- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408550831
感想・レビュー・書評
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大人の小説ですね!
私も奈津子と同世代44歳なので、すんごく入り込んで読んでしまいました(笑)
お互い好きなのに切ない気持ちが、本当に丁寧に描かれていると思います。関口のほうが上手?かなぁっと思っていましたが、やっぱり年上の奈津子の方が大人でしたね。
碧野さんの小説は「菜の花食堂」シリーズが好きで読んていましたが、テイストがガラッと変わって、大人のお話でした。
もっともっと他の小説も読んでみたいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結婚しても人は恋に落ちる・・・でも、やっぱり落ちない方がいいんだろうな~w
とはいえ、この恋に共感できる人は幸せ。
そして、共感できない人は、もっともっと幸せなのでしょう、きっと。 -
42歳で、夫も娘もいる文芸編集者が、7歳年下の営業部員と恋に落ちる話。展開は、ドラマなんかでもよくあるパターンなんだけど、人物描写がいい感じだし、不倫のドロドロした感じがなく、ついつい応援したくなりました。ただ切なさは残りますね。昼間の月を見ると、私も奈津子さんを思い出しそうです。
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昼間の月
孤独 -
面白くて 結末が知りたくて 一気に読んだ。
実際がこうじゃツライけど 物語としては こういう切ない終わり方好き。
書店ガールで初めて読んでから 碧野圭さんは好きな作家さん。元気がもらえるお仕事小説はもっともっと読みたい。
なので このタイトルは意外で でも中身はやっぱり碧野圭さんと思った。あらすじだけ聞くと もっとドロドロしたもの想像するかもだけど 実際読むとさっぱりしてる というか。情事ってイメージじゃないなぁ。
いくつでも 結婚していても 恋人がいても 人を好きになることはあるし 恋に落ちることもある。家庭があれば そりゃぁ 踏みとどまれたら それに越したことはないけど 踏みとどまれないこともあるから 恋なのでは?
雪白の月がいいかどうかはともかく 情事の終わりってタイトルは ピンとこないわ。 -
2008年に『雪白の月』のタイトルで単行本となったものの文庫化。
42歳の女性編集者が、作家から強引に言い寄られて年下の営業課長に助けられ、二人は恋に落ちるが、彼女をモデルにした小説を書くと言う作家の誘惑は続き、高校生の娘に心配な状況にあるなかで、彼女は健気に仕事に励む。
作家の挑発に乗ってしまった結果、二人は仕事も家庭も捨てて駆け落ちしようとするのだが。
このラストには納得がいかない。 -
久しぶりに一気に読んだ