硝子の塔の殺人

著者 :
  • 実業之日本社
4.03
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本棚登録 : 15014
感想 : 1185
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408537870

作品紹介・あらすじ

雪深き森で輝くガラスの尖塔。この建築物で事件が起こる。謎を追うのは名探偵と医師。著者初の本格ミステリ、今年度の大本命!

感想・レビュー・書評

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  • 純粋なミステリー作品をあまり読まないので、どのような切り口で感想を書いていいのか迷うところではあるが、様々なミステリー作品を嗜んだ中級以上向きの作品のように思えた。
    ネタバレパートまでは面白かったが、以降は奇を衒うためのやや力押しな感じも否めなかったかな、と。あくまでも自分の経験値が足りていないだけで、多くのミステリー作品を愛する読者を唸らせる作品であるのは間違いない。もし、数年後に再読する際は、スコアを1、2つあげるだろう。

    • マメムさん
      初コメです。
      私もミステリ作品を数多く読んだ訳ではないので、作中に出てくる本や固有名詞にテンションが上がる!!というほどでは無かったのですが...
      初コメです。
      私もミステリ作品を数多く読んだ訳ではないので、作中に出てくる本や固有名詞にテンションが上がる!!というほどでは無かったのですが、魅力的なキャラクターと二転三転する展開は楽しめました♪
      いずれ再読したら、もっと楽しめるだろうなと思える作品です♪
      2023/05/23
    • チャオさん
      コメントありがとうございます。
      そうですね。固有名詞はミステリー好きになればなるほど、より作品を楽しめる要素だとは思いました。
      犯行のトリッ...
      コメントありがとうございます。
      そうですね。固有名詞はミステリー好きになればなるほど、より作品を楽しめる要素だとは思いました。
      犯行のトリックがストレートなものでなかったので、そういう意味でも、ややマニア向けだったのかなと思いました。
      ”してやられた感”を求めるかどうかでも、評価は分かれそうですね。
      2023/05/23
  • 館もののクローズドサークルの本格ミステリです。

    最初はなんで今年度最高峰とか言われるのか全然わかりませんでした。最初の方は普通のミステリーです。

    でも、どんでん返しにつぐどんでん返しで501ページあるのですが、452ページから最後までがもう目にも止まらない速さで一気読みできました。

    十人の色々な職業の登場人物がいますが、名探偵役の碧月夜と医師でワトソン役の一条遊馬のコンビはもちろん主演男優賞、主演女優賞ものの活躍です。すごい役者だと思いました。

    巻末の『硝子の塔の殺人』刊行に寄せてで
    「この作品の内部に、日本の新本格ブームに火をつけたのは島田荘司であり、薪をくべたのは綾辻行人だと解説する一節があるが、そういう二人がこの新作の帯に名を連ね、そして当の知念実希人が特筆すべきこのミステリー史の一時代に終止符を刻むべく、渾身の力作を世に問うとなれば、これはまたうまく時代が廻ったものと、創作の女神の差配を感じる」
    とあるのが、全くその通りだと思いました。

    この作品の仕掛けと本格ミステリ愛には綾辻さんと島田さんが絶賛するのも頷けます。

  • ◇◆━━━━━━━━━━━━
    1.感想 
    ━━━━━━━━━━━━◆
    久々に本格ミステリーという作品を読みました(^^)
    登場人物が10人程度なので、誰だっけ?ということなく、少ない人数で、ハラハラ、ドキドキして展開していくのはよかったです。

    まず、着ているものに意識が向かわされます。
    刑事コロンボの服、ホームズの服、といった具合に。
    いろんな伏線に意識が向けられ、なかなかに面白かったです。

    熱くミステリーを語れるほど、いろんな作品を読んだことがないので、なにかと比較するのは難しいですが、読んだことのあるような雰囲気は感じました。ミステリー作品だと、どうしても同じ雰囲気になるんでしょうか…
    それでも、343ページからは、一気に読んでしまいました。それぐらい、後半は引き寄せられました。

    お話としては4日間の短い間の話しですが、いろいろ起伏があって、展開も早くて、なかなかに面白かったです。

    最終的に読み終わって、意外にあっさりしてたかな〜という感じです。面白かったですが、あっさり人が死んで、あっさり解決して、あっさり終わったな〜という感じでした。


    ◇◆━━━━━━━━━━━━
    2.あらすじ 
    ━━━━━━━━━━━━◆
    硝子の塔に招待された7人が、殺人事件に巻き込まれていく。長野県の山の中に建つ硝子の塔で、静かに事件が広がっていきます。


