潜入捜査 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
3.20
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本棚登録 : 625
感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408550268

作品紹介・あらすじ

非情な手段でヤクザを叩きのめす、マル暴刑事・佐伯涼は突如、警視庁から異動を告げられる。拳銃も手帳も取り上げられた佐伯の行先は「環境犯罪研究所」。所長の内村は、産廃不法投棄に暴力団が関わる事例を説明、佐伯の力を必要とする。佐伯家の祖先に始まり、佐伯自身も身につけている武術「佐伯流活法」を生かし、暴力団が支配する運送会社への潜入が命じられた-。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。。が、30年前の作品ということもあり、今の時代とちょっとズレているような気も…
    無敵なヒーロー物という風に、開き直って読んでいくと爽快です!

  • 一昔前の携帯とかない時代の作品。

    元・マル暴刑事の佐伯が必殺技で、新職場でも活躍。
    戦うシーンが、痛々しいのですけれど、
    主役は死なず、安心して読めました。

    この1冊だけ譲り受けで読んだのですが、
    シリーズ物らしく、あと何冊か続編があるとのこと。
    どうしよう。
    まとめ買いするか、図書館で借りるか…

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E9%87%8E%E6%95%8F#.E6.BD.9C.E5.85.A5.E6.8D.9C.E6.9F.BB.E3.82.B7.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.82.BA.EF.BC.88.E6.97.A7.E9.A1.8C.EF.BC.9A.E8.81.96.E7.8E.8B.E7.8D.A3.E6.8B.B3.E4.BC.9D.E3.82.B7.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.82.BA.EF.BC.89

  • 今野敏の初期作。
    警察小説というよりは、どちらかというと活劇もの。

    突飛な設定に面喰らったが、慣れてくると読みやすくなり、後半は割りとのめり込めた。

    “拳法”、好きなのね、今野さん……。
    それと、車もね。

    リアリティは無いが、エンタテイメントとしては十分に楽しめた。続編も読むつもり。

    白石さんが魅力的(^-^)v。

    ★4つ、7ポイント半。

    2012.07.19.了。

  • ヤクザと戦う公務員のお話.

    時代もあるのだろうが,設定やら何やら結構ひっかかりが多い.
    その割には最後まで読んでいけた.

    アクション小説として読むのが一番.

  • マル暴刑事、佐伯が環境犯罪研究所に異動
    産業廃棄物違法投棄等の話

  • 潜入捜査シリーズ1:潜入捜査 2008

  • マル暴だった佐伯涼は、暴力団の事務所に一人で行き、組長を殺した事で環境犯罪研究所に出向になった。所長の内村尚之、事務員の白石景子の3人の職場で何でもありの捜査をする事に。そして、佐伯の先祖は暗殺専門で白石の先祖も佐伯の祖先とともに蘇我入鹿を暗殺した犬の行動をまねる特徴を持っていた桂木稚犬養連網田だった。二人の末裔がたまたま一緒の職場になったのは偶然かと言う謎もあるが、このお話ならヤクザはどうしようもない。別の話のヤクザの阿木元組とは大違いだ。

  • 今野敏の30年くらい前の小説です。
    1000年以上の歴史の有る暗殺者の家系の末裔が主人公で、戦闘能力を駆使してヤクザを殺しまくるという警察小説とは思えない荒唐無稽な物語です。
    しかしながら元の題名が「聖王獣拳伝」らしいんで、それならば納得です。あとがきで今野さんが書いていましたが90年初頭というと、伝奇小説の人気がかなりあったのでこの手の題名よく見たものでした。今見ると違和感アリアリですが。

    さて、今の目で読むとかなり珍奇な内容で、倫理もへったくれもないですが、90年代に青春を送った身としては妙に懐かしく、割り切って読めば意外と楽しめてしまいました。
    いわゆる無双ものが好きであれば楽しく読めるのではないかと思います。シリーズなのかあ。読むか悩むなあ・・・。

  • 謎の多い 「環境犯罪研究所」
    もっと詳しく知りたいです(((^^;)
    強すぎるような気もしますが、佐伯さんカッコいいですね。

  • 大好きな今野敏先生の初期の作品。佐伯涼の「潜入捜査」シリーズ第1弾。1991年の作品だという事が驚きです。古さを感じさせません。こういう作品を読むと何故かスカッとする。次作も楽しみです。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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