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本 ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784408538693
作品紹介・あらすじ
\\ 祝・累計5万部突破! //(2025年6月現在)
一生懸命生きれば生きるほど空回りするすべての人へ捧げます。
1万部を突破した伝説的ヒットの自費出版エッセイ集、
新たに17篇を加え、待望の商業出版。
発売早々から勢い止まずメディア各所で話題沸騰!
◎◎◎又吉直樹さん・蓮見 翔さん・松本壮史さん 大推薦◎◎◎
笑いも、恥も、傷も、忘れ去った記憶さえも尊いものだと気づかせてくれた。
感情が論理を超え、愚かさに光が宿る。そんな本当の瞬間が綴られた作品を、心から祝福したい。
(又吉直樹さん)
何にもいいことないなって思ってる人は読んでみてください。あ、これ確かにいいことだわって気づけるものがたくさん詰まってます。僕はこの本を読んでから、外を歩く時に楽しいと思える瞬間がちょっとだけ増えました。
(蓮見 翔さん/ダウ90000)
ぼんやり不安を抱えながら、のんきな文体で東京の街を軽快に彷徨う。
磯丸水産で、バルト9の帰り道で、荻窪のスーパー銭湯で。すごく個人的なことばかり書かれているのに、たまに記憶の奥底とシンクロしてはちきれそうになった。
みっともないことばかりだけど、よく見たら日々はそれなりに光ってるのだと教えてくれる。
(松本壮史さん/映像ディレクター)
せわしない日々からこぼれていく感情をユーモアたっぷりに掬いあげた、
東京での生活を中心とした心がほぐれるエッセイ集。
※挿絵・装画:佐治みづき
感想・レビュー・書評
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表紙とタイトルがもう面白いです。
これでまずひと笑いだし、こういう人の話は聞きたいなってなる掴みもばっちり。
あんまり読まないエッセイだけど所々で心掴まれる話がある。
基本のんびりした描写なので仕事で疲れてる時に読んで癒されました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小原晩さん初読みです。2022年に本作『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』を自費出版しデビュー、その私家版に新たに17編を加え、今秋単行本として本書が刊行されたとのことです。
過ぎ去ったこと、日常あれこれの機微を切り取って、独特の創作力で綴った作品で読みやすいです。なぜ本書が話題になっているのか、読んで少し理解できたような気がしました。
まずは嘘や誇張がなく、素直な描写で自分をさらけ出してます。小原さん自身が、次のように記していました。「言葉がこぼれてくるのはきもちのゆるんでいるとき」だと。この自然体こそが魅力なのでしょう。お涙頂戴感や自虐感覚もなく、等身大の若い女の子が目の前にいる感じです。
そして、「どんどん、ぱちぱち」などの擬音語、「きらきら、ふにゃふにゃ」などの擬態語が頻繁に登場します。さらに、語彙が豊富で生き生きした表現につながっており、きっと小原さんが、五感を通じて外の刺激を受けとめる感性が豊かだからこそ、感受性も強いのかなと察します。
意図的ではないでしょうが、失敗談、悲しかったこと、辛かった内容が多いのですが、読んでてなぜか爽やかです。切り替えが早いのでしょうか? この辺が、読んで心がほぐれ、頑張ってる積もりが空回りばかりしている人に支持される所以かも…。 -
ブログで知り、気になっていた一冊をやっと手に入れた。
どうやら自費出版のようだ。
ページは少なく、文字は小さいけれど心にしっかりと届く文章。
短歌的でもあり、真剣で一生懸命さもあり、でもちょっと笑かしてくれる。
「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」は、東京だったんだな。
始まりの1話は社会人一年目。
「兄はガニ股」の「あ?」の応酬におぉ〜どっちも負けない強さって何⁇と。
これだけではない浪漫もある。
不思議さもある。
生活のなかの何気なさをとても上手く言葉にしていると思った。
