- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408550732
作品紹介・あらすじ
大型スーパー"デイリータウン"のマネージャー袖山剛史は、クレーマー・岬圭祐、万引き常習犯「マンビー」という二人の敵と闘っていた。激化する岬との対立関係といやがらせに限界を感じ始めた袖山の前で、ついに殺人事件が発生する…。最終章で物語は突如変貌!あなたは伏線を見破り、真相にたどり着けるか?-。
感想・レビュー・書評
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スーパーのマネージャが主人公
クレーマーや万引き犯に悩まされる男
「帯にきっと騙されるから」と解説の東川篤哉の言葉
読み終わって、なるほどといった感じです
騙されるからというのもわかりました
伏線はよくわかりませんが、まぁそれなりに楽しめました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
借り物。
すごく読みやすく、先の展開が気になったので、あっという間に読み終わってしまった。
クレーマーって怖いな。
こういう対処の方法があるんだな。
前半のクレーマー対応の部分だけで一つのお話ができそうで、それはそれで読んでみたいなと思えた。
どんでん返しの説明が始まったところでは、まったく想像していなかった話をされたので、同じところを何度か読み直して理解した。
たしかにおかしいなと思ったところはあったし、なんとなく理解できていたところもあったのだが、それをさらに上回る事実があったために、「おぉー」となんだか感心してしまった。
・・・しかし、マンビーの解決の方は、最後にちらっと出てきただけだったのは残念だった。
タイトル通り、内容はクレイジー。
狂っている部分に気持ち悪いと感じる人がいるかもしれないので、注意が必要。
私もそういうものは苦手なのだが、これくらいなら耐えられる。
さらっと読める文章が救ってくれていたのかもしれない。
黒田研二さんの作品は初めてだったが、他のものも読んでみたいなと思えた。 -
怪しい部分も散見されたし、なるほどと思う箇所もあった。
が、読後あまりしっくりこなかった。
見た目じゃ分からないから、クレイジーなんだな。
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どんでん返しがあまり面白くない。
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クロケン渾身(?)のクレーマー系(?)ミステリ。
クライマックスの大どんでん返しは
あまりのひっくり返し過ぎに一瞬訳わからず…だが、一番クレージーだったのはアンタだったんだなぁ…と思う結末は面白かった。
探偵役が無理矢理っぽいのが気になったが。 -
後半やラストのどんでん返しがウリのようですが、途中までの主人公の人格に関する描写が弱く、驚きと納得性が不十分かな。
ただ、凝った構成と発想は評価できます。 -
予想もしていなかったどんでん返しにびっくりした。説明されてみればバカらしいほどの真相なのに、当人は真剣だから切ない。いや、それにしても、騙された。クレーマーの実態も何だかリアルだったし、仕事小説としても面白かった。著者の本をもっと色々読んでみようと思う。