- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408550268
作品紹介・あらすじ
非情な手段でヤクザを叩きのめす、マル暴刑事・佐伯涼は突如、警視庁から異動を告げられる。拳銃も手帳も取り上げられた佐伯の行先は「環境犯罪研究所」。所長の内村は、産廃不法投棄に暴力団が関わる事例を説明、佐伯の力を必要とする。佐伯家の祖先に始まり、佐伯自身も身につけている武術「佐伯流活法」を生かし、暴力団が支配する運送会社への潜入が命じられた-。
感想・レビュー・書評
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面白かった。。が、30年前の作品ということもあり、今の時代とちょっとズレているような気も…
無敵なヒーロー物という風に、開き直って読んでいくと爽快です!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マル暴刑事、佐伯が環境犯罪研究所に異動
産業廃棄物違法投棄等の話 -
潜入捜査シリーズ1:潜入捜査 2008
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今野敏の30年くらい前の小説です。
1000年以上の歴史の有る暗殺者の家系の末裔が主人公で、戦闘能力を駆使してヤクザを殺しまくるという警察小説とは思えない荒唐無稽な物語です。
しかしながら元の題名が「聖王獣拳伝」らしいんで、それならば納得です。あとがきで今野さんが書いていましたが90年初頭というと、伝奇小説の人気がかなりあったのでこの手の題名よく見たものでした。今見ると違和感アリアリですが。
さて、今の目で読むとかなり珍奇な内容で、倫理もへったくれもないですが、90年代に青春を送った身としては妙に懐かしく、割り切って読めば意外と楽しめてしまいました。
いわゆる無双ものが好きであれば楽しく読めるのではないかと思います。シリーズなのかあ。読むか悩むなあ・・・。 -
謎の多い 「環境犯罪研究所」
もっと詳しく知りたいです(((^^;)
強すぎるような気もしますが、佐伯さんカッコいいですね。
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大好きな今野敏先生の初期の作品。佐伯涼の「潜入捜査」シリーズ第1弾。1991年の作品だという事が驚きです。古さを感じさせません。こういう作品を読むと何故かスカッとする。次作も楽しみです。