死体で遊ぶな大人たち

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 276
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408538655

感想・レビュー・書評

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  • 2日続けてツタバにやって来ました♪
    今日は午後から妹家族が横浜に遊びに来るので、夜は中華街に連れて行けと...
    もはや恐喝です^^;

    となると、いつものラーメンは今日は我慢です( ̄^ ̄°)

    ということで、昨日読みたかったけど読めなかった本書を読みにね✩.*˚
    (「買えよ!」ってツッコミはナシで^^;)

    で、図書館にも妹家族が来る前に行かないといけないので、今日のツタバはこの1冊のみで○┓

    いや、これヤバイ!!
    表紙からしてヤバイけど、中身もなかなかヤバイヤツでした(*^^*)v
    (↑ヤバすぎて笑顔に(笑))

    倉地さんの作品、実は1冊だけですが絶賛長期積読中なんですよねー

    なので、はじめまして (・ω・)ノ*。.・°*

    いやぁ、2日続けて歩いて来たかいがありました。

    4作の短編なんですが、のっけから今村昌弘さんの『屍人荘の殺人』を彷彿させるゾンビもの。
    あっ、著者も書いていましたが、トリック等は違うのでこれはこれで十二分に楽しめます。

    その後も続く3編はそれぞれが独立したストーリー。

    まだ発売されたばかりなので、詳細は...
    ( ・×・)オクチチャック

    共通するのはタイトル通り!

    でもね、最後にやってくれましたね✩.*˚

    これ大好物です(*´▽`*)ノ



    <あらすじ>
    本格ミステリ小説です。この作品は、ゾンビとの奇妙な死闘や、死者が人を殺せるのか、腕だけ別人の死体の謎など、斜め上の真相に驚愕必至の内容となっています。

    物語は、夏の山荘で起きた惨劇を中心に展開されます。殺人犯はゾンビなのか、密室心中の真相は何か、そしてなぜ腕だけが別人にすげ替えられたのかといった謎が次々と明らかにされていきます。

    興味惹かれますよね?
    読むべきです‪(*´﹀`*)‬

    本の概要
    取扱注意!
    変な死体×本格ミステリ

    作家デビュー30周年記念作品

    不謹慎だがガチ本格の死体ミステリ!

    「本格・オブ・ザ・リビングデッド」
    夏の山荘で起きた惨劇。殺人犯はゾンビ⁉

    「三人の戸惑う犯人候補者たち」
    「人を殺したかも」相談の内容は殺人で…

    「それを情死と呼ぶべきか」
    〈死者が生者を殺した〉密室心中の真相は⁉

    「死体で遊ぶな大人たち」
    なぜ腕だけ別人に“すげ替え”られたのか?

    「死体を有効活用すれば、ここまで奇怪な状況をロジカルに成立させられるのか! 
    著者が示した4態(シタイ)に驚嘆!」――村上貴史氏(書評家)

    著者について

    1962年静岡県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。94年『日曜の夜は出たくない』でデビュー。97年『星降り山荘の殺人』で第50回日本推理作家協会賞(長編部門)候補。2001年『壺中の天国』で第1回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に「猫丸先輩」シリーズ、『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』『世界の望む静謐』『大雑把かつあやふやな怪盗の予告状−警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル』『恋する殺人者』など多数。

    • かなさん
      この表紙、ヤバいヤツですよね〜!
      でもブラックひぼさんが
      登場するほどでもないのかなぁ^^;
      でも、すっごく面白そうですね!!
      惹か...
      この表紙、ヤバいヤツですよね〜!
      でもブラックひぼさんが
      登場するほどでもないのかなぁ^^;
      でも、すっごく面白そうですね!!
      惹かれますっ(*^^*)
      2024/09/08
    • ヒボさん
      どちらかと言えば「ひぼ」の好物♪
      これはいい意味でヤバかったです。
      どちらかと言えば「ひぼ」の好物♪
      これはいい意味でヤバかったです。
      2024/09/08
  •  全四篇の中・短篇集です。なんといってもインパクトが強いのは、『死者に殺された生者』という魅力的な導入から、なんでこんな結末に、という強烈なラストが待っています。
     全作品、奇妙な死体が登場して、特殊設定を扱っているものもあって、中には設定や謎解きに、「それはなかなか強引すぎるのでは……」と思ってしまうものもあるのですが、こういうもの、と割り切ってしまうと、ユニークでとても楽しい気持ちになります。

  • 2024/09/12読了

  • 倉知淳氏の書籍はこれが初めまして。

    冒頭で作者が書いているベストセラー作品は『屍人荘の殺人』だと思われます。
    SFが苦手なので読んではいませんが。

    内容は本格的なミステリーです。
    仰向けだったり横向きだったり、齧られてたり撃たれていたり。様々な死体の話。
    1番最初の話は他とはちょっと変わっていて、ゾンビ系のSFです。苦手なのでちょっと後悔していましだが、滅茶苦茶面白いです。この話が1番好きですね。
    某ベストセラー作品も読んでみようかなぁと思っています。

    最後の話は、此処でそう来るのかと思わせる短編。

    犯人を逮捕したり、自首したりと言った描写はなく、本当に推理と考察です。

    タイトルと表紙がちょっとアレですが、買って後悔はしないと思います。
    オススメの1冊です。

  • 見事な連作短編集。

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著者プロフィール

一九六二年静岡県生まれ。日本大学藝術学部卒。九三年「競作 五十円玉二十枚の謎」に応募し、若竹賞を受賞、九四年『日曜の夜は出たくない』で本格的に作家デビュー。二〇〇一年『壺中の天国』で第一回本格ミステリ大賞を受賞。著書に『星降り山荘の殺人』『片桐大三郎とXYZの悲劇』『皇帝と拳銃と』『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』『月下美人を待つ庭で猫丸先輩の妄言』などがある。

「2021年 『作家の人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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