開なのだろうと、楽しみにしておりました!
    しかも硝子の塔だなんて、、、想像するだけで美しい・:*+.(( °ω° ))/.:+

    本の詳細にはおおまかにしか説明がないので、あまり書きません。
    ミステリー好きの大富豪が建てた硝子の塔に、ミステリー好きの医師、探偵、小説家、刑事など6人のゲストが招待される。
    そこで殺人事件勃発。
    クローズドサークルで読者への挑戦も含まれる本格推理小説です。

    まず、ミステリー好きにはたまらないあれやこれが目白押し!
    あれやこれは言いたいですが、言えません。
    読んでてすごく楽しいです(♥ω♥*)
    逆に、ミステリーをあまり読まない方はちょっと疎外感を感じてしまうかなぁ。この本がきっかけに読み始めるというのもあるかも。

    私は、あまり内容を知らずに本を読みたい人です。
    様々なミステリーの手法が分かりやすく説明されているのがとてもありがたく読みやすいのですが、代表的な作品も上げていて、知りたくないので、ちょっと目をそらしちゃいました。

    館シリーズを読んでいた時のように、塔の地図を見ながら登場人物の部屋割りを見ながらパラパラとページをめくり推理しながら読むのがとても楽しかった。
    読者への挑戦で本を閉じましたが、夕飯を作りながら頭の中は塔の中w
    犯人はずれましたが、とても面白かったです!

    これでもかと盛りだくさんにミステリー愛が詰まってます!!

  • 山奥に建てられた硝子の塔に閉じ込められたクセのある面々が、連続殺人に巻き込まれる本格ミステリー。

    これは面白い! 圧倒的に★5
    良く言えばミステリ―のフルコース、悪く言えば、めちゃくちゃw

    ただストーリー構成や登場人物、トリックの品質は完全に一級品。知念実希人が描くどまんなかの本格ミステリーは最高級レベルの出来だと思いました。
    本格ミステリー愛にあふれた作品で、次々と実作品や名探偵が出てくる出てくる。まさか某館シリーズの有名キャラクターまで出てくるとは。ひっくり返りました。

    なんといってもキャラクター月夜が魅力的すぎる。愛さずにはいられませんっ もう夢にでちゃう。そしてメイントリックも奇想天外、わかんねーよ。でも超スゴイ。

    知念実希人の作品は大好きですが、本格を本気で書くと、もう天才領域ですね。いい意味で狂ってます。
    新本格ミステリーにはまってしまったミステリーマニアこそ、読まないといけない作品です。おすすめどころか必読です。

  • これはミステリを愛す人のためのミステリー小説。
    いや、ミステリを愛す人のためのミステリ評論といってもいい気がする。ミステリ学部の卒業論文。(?)
    ミステリへのリスペクトも大いに感じたし、本当にいろいろなミステリの「名作」が散りばめられていた。

    が、ほとんどそれらを読んだことのない私でも楽しめた。
    読んだことのあるのは十角館の殺人とオリエント急行殺人事件くらい。
    (けれど十角館は比較的よく取り上げられているので、読んでおいたほうがいいかなと個人的に思った。)

    トリックも確かに、言われてみたら「王道」なトリックばかり。…と思いきや。
    物語の終盤、「犯人」が明らかになってからもまだまだ終わりじゃなくて、どきどきしながら読んだ。
    案の定何を言ってもネタバレなので感想が言えない。


    とりあえず、『そして誰もいなくなった』と『火曜クラブ』、『屍人荘の殺人』、『仮題・中学殺人事件』を読んでみたいと思った。

  • 読みたいミステリー小説がたくさん増える本。
    メモメモ_φ( ̄ー ̄ )

    知ってる作品や登場人物が出てくるとなんだか嬉しい気分になれる。犯人の予想は当たっていて、ですよね ですよねぇと楽しみつつ、想定外のストーリー。
    なるほどこんなパターンが作れるのかーといろんな意味でエンターテイメントとして楽しめました。最後の展開は私にはちょっとくさかったかな。

  • うーん

    この作家さんを読み始めてまだ数冊
    どれも面白いなぁと読んでましたが
    こちらはちょっと長く感じました
    私がミステリー小説に詳しくないからでしょう。


    しかし、ラストの謎解きのところは
    なるほど!と思わせるところもあったので
    星は3つ


    ラストまでが長いかな
    台詞回しがわざとらしい感じがして
    馴染めなかったのかもしれないです

    ミステリーファンは楽しめる一冊と思います!

  • おもしろかった。
    分厚いし読める自信なかったけど読み切ったー。

    どんでん返しとか書かれてるけど、いつそれが起きるんだ?と思いながら読みました。

    自分が毒殺した相手が実は生きていて、その相手の書いたシナリオ通りに事が進んでて
    でも、ところどころ矛盾なとこがあって、
    でもその矛盾点に気づかず読んでました。

    名探偵であり名犯人!
    名犯人として起こした事件も小説化して欲しいな。

    他の書いた本と同じもの書いた作者とは思えない。

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著者プロフィール

1978年、沖縄県生まれ。東京都在住。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi(上・下)』で、18年、19年、20年本屋大賞連続ノミネート。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』など著書多数。今もっとも多くの読者に支持される、最注目のミステリー作家。

「2021年 『硝子の塔の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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