    ■硝子館
    ミステリ小説、ミステリ映画などを展望室に収蔵していることで、有名な館。長野県北アルプス南部の蝶ヶ岳中腹に建つ。

    ◇◆━━━━━━━━━━━━
    3.主な登場人物 
    ━━━━━━━━━━━━◆
    ■見出しに説明書きあり

    神津島
    真っ白な顎ひげ
    数年前まで帝都大学生命工学科の教授
    その分野でいくつもの素晴らしい功績を残した
    ミステリフリークにしてコレクター

    一条
    神津島の専属医、週に2、3回硝子の塔にやってきて診察


    難事件を解決してきた探偵

    夢読
    自称霊能力者、霊能力を使って事件を解決するというテレビ番組に定期的に出演している。

  • ミステリマニアに向けた本格ミステリ!

    申し訳ない!
    偉そうに言わせてもらうとこれミステリマニアじゃないとしゃぶりつくせないわ
    もう、登場人物からしてミステリマニアなら笑っちゃうくらい完璧

    なんてほんと偉そうに言った自分もミステリマニアには程遠く、せいぜいミステリ好きと言ったレベルでまあ甘めに見積もってしゃぶりつくし度は80%くらいでしょうか
    なんだしゃぶりつくし度って

    知念実希人さんも相当なミステリ好きだよね
    ネタバレ気にせずにミステリ好きの同志と語り合いたい傑作ですよほんと
    ミステリ好きは絶対に読むべき!楽しかった!

    ぎりネタバレにならないかなと思う範囲で一個だけ
    ミステリ好きなら読んでる間ずーっと喉に小骨が引っかかってるような気分になるんですよね
    こんな風に思わせるのが作者の最大の仕掛けだと思うんですが、何が引っかかるのか?
    それは…なんでこの本のタイトルが『硝子の塔の殺人』なのか?!ってことです
    ミステリ好きなら分かってもらえると思うんですがこれってものすごく気持ち悪いタイトルなんですよね(もちろんちゃんと最後にこの気持ち悪さも解消してはくれるけど)

    この物語を読んでこのタイトルに気持ち悪さを感じる人はいっぱしのミステリ好き名乗ってもいいかもw

    • ひまわりめろんさん
      あ、言っちゃいましたねw
      あ、言っちゃいましたねw
      2023/04/19
    • マリモさん
      これはめっちゃ面白かったです!!
      私はたぶん60%くらいかなーと思いました。ポー読んだことないから、モルグ街の殺人を知らないのは痛かったです...
      これはめっちゃ面白かったです!!
      私はたぶん60%くらいかなーと思いました。ポー読んだことないから、モルグ街の殺人を知らないのは痛かったですね。ホームズのライバル?モリアーティも名前しか知らないし。
      もっとマニアになったときに再読してニマニマしたいです。
      ひまわりめろんさんのホラー克服計画は順調そうですねー。いずれ、小野不由美さんの屍鬼も是非。長いし暗いし怖いし、私は一巻の途中までしか読めなかったんですけど。笑
      2023/06/09
    • ひまわりめろんさん
      マリモさん
      こんばんは!

      ホラーは主旨を理解しないツワモノどもがどぎつそうなのばかり勧めてくるので困りますw
      ライトなやつから慣らしていき...
      マリモさん
      こんばんは!

      ホラーは主旨を理解しないツワモノどもがどぎつそうなのばかり勧めてくるので困りますw
      ライトなやつから慣らしていきたいのに><

      ★評価ゆるゆるのワタクシ、未だ★1付けたことないんですが、一応基準がありまして、最後まで読み切れなかったものに付けようと思ってるんですね
      なのでもし★1を付けることになったら、ホラーとしては最高評価ってことになるかもw

      『ガラスの塔の殺人』についてはマリモさんのレビューに乗り込みます!w
      2023/06/09
  • 知念実希人先生の作品は、いま話題の天久鷹央シリーズ読了後の「祈りのカルテ」以来でした。

