ゲゲゲの女房 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 154
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408550497

作品紹介・あらすじ

NHKの連続テレビ小説でドラマ化され、日本中に感動の輪が広がった水木しげる夫人の自伝的エッセイ。底なしに貧乏だった新婚時代、「ゲゲゲの鬼太郎」のヒットで多忙を極める夫を支えた喜びと苦悩の日々…自らを「平凡な人間」と語る著者の目に映った異能の天才の真実と、自身の人生への思いを率直に綴る。ドラマでは描かれなかった秘話も交えた感動の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 読了。アマゾンプライムでドラマの配信をしており、夢中で見ている。原作が気になり、文庫を購入して一気に読んだ。ドラマが原作の通りではなかったが、、面白い本であった。読みやすかった。また楽しみにドラマを見ようと思う。

  • 私は引っ込み思案で、人前で話なんて考えただけで頭がくらくらしてしまうようなタイプ。自己主張というものをほとんどすることなく、、、
    →こういうのをするりと言えるってホントいいな。一方僕は自己主張はほとんどないが、とやかく言われるのもイヤな一番めんどくさいタイプや。

    でも、自分で相手を見つけるなんてことは、とてもできません。チャンスがないというのではなく、そういう発想すら、私の中のどこを探してもみつからなかったのです。
    →すごくよく分かる。僕も今まで与えられた環境で育ってきたから、つい最近まで自分の望む環境を自分で手に入れようとする発想すらなかった。しかしその発想がなかったらなかったでそれはそれで幸せだった。選択肢の多さは、今の自分とは異なる自分に期待して、ここで頑張るんだという火事場の馬鹿力を奪うし、利便性の向上を体感したが最後、もう元の不便な生活には馬鹿馬鹿しくて戻れない。ある意味辛いな~。

    なぜこう昔ながらの伝統は心を打つのか。

    水木さんが、いわゆる失敗の選択をしてきたことがよく分かった。武蔵野芸術大に入って中退したり、不動産業で儲けようとして失敗したり、誰だって選択にミスはある。そこから、成功するかしないかで過去の自分を正当化できるかどうかが決まってくるのか。

    もう、水木さんを幸せにする流れができてしまっているんですわ。水木さんの幸せは、人の幸せを超越しているんですわ。
    →すごい言葉だ。

    「生まれてきたから生きている」
    →すごい言葉だ。

    「すべてを受け入れる」だけの人生でした。
    →言い切れるのはすごい。

  • 2015年11月30日、水木しげる逝去。だからという感じで、この本を手にして読んでみた。天津の大学で仕事をしていた時に、学生たちにNHk朝ドラマ版の「ゲゲゲの女房」を数話、授業で鑑賞させてみたが、何人かの学生らはそのあと自分で150回分を観て感動したという話を聞いたので、やはり国を越えたところでも共感できるものはあるんだなぁ~と思った。
    水木しげる先生、ご冥福をお祈り申し上げます。

  • 一年前に実業之日本文庫が刊行されたとき、この作品は絶対一年後には文庫化されるだろうと思っていて単行本買うの我慢していました。こういうおだやかな内容のは疲れているときよむといいなーと思います。

  • 家族旅行の帰りに境港へ。
    その道すがら、中海、島根半島、境港の風景に息をのみました。
    布枝さんの文章でつい先日見た風景が蘇ります。

  • ドラマも観たい

  • 素晴らしい昭和の夫婦の軌跡。不便だけど、モノがなくても幸せな時代。現代はモノで溢れかえってるけど、それなしでは居心地が悪く、生きづらい世界だと感じた。改めて昔の人はすごいなと思うと同時に、うらやましい気持ちになった。これからの人生、苦しいことも悔しいこともたくさんあるだろうけど、前を向いて生き抜く人になりたい。

  • これを読むと天才なんてモノはいなくて、全ては努力によるものなんだなぁーと思う。如何に一つの事に対して真摯に取り組むか? それが幸福へと繋がってゆく。

  • いやはや…水木先生には頭が上がりません。奥さん、娘さん達も本当に凄い。
    家族の絆をガッチリ固める水木先生は素晴らしい人だと思います…面白可笑しく書いてあるけど、大変だっただろうなぁ…と思う事も沢山ありました。
    「終わり良ければすべて良し…」私もそういう風に言える人生にしたいなぁ。

  • 2014 6/3読了。水木しげる記念館で購入。
    境港の水木しげる記念館に行ったら、もう一度水木しげる関係を読みたくなり、特に朝の連ドラで見てなかった『ゲゲゲの女房』をまず読んでみようと思っていたところまさに売店にあったので買ってしまった。
    境港周辺の話は少なめでメインは東京に移ってからの貧乏暮らし⇒多忙なメジャーになってからの話、なんだけど、水木しげるの人となりを身近な人物の目線からさくっと読めて面白かった。

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