死写会

  • 実業之日本社
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本棚登録 : 297
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408538495

作品紹介・あらすじ

巨匠監督が謎の死を遂げ、試写会の参加者は自殺…… 真相に探る人々に恐怖が迫る‼️
昭和最後の巨匠と呼ばれた映画監督・白波瀬が、最新作の完成直後に不審死した。配給会社の東活は、その事実を隠し試写会を強行するが、凄惨な事件が起こる。参加した人々が、集団自殺したのだ。集団パニックや催眠が疑われたが、残された現場映像によって奇妙な点が浮かび上がる。雑誌編集者の里中凪と新聞記者の矢部誠は、真相を突き止めることにするが……。

感想・レビュー・書評

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  • リングのように映画を見ると怨念で死んでしまう。その死に方の描写が凄くて映像では見れないくらい怖い。文字なのでなんとか読むことができた。

  • 正直なところ、気色悪いという読後感しか残らなかった。しかし、それ故に強く印象に残った。
    得体の知れない怨念が無差別殺人を繰り返す情景が理不尽かつ生々しくて、聞いて(読んで)いて辛くなった。

  • audibleにて
    すくいがない

  • 前半のホラー描写はかなり怖く、映画を見ると死ぬという理不尽な要素にどう立ち向かっていくかが興味深かったが、
    後半になって映画を見なくても内容を知れば死ぬなど、どんどん条件の難易度が下がり、目を閉じても瞼の裏で映画が流れ始めた時には怨念の執念に脱帽しました。
    ここまで明確に意思、殺意、動機を持つのなら最初に死んだ監督はもう少し凄惨な死を遂げてもよかったのでは。

  • Audible

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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