プロトコル (実業之日本社文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 実業之日本社 (2010年10月5日発売)
3.18
  • (1)
  • (17)
  • (37)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 162
感想 : 24
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784408550053

みんなの感想まとめ

テーマは、主人公の有村ちさとが社会人として成長する過程での人間関係や日常の葛藤を描いた作品です。彼女の論理的な思考と淡々とした視点が、読者に新たな発見や共感をもたらします。物語は、家族や友人、職場の人...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • そこそこ面白い。

    しかし、妹がバカすぎるし、主人公の頑なな感じが後半薄れるのが残念。

    サイドストーリーもあるようなので読んでみようと思う。

  • アルファベットを使った文字列が鮮明に頭に残り、また、ものごとを論理的に考える主人公の社会人5年目くらいの女性、有村ちさとが自身の力を活かしつつ、家族、友達、会社の人と繰り広げる、そのイライラやらホッコリやらで楽しく読めた。

  • 話を膨らませる度に、作者の意図が分からなくなってくる。
    結局どういう作品を作りたかったのだろうか。

  • 真面目すぎるOLの ちさと。
    真面目すぎるが故になんであっても仕事と割りきって淡々と事を成し、それである事件に巻き込まれたりする。
    現代社会に欠かせないコンピュータを軸に、様々な人間関係が絡まっていく。
    今までのお仕事小説とは、少し違った味わい。

    2015.6.29

  • 仕事中にアダルトサイトを閲覧していたことが暴かれ懲戒解雇となった影山次長のカスっぷりに呆れるが、なんだか憎めないキャラだ。
    全体的な話としては特に派手な展開をするわけではないが、アナグラムをつかったあの仕掛けはおもしろいと思った。

  • ネット通販会社で働く女の子が主人公のお仕事小説。
    こんなテーマの作品の場合、得てして「慣れない間は失敗ばかりして、時には大ピンチもあったけど、頑張って大きな仕事を達成しました」みたいな内容を想像しがちですが、本作品は良い意味で予想を裏切りました。
    主人公である”ちさと”の極端なストイックさ、理路整然としたところにすごく好感が持てる。事件そのものの進行や落とし処にはすっきりしない感じもするけれど、予定調和のお仕事小説よりもこの曖昧さがリアリティかな。

  • ネット通販会社に務めるOLの有村ちさとは社内の派閥争いに巻き込まれ、間接的に景山という男をクビにしてしまう。その景山は有村を恨みに思い、彼女から会社の膨大な量の個人情報が流出するように画策する・・・
    「ポンコツというのは、言い得て妙だ。その語自体が既に語彙として歴史的使命を終えつつあり、それ自体のありようによっていみじくも自らの"ポンコツ"性を明示している。」

    表紙とタイトルでは何の話なのかさっぱりわからないですね。タイトルはともかく、何故表紙が馬なのかは結局解らず終いです。
    社会人とはこういうモノなのかと思わされました。
    非常に現代的な小説だと思います。

  • 膨大な文字列の中から特定の法則性を見つけだす特異な能力を持つ半面、生真面目すぎて人間関係には不器用な有村ちさと。社内の派閥争いや個人情報漏洩事件に巻き込まれ、仕事や家族、恋人に翻弄されながら彼女が手に入れるものとは?コンピュータ間のデータ授受の約束事を示す用語「プロトコル」を、人間同士の関係へと昇華させて描くキャラ立ち系・neoお仕事小説。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    面白かった!
    最初英語の話から始まってちょっと、やだこれ小難しい感じなのかしら…って構えたけどそんなこたなかった!
    都合良いなぁと思うとこもあったけど、読み終わったあとこの先にワクワクする感じがある。

  • 個人情報漏洩事件に巻き込まれた生真面目OL・有村ちさとの運命は!?一作ごとに変容する異才の傑作長編。

  • 主人公のちさとちゃんのキャラがかわいい。
    少し時系列がわかりづらいところはあるけど、全体的には面白かったです^^

  • 20101227読了。

  • こういう話が好きなんだと思う。主人公が理不尽な目にあっていろいろ苦労するけど、最後はハッピーエンド。主人公をツライ目にあわせる人達も実は悪い人じゃない・・・みたいな話。本当に悪い人なんていないって思えた方がいいし、泣いて終わるより笑ってエンディングを迎える方がいい。
    私にも主人公に似た(主人公程ではないが)偏執的な部分がなくもないので彼女の英語に対する性癖のようなこだわりに共感する部分もあったし、主人公自身の行動原理的なものをプロトコルとして表現しているところも妙にわかりやすかった。

  • 10/11/23読了 物事を秩序立てて論理的に理解する。大切なことだと思うんだけどね。それがいつも正しいことだとは限らないと解った上で。

  • 中盤〜後半まではかなり楽しめたが、最後があっさりしすぎていて若干拍子抜け。

  • アスペルガーを思わせる位融通のきかない主人公がゴタゴタに巻き込まれながらも、成長する。似たもの同士かどうか判断し辛いなぁ

  • 膨大な文字列の中から特定の法則性を見つけだす特異な能力を持つ半面、生真面目すぎて人間関係には不器用な有村ちさと。社内の派閥争いや個人情報漏洩事件に巻き込まれ、仕事や家族、恋人に翻弄されながら彼女が手に入れるものとは?コンピュータ間のデータ授受の約束事を示す用語「プロトコル」を、人間同士の関係へと昇華させて描くキャラ立ち系・neoお仕事小説。

    顧客情報をそんなに簡単に知らない人に渡していいのか!?

  • どこがキャラ立ち?

  • 主人公である有村ちさと、沖津さんを「優」とすれば、ちさとの妹ももか、景山さんは「凡」の代表である。「優」に対する「凡」の嫉妬、逆恨みのような感情があり、「優」は「優」でやはり葛藤や挫折を味わっているのだ。そんな登場人物達に感情移入しながら楽しみたい。ももかや景山さんはダメだなぁと思いつつも、つい肩入れしてしまうのは自分も凡人だからなんだろうなぁ(笑)

  • きっとギャフンといわせて終わるんだろうなぁと思ってたら、それはなく終わってしまいました。誰との関係を一番書きたかったのかなぁ…。作家さんは男性なんですねぇ。

全22件中 1 - 20件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

平山瑞穂(ひらやま・みずほ)
小説家。1968年、東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。2004年に『ラス・マンチャス通信』(角川文庫)が第16回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。著作には、『忘れないと誓ったぼくがいた』(新潮文庫)、『あの日の僕らにさよなら』(新潮文庫)、『シュガーな俺』(世界文化社)、『プロトコル』(実業之日本社文庫)、『マザー』(小学館文庫)、『四月、不浄の塔の下で二人は』(中央公論新社)、『午前四時の殺意』(幻冬舎文庫)、『ドクダミと桜』(新潮文庫)、『さもなくば黙れ』(論創社)など多数。評論に『愛ゆえの反ハルキスト宣言』(皓星社)、エッセイに『エンタメ小説家の失敗学』(光文社新書)など。

「2023年 『近くて遠いままの国 極私的日韓関係史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平山瑞穂の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×