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なんて事のない他愛のない人生をおもしろおかしく読みやすく書けるのはやっぱりすごい。大きなことを成し遂げることが人生なのではなく、ありきたりな日常を楽しんだり悲しんだりして謳歌することが人生なのだな、としみじみ。
タイトルの唐揚げ弁当の件と、無職短歌はおもしろすぎる。あの本読みました?で本人の実話だと言っていて作者になおさら親近感。青春時代、うらやましいなー。深夜3時に人と待ち合わせてみたいけど、もうできないもんね。エッセイを書いてみたいと思いました。 -
普通の毎日を過ごしている中で、こんな面白い人や変わった人に遭遇するってあるんだなと。
私はめったにそういうことがないので…
と書いていて、めったにないことを書いてエッセイにしているのかと思ってみたり。
面白かったけど、私はどうやらエッセイには共感を求めているみたいで、すごくはまることはなかった。
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コルベットさん、メリークリスマス♪
自分とは違うタイプの著者でも、どこか共感できるところがあるかっていうのが心惹かれるエッセイみたいだと、私...コルベットさん、メリークリスマス♪
自分とは違うタイプの著者でも、どこか共感できるところがあるかっていうのが心惹かれるエッセイみたいだと、私も気づいてしまいました。
そういう意味ではコルベットさんのレビューには、いつも心惹かれていますよ♡2024/12/25 -
ねこさん、メリークリスマス♪あーもうその一言で今年のクリスマスは大満足です!!!うかうかしてるとすぐ新年、頑張るぞ私!!ねこさん、いつもあり...ねこさん、メリークリスマス♪あーもうその一言で今年のクリスマスは大満足です!!!うかうかしてるとすぐ新年、頑張るぞ私!!ねこさん、いつもありがとうございます♡(*^^*)2024/12/25
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大満足のクリスマス、よかったです(≧▽≦)
ここから年末年始、あっという間ですよね。
ブクログでの楽しい時間をありがとうございました...大満足のクリスマス、よかったです(≧▽≦)
ここから年末年始、あっという間ですよね。
ブクログでの楽しい時間をありがとうございました〜♪来年も楽しみましょうね♡
2024/12/25
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こういうリラックスした雰囲気の文章が上手い人に憧れます。
「急につめたくなるもの」「ストレス解消法は、あります」「ジャングルジムの頂で待つ」「尻と少年」あたりはすごく好きでした。
エッセイなのでね。
フワーっと感想で失礼しました… -
なんか良い感じの本でした
ちょうど昨日の夜中嫌な事があって
少しもやもやしてましたが、
少し笑えて、心に染み込んでくる内容でした
知ってる場所や見かけた事がある場所なども
出てきて、読んでいて楽しい時間でした -
日常生活のエッセイが好きで、タイトルにも惹かれて本書を手にした。
著者の小原晩さんは1996年生まれで八王子出身。18歳で東京23区内に「上京」。本書はその上京後に書かれたもので、2022年に自費出版したエッセイ集に17篇を加筆した全40篇が収められている。小原さんがどんな人かはこのエッセイ以上では分からないが、素敵な感性の持ち主で、何気ない東京生活の本当に小さな一コマを切り取り、とても魅力的に描いている。見る人が見れば全然違うのかもしれないが、僕のマリさんと少し似通ったものを私は感じた。読みやすくあっという間に読了。本書が著者の商業出版第1作と理解しているので、今後の活躍を楽しみにしたい。 -
何気ない日常がこんなにも愛おしく、面白く、可愛らしく描けるなんて!
私自身も周りの人を大切に日々を楽しく過ごしていこうと思えた。クスッと笑いつつも切なく感じたりと色々な感情になりました。色々な人に薦めたくなる1冊でした。 -
BSの「あの本、読みました?」で話題になっていた「唐揚げ本」。エッセイなんだけど、どこか詩集のような。主観と客観のバランスが、絶妙な文体。
時代の雰囲気に合った才能が、早めに見出されてよかったなぁと、素直に思った。
小原晩の作品





