罪責 潜入捜査 (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社 (2012年4月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784408550749

みんなの感想まとめ

テーマは、権力と暴力団、さらには宗教との複雑な関係性を描く潜入捜査の物語です。シリーズ第4弾でありながら、独立したストーリーとして楽しめる点も魅力の一つです。物語は、与党と暴力団のしがらみを通じて現代...

感想・レビュー・書評

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  • 潜入捜査シリーズで毎回書かれているのが、与党と暴力団とのしがらみ、寧ろ結束?
    最近では、与党ととある宗教との絡みが取り沙汰されている。暴力団よりは宗教の方が絡みやすそうですよね。
    残念ながら、このシリーズの与党に対する件には、何の躊躇いもなく納得してしまう。

    政権が変われば暴力団との関わりが絶たれて、まともな民主主義になるのではないか。少なくとも佐伯、内村所長は考えている。
    もしかして日本ってロシアと大して変わらないのか?私たちは情報操作の中にあるのか?ウーン。

    今回も暴力団は残虐で佐伯はカッコ良かったです。

  • シリーズ4作目の本作では、とくにヤクザの残忍さ、刺殺した教師の娘に対する情け容赦ない仕打ちは目を背けたくなるような、ある意味暴力よりも凄まじいものです。それゆえ、佐伯が彼らを打ちのめす大義名分(それも理屈ではなく読み手の感情に訴える)になり、事実、相手をせん滅したときのスカッと感につながるのでしょう。

    ラストで組長を殺ってしまう展開は少々おどろき。完全な殺人ですからね、警察としてもどのように事後処理したのか、気になるところですが…。

  • シリーズ第4弾。
    ラストの佐伯と牛崎の対決、利用され裏切りによって命を落とす牛崎、企てた組長を佐伯が殺しに行く流れでなんだか涙が出てしまいました。

  • 潜入捜査シリーズ第四弾らしいけど。独立した話しなので他の話を読んで居なくても充分読める作品である。何か麻薬やレイプ、不法投棄、何かが出て来る必殺シリーズな雰囲気で楽しく読めた。

  • 改題前のタイトルは「覇権必殺鬼」という。
    1993年の作品なので、「隠蔽捜査」などを読みなれている身としてはちょっとした違和感を感じた。
    闘いの場面など、描写も細かくリアル過ぎて怖いほど。
    とにかく、圧倒的な暴力が物語の中に充満している感じ。
    1993年、どんな年だったのだろう。
    マットレスに巻かれ中学生が命を奪われた。
    元有名野球選手が薬物法違反で逮捕され、カンボジアで日本人が相次いで射殺された。
    北海道で大地震が起こり、九州では集中豪雨で多くの人が命を落とした。
    災害、薬物、他国でのテロ。
    けっこう物騒な時代だった。
    「眼には眼を」。
    身分的には佐伯はいまだ警察官だけれど、手錠も警察手帳も拳銃も持たない。
    ついでに逮捕権もない。
    裏にまわり悪の根を絶つ役回りだ。
    そういう役目を持つ人間がいたら・・・と社会がどこかで待ち望んでいた時代だったのかもしれない。

  • 絶対に正しく絶対負けないと解っているので安心して読めるw 精神衛生に頗るいい話。こういうのたまにいいよね。

  • シリーズ四弾。いつもの暴力描写よりも、今回の強姦シーンの方が余計に心に来るものがありましたが、そこからの勧善懲悪は素晴らしかったです。相手もかなり強敵で、いつも以上にハラハラしました。敵とはいえ、いいように利用され、殺された相手の報復は賛否両論あるかなと思いました。

  • Audible聴了。元マル暴刑事・佐伯涼が環境犯罪に立ち向かう、『潜入捜査』シリーズ第4弾。
    小学校に不法投棄された使い捨て注射器で、子供がB型肝炎に感染した。廃棄物回収業者の責任を追及する教師の家族にヤクザの暴力が襲いかかる。教師は命を奪われ、長男は自動車事故、高校生の長女は監禁、強姦――
    激しい怒りに駆られた佐伯は、佐伯活法を武器にヤクザにをコテンパンにやっつける!