    SF作品を思わせる表紙とは裏腹に、クラシカルなクローズドサークル、嵐の山荘ものミステリです。綾辻行人先生の「十角館の殺人」は最近読んだという本格ミステリ初心者の私にとって、まさに本作はお誂え向きでした。

    自称名探偵・碧月夜という男装の女性が時折見せる、目を細める仕草が印象的。この描写で、どこまで真相に気付いているのかという疑問を読者の頭の片隅に植え付けつつ、その心中は明かされることなく物語は進みます。

    一方、名探偵はミステリ小説の話になると我を忘れて語り出します。そのマイペースな無軌道ぶりは天久鷹央に通じる魅力があります。言動は不謹慎で物騒なものですが、暗くなりがちな展開に軽妙な明るさを添えています。

    この名探偵の振る舞いが果たして天然なのか、意図的なのか。また、登場人物の何気ない一言が、後になって戦慄を覚えることも。さらに、別視点の倒叙ミステリーの要素もあるなど、複合的にドキドキ感が味わえます。

    後半、痛恨の連続殺人を許してしまい、名探偵は落ち込みます。そして、相棒は、名探偵の特徴として「決して諦めないことだ」と言って励まし、名探偵は息を吹き返します。このことが、犯人にとっては運の尽きでした。

    最後の謎解きは、お約束の関係者を一堂に集めて、容疑者を絞り込んでいきます。いかに登場人物のセリフを読み流してきたかを思い知らされます。各場面の些事にこれだけの伏線が張りめぐらされていたとは…驚きです。

    犯人が過去とともに炙り出され、あとは警察の迎えを待つだけの冒頭シーンに辿り着きます。いくつか残された謎は何だったのか。内省する間に思い起こされるわずかな違和感。そして、戦慄の展開が…すべてが覆ります。

    これには久々に度肝を抜かれました。凄い作品に出会ってしまった。

    • かなさん
      harunorinさん、こんばんは!はじめまして。
      この度はこちらへのフォローをしていただき
      ありがとうございます。
      こちらからもフォ...
      harunorinさん、こんばんは!はじめまして。
      この度はこちらへのフォローをしていただき
      ありがとうございます。
      こちらからもフォローさせていただきますので
      これからどうぞよろしくお願いします。

      私もこの作品はスゴイと思いましたよ!
      そして、「十角館の殺人」を読まれているのなら
      なお、いいですよね(*^^*)
      私も「十角館の殺人」も大好きです。
      2023/08/20
  • これは、、おもしろすぎました。。
    内容および系統は、閉鎖空間で起きた一連の事件の裏で、いくつもの思惑が同時進行していた、というもの。
    これだけ聞くとありがちに思えますが、その同時進行具合が半端じゃないです。
    同時進行してたという事実の解説パートに入ってからは、色んなことがくるくるひっくりかえる展開に異常に惹きつけられます。
    この小説を楽しむには一気読みがオススメです。時間があるときに読みましょう。

  • 色々と練られ建てられた硝子の塔。
    なるほど…この塔の構造のように、事件解決も一筋縄ではいかないわけだ。モヤモヤが残る。
    登場人物に好感を持てず、「何コイツ」と思いながら読んでいた。ハマれずごめんなさい。

    • なおなおさん
      改めて「いいね♡」を押しました!
      メーロン氏責任問題!前にも土瓶さんとこの件についてお話したような気がします。
      うーむ…問題だわ…(~_~;...
      改めて「いいね♡」を押しました!
      メーロン氏責任問題!前にも土瓶さんとこの件についてお話したような気がします。
      うーむ…問題だわ…(~_~;)w
      2023/09/30
    • りりうさん
      なおなおさんこんにちは(*'▽'*)

      またアイコン変えられましたか?ハロウィンですね♫かぶりっこメーカー私もやってみたい…。

      この本、表...
      なおなおさんこんにちは(*'▽'*)

