狙うて候 (上) (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408550107

感想・レビュー・書評

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  • レビューは下巻にて

  • 本作は明治時代に“村田銃”と呼び習わされた小銃を設計し、自身も射撃の名手として高名であったという村田経芳を主人公に据えた大河ドラマだ。

    本作の冒頭は、スペイン旅行をした作者が、思わぬ型で“ムラタ”という名に出くわし、彼の事績の片鱗を骨董屋の店先で視付けるというようなエッセイである。そこから、その“ムラタ”が少年時代を過ごした、鹿児島城下に話しが飛び、主人公の生涯の物語が綴られる…

  • 久々の幕末もの。「村田銃」。授業でちょっと出てきたくらいの記憶しかない。新銃の開発のためなら何でもやる。家計が破綻しかかろうとも。この時代の人たちはほんとすごいよ・・・

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著者プロフィール

東郷隆/横浜市生まれ。国学院大学卒。同大博物館学研究員、編集者を経て、作家に。詳細な時代考証に基づいた歴史小説を執筆し、その博学卓識ぶりはつとに有名。1990年『人造記』等で直木賞候補になり、93年『大砲松』で吉川英治文学新人賞、2004年『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎文学賞、12年『本朝甲冑奇談』で舟橋聖一賞を受賞。その他著書多数。

「2022年 『妖変未来記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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