猫にならって

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  • 実業之日本社 (2023年1月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784408538198

作品紹介・あらすじ

ときには、猫のように生きてみる。
高校生、バーの店員、獣医師……のら猫との出会いと、生命をめぐる8つの物語。

・病気で臥せっている小学生・芳子の部屋で子猫が4匹生まれた。芳子は小さな子猫チビのことが気がかりで……(「ミー子のおしえ」)。
・高校を中退し新宿二丁目のゲイバーで働いているエーイチ。ごみ収集を生業にしながら、のら猫をバーの屋上に住まわせている伝説の「エルヴィスさん」と出会い……(「逃げればいい」)。
・孤独な獣医の湯出。思いがけないトラブルから逮捕されてしまい……(「猫の恩返し」)。

『おれのおばさん』『大きくなる日』『駒音高く』ほか家族小説の名手が描く感動の連作短編集。

◆目次◆
第一話 ミー子のおしえ
第二話 やさしく透きとおる
第三話 それぞれのスイッチ
第四話 男の子たち
第五話 エイミー先生
第六話 気になるあのひと
第七話 逃げればいい
第八話 猫の恩返し

装画/とりごえまり

みんなの感想まとめ

猫のように生きることをテーマにした連作短編集で、登場人物たちが猫との出会いを通じて成長し、変化していく様子が描かれています。物語は多様なキャラクターを中心に展開し、猫との関係性がそれぞれの人生に影響を...

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で目に留まってなんとなく借りてきた。
    登場人物が少しの関係性を持った猫を取り巻く短編集。
    ファンタジー要素もあったかな。
    最初はちょっととっつきにくい文章だなと思ったけど、慣れてくると段々と面白くなってきた。
    最後の湯出さんのがなかなか良かったな。
    最初に登場した時の悪いイメージが覆った。

  • 猫好きの 猫好きによる 猫好きのための小説
    猫は気高く、気負わず、威張らず、いつもありのままの姿で、大切なこと/ものにまっすぐに生きています。あぁ、猫のように生きたい。

  • 猫にまつわる連作短編。繋がっていたりいなかったり、いないと思ったらかすかに繋がっていたり。展開が早くて読みやすい部分と分かりにくい共感しづらい部分が半々といったところ。猫は偉大。

  • 猫にまつわる短編連作集。
    のら猫との出会いから、物語がどんどん展開していくのが面白かった。
    「時には、猫のように生きてみる」のも、確かにいいかもしれないと思わせてくれる1冊。

  • 【収録作品】ミー子のおしえ/やさしく透きとおる/それぞれのスイッチ/男の子たち/エイミー先生/気になるあのひと/逃げればいい/猫の恩返し

    猫がつなぐ、緩やかな短編。一人一人が自分の居場所を見つけていく。温かい気持ちになれる。

  • 野生に生きる動物達は何も考えずに与えられた人生(猫生?)を送っているだけ。
    それが案外シンプルで良いのかもしれない。人間も時には猫みたいに決断するのも良いのかも…。

  • 初読みの作家さん。表紙のイラストとタイトルに釣られて読みました。
    8編からなる短編集。必死に生きる人達の人生の一部に、ひょこっと猫が登場します。
    ほっこり系かと勝手に予想していましたが、少し違いました。あと、猫が愛らしく描かれていなくて残念。

  • 1話目は???という感じでしたが2話目からは惹き込まれました。
    登場人物がよい。

  • 佐川光晴らしい、人間に対する愛情を深く感じる連作短編集です。どの登場人物も、自分にまっすぐに生きている姿が印象的です(過去の自分の行動を後悔している人もいますが、彼も自分のありのままの姿を真摯に受け止めています)。

    ともすると説教臭い小説になりそうですが、人々の生活の各所に現れる猫たちの気儘な姿や、その猫に癒され・絆されて、ふと気を許す人々の姿が読後感を暖かいものにしてくれています。

    ガラス作家の「ミカズさん」が本当に素敵な方で、こんな大人な男になりたい、とも思いますが、こればっかりはなんとも、「運命次第」というところでしょうか。

  • 読んでて楽しかった。私も日々、猫に救われている。

  • 1話は読んだが、いまいち。現実感がないような話は苦手。また機会があったら、続きを読むかも。

  • 装丁に惹かれて。猫ちゃんかわいい。
    連作短編集でした。

  • ねこといる事で色々な気付きを得た人々を描いた連絡短編集です。ねこと暮らした事ないですが、飼いたくなる小説です。
    ガラス職人の家の庭に住み着いた4匹の子猫にきゅんきゅんします。

  • 猫さんは偉大だ。

  • 猫にまつわる短編集8つなんですが、すべてが繋がってて、「え、この猫が!?」とか、「え、この人が?!」とかなるのが面白いです。物語もじんわりしつつ、考えさせられるようなところもあって。人物&猫関係図を作りたくなります。ちょっと読み返さないと。「ひとはひとだけじゃあ、ひとをやっていけないよね」って台詞が印象的でした。記憶に残る…

  • 短編の登場人物たちがみんな繋がってる話。
    ミカズさんがどんどんたくましくかっこよくなってく感じ。

  •  猫には癒やされ、そして教えられることばかりです。ストレッチと大あくびの大切さ。素直に生きること。一日一日を生きること。佐川光晴「猫にならって」、2023.2発行。かなり期待しました。連作8話で、どう連作するかの愉しみはありますが、内容的にはイマイチな感じがしました。期待し過ぎたのかもしれませんw。

  • 猫にまつわる短編集

  • とても優しく素敵な、ねこ愛に溢れている連作短編集
    でした。
    昭和からはじまるねこと人の物語
    初読みだったので違う作品も読んでみたい。

  • 男子高校生クラスと猫の場面が好き。

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著者プロフィール

1965年、東京生まれ・茅ヶ崎育ち。北海道大学法学部出身。在学中は恵迪寮で生活し、現在は埼玉県志木市で暮らす。2000年「生活の設計」で第32回新潮新人賞。2002年『縮んだ愛』で第24回野間文芸新人賞受賞。2011年『おれのおばさん』で第26回坪田譲治文学賞受賞。

「2021年 『満天の花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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