      またアイコン変えられましたか?ハロウィンですね♫かぶりっこメーカー私もやってみたい…。

      この本、表紙に惹かれて読みたいと思ってたんです。まだ無理そうですが(財布的に)(・・;)
      なおなおさんは低評価ですか〜。登場人物がアレだと面白くないですよね。読まなくてもいいかなー、他にも読みたい本たくさんあるし…。
      2023/10/01
    • なおなおさん
      さわわさん、こんにちは!
      期間限定のハロウィンアイコンにしてみましたよ。アイコン仲間のブク友さんと企画しました。
      さわわさんも是非やりましょ...
      さわわさん、こんにちは!
      期間限定のハロウィンアイコンにしてみましたよ。アイコン仲間のブク友さんと企画しました。
      さわわさんも是非やりましょうよ!
      さて本書ですが、好みの問題です。評価の高い本なので、私のレビューで決めてはだめですよ〜| ;º⌓º)꜆₎₎ミステリーをたくさん読む方には楽しいと思います。たくさんの有名なミステリー作家さん、物語、仕掛けなどの話が出てきます。ただ私にはお腹いっぱいだったかな。
      2023/10/01
  • まことさん、たけさんのレビューを読んで、何!?世の中にこんな作品が生み出されていたのか!?
    と、もうレビューを読んでる最中にAmazonでポチっとやってしまった。

    積読がいっぱいある中、これが届いた瞬間から読みたくて!読みたくて!!

    クローズドサークルでしよ!
    フーダニットでしょ!

    帯がね、島田荘司に綾辻行人!!
    もうそれだけで、心臓掴まれる。

    読んでいくと、もうね、何これ?
    ミステリ好きの為の作品!
    島田荘司、綾辻行人ファンにはたまらない。

    謎解きの方も、どんでん返しも、ミステリにもうネタは残ってないでしょ?ってなこの時代なのにビックリな展開。

    読んでいる間中、ゲラゲラ笑ったり、ドキドキしたり、もう本当に最高!!
    こんな素敵な時間をありがとう!!!

    • bmakiさん
      まことさん

      素敵な本をご紹介下さり、ありがとうございました(*^^*)
      まことさんの本棚は、私の次の本を探すのに大変参考にさせて頂い...
      まことさん

      素敵な本をご紹介下さり、ありがとうございました(*^^*)
      まことさんの本棚は、私の次の本を探すのに大変参考にさせて頂いております。アンテナが低いので、新しい本の知識が全く無い中、まことさんはいつも面白そうな本をたくさん読んでおられるので(*^^*)

      メディウム、未読です。こちらもポチっとやってしまいます(*^^*)
      2021/09/26
    • たけさん
      bmakiさん!
      でしょ!でしょ!

      この作品、すごいですよ!
      知念さん初の本格ミステリーということですが、極めてしまった感がありま...
      bmakiさん!
      でしょ!でしょ!

      この作品、すごいですよ!
      知念さん初の本格ミステリーということですが、極めてしまった感がありますよね。ほんとに読んでいて楽しくて素敵な時間ですよね!
      2021/09/26
    • bmakiさん
      たけさん

      本当ですね!これは凄い!
      知念さんは恥ずかしながら一冊も読んだことがなかったのですが、今後注目していきたいと思います!
      ...
      たけさん

      本当ですね!これは凄い!
      知念さんは恥ずかしながら一冊も読んだことがなかったのですが、今後注目していきたいと思います!

      綾辻さんファンには堪らない一冊でした!幸せになりました(*^^*)

      ご紹介いただきありがとうございました。
      2021/09/26
  • えっ!これはすごい!!!

    知念実希人さん、初の本格ミステリーとのこと。
    クローズド・サークルとなった「硝子の塔」で起きる連続殺人。名探偵碧月夜が医師一条遊馬とともに謎を解き明かしていく…

    オーディブルで会社から帰宅の道のり、暗い夜道をトボトボ歩きながら聴いてましたが、中盤から背筋がゾォ〜っとしっぱなしで…いやー、ヤバかった。

    本屋大賞ノミネートは間違いなし、と見た。
    ミステリー好きは必読の書なのではないでしょうか。

    それにしても、碧月夜のキャラクター、素晴らしいです。シリーズ化を希望!

    • たけさん
      読んでください!
      読んでください!
      2021/09/05
    • まことさん
      たけさん。おはようございます!

      私も、図書館でちょうど順番が(2番目です♪)きていたので、たけさんのレビュー、じっくり拝見してしまいま...
      たけさん。おはようございます!

