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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784408550282
感想・レビュー・書評
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【異色の法廷劇!天才犯罪者のアリバイを崩せ!】
(2022年3月27日読了)
引き続き西村京太郎の十津川警部シリーズ『伊豆急「リゾート21」の証人』を読みました。
「十津川警部が法廷で鉄壁のアリバイに挑む!資産家の女性が自宅で殺された。第一の容疑者は年下の夫。長身で美男の夫は、過去に年上の妻が交通事故で死んだために、10億円の遺産を相続していた。警視庁捜査一課の十津川警部は夫が犯人と確信する。しかし、逮捕後、夫は殺害時刻に伊豆急の「リゾート21」に乗車していたことが判明。その証拠はある画家が描いた絵の中にあった。法廷に立った十津川は窮地に!解説/小梛治宣」(カバーの内容紹介より)
伊豆急のリゾート21が意外な形で舞台になります。二回も妻が殺された資産家女性の夫、サバン症候群の天才画家、かなりトリッキーな展開で面白いです。
容疑者は早々に逮捕されて公判が開始しますが、被告人に有利な証拠が出てきます。それがまたよく考えられたトリックです。フーダニットではなく、ハウダニットのミステリーと言えるでしょうか。
十津川も最後に証言台に立ちます。そこで大逆転劇になります。法廷のやり取りは緊迫感溢れるという感じではありませんが、きっとこれがリアルなんでしょうね。十津川ものには珍しい法廷劇が楽しめました。
リゾート21は伊豆急の2100系電車の愛称です。1985年から5本投入されていますが、特に特急専用ではなく、普通車として運用されていました。ちなみに文庫の表紙に使われた写真は5本目の「アルファ・リゾート21」です。4本目までとはデザインも違って丸っこくなっています。現在はメタリックブルーの外観に改造されてクルーズトレインの「THE ROYAL EXPRESS」として伊豆と北海道で運行されています。
私はもう25年以上前の話ですが、家族旅行で下田へ行くときに熱海からリゾート21に乗ったことがあります。その時はロイヤルボックスが1両だけ連結されて「リゾート21EX」仕様となっていて、その車両に乗ると別料金がかかりました。ロイヤルボックスではトンネルに入ると天井に星空が映し出されました。とても懐かしいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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