  • シリーズ4作目
    今回は産廃回収業者がらみのヤクザと対決
    不法投棄の責任追及をする教師とその家族がヤクザの報復を受ける。元マル暴佐伯はどう動く。ハラハラドキドキでした。

  • かなりグロい話、途中で読むのやめようと思ったりした。
    佐伯さん今回もカッコいいですね。内村さんは謎すぎます。

  • 潜入捜査シリーズ第4弾。段々パワーアップする佐伯さんと仲間達。何故か相手もパワーアップしている様に感じるのは私だけだろうか。でも正義は必ず勝つ❗️

  • B級映画のような古代拳法が楽しい!

  • 潜入捜査シリーズの第4弾。
    小学校のゴミ捨て場に不法投棄されていた注射器を触った子供が、B型肝炎に感染。廃品回収業者の責任を追及する教師はヤクザに殺され、彼の家族に対しても残虐な行為がエスカレートしていく。

    とにかく理不尽なことがいっぱいで、ヤクザに腹を立てながら読みました。これでは佐伯じゃなくても、ヤクザを叩き潰したくなります。
    そんな中、緑川刑事の登場が心強く感じ、目に涙が溢れました。ミツコと律子のシーンも短い文章だったけど良かった。彼女たちには幸せになってもらいたい。
    組長がくず過ぎたのでラストは納得!

  • 小学校の近くで注射器の不法投棄。教師は注意。
    出血をした生徒の親に通報しようとしたが職員会議でとめられた。小学生が感染。教師が訴える。ヤクザが経営する産廃企業。長男は交通事故。高校生の娘は輪姦。教師はヤクザに殺された。佐伯がすぐに教師の家へ。娘が帰っていない。
    佐伯の動きを察知したヤクザがやってきた。佐伯が倒して逮捕するが脳震盪で入院。警官を油断させて病院から逃走。警官の銃を盗み発砲。ヤクザは企業から関係を切られた
    暴対法対策。組長がヤクザと佐伯の処理を指示。
    佐伯がヤクザを倒すが、ヤクザは兄貴分に射殺。

  • シリーズ最終巻に向けて加速した感がある。戦いも緊迫感があった。

  • ヤクザによる事件、読んでて気持ち悪くなった・・・。
    残忍で許せない。
    だから、佐伯がやっつけた時には
    スカッとした。

  • 今野敏による潜入捜査シリーズ第4弾。
    小学校の裏手に注射の廃棄物が不法投棄され、その針を刺してしまった児童が肝炎にかかったことから、廃棄業者に対して抗議した教師。しかし、その業者はヤクザと絡んでおり、教師は刺殺、息子は交通事故を装って大怪我をし、娘はヤクザの慰み者になる。
    実際、世の中にはこういうこともあるのかもしれないが、本作の展開はこれまで以上に理不尽でやりきれない。特に、なんの罪もなく、むしろ義憤に駆られて真っ当なことをやろうとした教師家族が破滅していく様は、なんとも言えない感じになる。それだけに、佐伯に対する期待値が上がる仕掛けになっていて、作者の思う壺にはめられている気がする。
    ストーリー展開はもはやお定まりと言える佐伯のヤクザとの戦いを描くことに終始する印象で、アクション描写はいつものように緊迫感あふれる筆致でワクワクする。作を重ねるごとに佐伯が徐々にピンチに陥る危険性が増しているようで、本作でもあわや、というシーンもあり飽きさせない。

  • 潜入捜査シリーズ第四弾は違法廃品回収業者。不法投棄された注射器で小学校の児童が肝炎に‥。不法投棄した業者に圧力をかける先生。しかし、業者は裏でヤクザと繋がっていて、先頭に立っていた先生が殺され、さらに家族が悲惨な目に。それに立ち向かう環境犯罪研究所の佐伯。新しい仲間も加わりました。

  • 連載当初は拳法小説
    結構純粋な暴れん坊警察官が今日も徒手空拳で
    やくざをぶちのめしています

  • 20140720

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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