      私も、図書館でちょうど順番が(2番目です♪)きていたので、たけさんのレビュー、じっくり拝見してしまいました。
      最後の方になって、なんでたけさんはシリーズ化希望なんて書いていたの?この展開でシリーズ化はありえないでしょう。と突っ込みながら読んでいました。
      でも最後の最後まで読むとこれなら名探偵、碧月夜の再登場もあるかもしれないと思えました。
      シリーズ化希望は、たけさんの真似っこになるので書きませんでした。
      (*^^*)
      2021/09/12
    • たけさん
      まことさん、おはようございます!
      コメントありがとうございます。

      ネタバレにならないよう感想書いているつもりですが、「シリーズ化希望」はあ...
      まことさん、おはようございます!
      コメントありがとうございます。

      ネタバレにならないよう感想書いているつもりですが、「シリーズ化希望」はある意味ネタバレだったのかも笑
      まさしく、最後までどんでん返しに次ぐどんでん返し。主人公の一条遊馬からして最初から信じられないし、名探偵もあやしい…。誰も信じられない展開で、どこに辿り着くのか?
      すばらしいミステリー小説でした。
      2021/09/12
  • これは…全く予想外の展開!びっくり!!

    舞台は、スキー場跡地にポツンと建てられた円錐状のガラスの建物の中。
    ミステリ愛好家である館の主人に招かれた客は6名。
    医師、刑事、自称名探偵の女性、霊能力者、ミステリ作家、そして雑誌の編集長。
    ほかに、館で働く執事、料理人、メイドの3名が登場。

    第一の密室殺人が起こり、客と従業員はパニックに。
    警察を呼ぼうにも、雪崩でアクセス不能。
    三日後には警察が到着するらしいとのことになったものの
    その後 ケーブルが切断されて通信もできなくなってしまう。
    そして、第二、第三の密室殺人が起こり…。
    「自称 名探偵」の月夜が論理的に推理を進め、事件の真相に迫ろうとする。

    と、ここまではよくある密室殺人事件の展開なのですが、
    事件解決間近と思われた直後に、え~っ?!
    と、二転三転…。
    ジェットコースターに乗っているような高揚感。

    この作品には、実名で出てくるミステリ作家がたくさんいました。
    そして彼らの作品や登場人物たちについての言及も。
    知念氏自身が相当なミステリフリークのようです。
    ん~~。
    全部 知ってたら、さらに楽しめたんだろうなぁ。

    ジェットコースターがやっと目的地に着き、ホッと一息。
    頭の中がまだ クルクル 動いていて完全には静止できない状態。
    そして、エピローグ。
    あれれ? この爽やかな終わり方、これでいいのかな??



    追記:長時間 移動をしなくてはならなくなったため、オーディオブックに初挑戦。
       手ぶらで充分楽しめて 良かったです。

    • 松子さん
      yyさん、こんにちは(^^)
      オーディオブック⁉︎
      すごい!聴く読書でこんな素敵なレビュー!
      私も聴く読書しますが、感想がうまくまとまらなく...
      yyさん、こんにちは(^^)
      オーディオブック⁉︎
      すごい!聴く読書でこんな素敵なレビュー!
      私も聴く読書しますが、感想がうまくまとまらなくて(^^; レビューが書けないんです…

      長時間の移動…、ご旅行でしょうか
      どうぞ素敵な時間を〜(^^)
      2022/12/30
    • yyさん
      まっちゃん、コメントありがとう☆彡

      初体験ですよぉ~! オーディオブック。
      クリスマスにちょっと遠くまで出かけたのだけど、
      現地集...
      まっちゃん、コメントありがとう☆彡

      初体験ですよぉ~! オーディオブック。
      クリスマスにちょっと遠くまで出かけたのだけど、
      現地集合のため、道中はひとり。
      ちょっと寂しいなと思って、お伴になってもらいました。

      たしかに、目で読むのとは違う感覚。
      でも、作品が面白かったので
      帰ってすぐ、忘れないうちにと 焦って書きました。
      ブクログのお陰で、忘れっぽい私の脳もフル回転。
      ありがたや。

      昨日からは、買い物や掃除で、もうバタバタ。
      現実はそんなに甘くない。
      年末年始に帰ってくる子供たちのための
      「飯炊き婆さん」と化してます (^^;)

      2022/12/30
    • 松子さん
      年末年始に帰ってくる子供たちのために…
      うぅーん、やっぱりyyさんは素敵な女性です!
      どうぞ素敵な時間を〜♡
      年末年始に帰ってくる子供たちのために…
      うぅーん、やっぱりyyさんは素敵な女性です!
      どうぞ素敵な時間を〜♡
      2022/12/30
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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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