喫茶とまり木で待ち合わせ

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 466
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408538112

作品紹介・あらすじ

全国の書店員さんも大絶賛!
感動のコメント続々!

不器用な心を救う、ヒューマンドラマの名手、
沖田 円の新たな最高傑作、ここに誕生!

とめどなく切なく優しく温かい。
「心の再生」の物語。
そして……これはあなたの物語。

さまざまな人生が交差し、疲れた羽を休めていく場所
――喫茶とまり木へようこそ。


そこは静かな街の片隅にある喫茶店。
決して繁盛しているとは言えないが、毎日、様々な想いを抱えたお客さんが訪れる。
仕事と家庭の両立ができず離婚した後も、母親になれなかった自分に苦悩する女性。
男子であることに縛られ、趣味のアクセサリー作りを誰にも話せないでいる高校生。
安定は手にしたものの、平凡で退屈な生き方から外れることに憧れる20代事務員女子。
そして、ある特殊な依頼によって大切なことを知る便利屋男性……。
それぞれの人生を紡ぐ温かな眼差し、沖田円渾身の「心に刺さる」連作短編。

何気ない毎日の中で、自分の生き方がほんの少しだけわからなくなっている人に捧ぐ、小さな人生の再生ストーリー。
読後は、生まれ変わったような希望に満たされて――。


【沖田 円さんから読者の皆様へのメッセージ】
どこにでもいる人たちの、どこにでもある物語を書こうと思いました。
自分が人生で体験しないだろうことを味わえるのは読書の醍醐味のひとつだと考えていますが、今作はあえて自分に身近な「そこら辺にいそうな人」たちを物語の主軸に置いてみました。
本作に主人公はたぶんいません。
喫茶とまり木にやって来た5人は、他の物語ならば名前も付かないモブかもしれません。
でも彼らにだって悩みがあり、躓きがあり、人生にちょっとしたドラマだってある。
今作は、そんな人たちのささやかな物語となりました。
皆様のそばにいつの間にかいるような、古い友達みたいな本になればいいなと思っています。
ほんのちょっとだけ明日が来るのが楽しみになりますように。
(作家・沖田 円)

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった!というか、人生を学べた感じがした。みんな色んな悩みを持っていて、喫茶とまり木で、出会う人々によって浄化されていく感じ。いいなと思った。自分だけが、問題があるわけじゃないって知らされる。疲れている人だったり、なにか悩みを持っている人に読んでもらいたいと思えるような本だった。登場人物の誰かしらに感情移入できるような作品だと思う。

  • 今どきの「カフェ」ではなく、昔ながらの「喫茶店」が舞台の連作短編集。と、聞くだけでも心の片隅がほこほことしてくる。
    喫茶店で待ち合わせ、ってなんだかいいよね。
    誰かが待ってる場所。誰かが向かう場所。そこから何かが始まる予感。
    沖田円小説は初読みだったのだけど、こんなに優しい物語を紡ぐ方だったとは。
    どこにでもいる人たち、それは私かも知れないし私の隣にいる人かもしれないし、どこかですれ違った人かもしれないし。そんな誰かと誰かの、待ち合わせから始まる優しい物語たち。
    世知辛い毎日に疲れた心に、じんわりとしみる。

  • 感想
    人生の主人公は自分。その当たり前のことを思い出させてくれた。主人公にも困難は訪れる。しかし乗り越えた時に物語はさらに深みを増し面白くなる。

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著者プロフィール

愛知県安城市出身。2012年『一瞬の永遠をキミと』で作家デビュー。2015年末に刊行した『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』は累計24万部を突破しコミカライズ。2018年には『千年桜の奇跡を、きみに~神様の棲む咲久良町~』(原題『咲久良町シンフォニー』)がポプラ社ピュアフル小説大賞で金賞受賞。その他著書に、『雲雀坂の魔法使い』『春となりを待つきみへ』『神様の願いごと』『猫に嫁入り』シリーズなど、ヒット作多数。

「2022年 『喫茶とまり木で待ち合わせ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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