モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵 (実業之日本社文庫)
- 実業之日本社 (2012年10月5日発売)
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感想 : 95件
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784408550954
みんなの感想まとめ
目的もなくアメリカに留学し、就職のあてもない主人公が連続殺人事件に巻き込まれる物語が展開されます。大会社の御曹司でありながら、情けない一面を持つ住吉ミツヲが中心となり、彼を助ける美少女や探偵たちとの関...
感想・レビュー・書評
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大会社の御曹司なのに継ぐ気もなく、目的もなくアメリカに語学留学し、大学卒業しても就職の当てのないヘタレの住吉ミツヲ。前作の男前女子大生住吉ユリエの兄とは思えない情けなさ。コネで有名私立女子高に英語教師として押し込められたが、つぎつぎと教員関係者が殺されていき、あろうことか自分が連続殺人の容疑者に!ところが、教え子の美少女や大富豪探偵や腕貫探偵が寄ってたかって助けてくれようとする。全く馬鹿馬鹿しくてやってられないよというところだが、まあお話としては面白かった。推理の方は、はいはいそうですかというしかないなあ。
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腕貫探偵が謎を解くこれまでの短編集とは違って、一冊でひとつの事件。
前作で腕貫探偵をだーりんと慕うようになったユリエちゃんの弟が主人公。
ユリエちゃんもしっかり登場して、二人のやりとりは楽しめました。
とにかく登場人物が濃い。
キャラが渋滞してる感じはありますが、シリーズの変化球としてはおもしろかったです。 -
ユリエさんの兄、ミツヲ君を中心に物語が展開。彼の過去の封じられた記憶を探りつつ、時間軸と人間関係がグルグル展開していく感じは、「ああ、西澤作品だな~」と安心クオリティ。
腕貫さんあんまりでてこないけど、タイトルが秀逸なので許せちゃう。 -
プロデュース…最後まで読むと意味がひしひしと。前作までで活躍の女傑ユリエさんの兄が主役。女系一族だけに、頼りない男性として描かれているけど…最後までうん。パパを除いてハッピーでめでたしめでたし。
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腕貫探偵の外伝。長編のスラップスティックなコメディミステリ。失われた記憶を取り返すモチーフは他の作品にもあるが上手だと思う。登場人物は、美人ばっかりだが、あんまり萌えとかねらってなくて、個性的で面白い。
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舞台は架空の櫃洗市.2日間に関係者(事務員,卒業生,教員の妻)が4人連続で不審死を遂げた名門私立女子校.そこの新任講師の住吉ミツヲは目覚めると血塗れの包丁を握って女性の死体の脇に倒れていた.もしかして自分が? 他にもあるべき記憶がいくつか欠けているミツヲ.女子高生探偵を名乗る美少女・遅野井愛友の積極的なアプローチにはたじたじである.そして騙される快感.西澤節全開である.腕貫探偵,大富豪探偵他,櫃洗市シリーズの個性豊かな登場人物も勢揃いなので,『腕貫探偵』シリーズ,『必然という名の偶然』を先に読むともっと楽しめる.
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櫃洗市の私立女子高を舞台にした殺人事件。大半は事件の容疑者・住吉ミツヲの視点で進む。このミツヲが頼りない。個性の強い母親と妹の影響か自己主張もろくにできずにただ言われたことに従い、教え子の遠野井愛友に懐かれ、その後振り回され。ミツヲの記憶に不明な部分があり、その謎は後半にやっと明かされる。冒頭で警告されてたのにすっかり騙されました。弟君が亡くなっていたとは、まったく出てこないからおかしいとは思った。腕貫探偵いい仕事してるなぁ。小説に登場した愛友の伯母大富豪探偵の小説が積読本の中にあったのでさっそく読もう。
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ユリエの兄、ミツヲの物語
大どんでん返しありで読み応えあり
腕貫さんがあまり登場しないのが残念 -
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腕貫探偵スピンオフ作品。
語り手の新任教師ミツヲは何か記憶の欠落を抱えているような曰くありげな人物で、あまり好感が持てない。彼が私立女子高で続く不審死に巻き込まれることで周囲の人間が事件の真相に迫っていく…
ミステリとしてはちょっとどうなの、という感じだったが、キャラが個性的で読みやすいのはいつも通り。腕貫探偵の出番が少ないのが残念。 -
腕貫探偵シリーズ第三作。主人公が裏側に回った長編。
展開も人物も喜劇的で、テンポも良いので読み易い。
思わせ振りなプロローグから、肉付けするように謎を上乗せしていき、最後まで引っ張って伏線をまとめて回収する、という構造も雰囲気とマッチしてよかった。
強いていえば、謎解きの過程がほぼすっとばされていて、ただの種明かしになっている点は残念。
それにしても、このシリーズは著者にしてはやけに爽やかなオチばかりで、なんだか気味が悪い。
3+ -
序盤はミツヲに“イラッ”としまくる笑
最終盤【一人称で物語られる内容はいちいち疑ってみることをお勧めする】
そうあっても、やっぱり「やられた!」感が。
すでに刊行されてる3作品から、アクの強…(´ρ`*)コホンコホン個性豊かな面々が絡み合う本作。
シリーズ初の長編。ただ、腕貫(ダーリン)の出番はフィクサーとしてのみ。 -
腕貫探偵の登場は少なめ。
その他登場人物は多め。
少しでも間を置くとこの人だれだっけ?状態になるので一気に読むのがおすすめ。 -
登場人物が多く人間関係か入り組んでいてなかなか難しかった…
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再読
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大会社の御曹司なのに継ぐ気もなく就職の当てのないヘタレの住吉ミツヲ。
コネで有名私立女子高に英語教師として押し込められたが、教員関係者の連続殺人事件が起き、容疑者に。
戸惑うミツヲを救うため、押しの強い母と兄を兄とも思わぬ妹に、教え子の美少女、ド派手な女大富豪、腕貫着用の公務員ー3人の探偵が集結。
作品自体はすいすいと読み進められるけど、ミステリーの部分がちょっと物足りないかな。 -
3+
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腕貫さんのシリーズなのに大富豪探偵の方がメイン?なんて思いながら読み進めました。一人称を信用するなと言われていて、ちゃんと疑い深く読み進めているのに、もしや、と思ったときにはもう物語終盤。そうだよね大富豪だもん…。しかも気付いてみれば伏線はバッチリなので参ります。腕貫さんはちゃんと役目を果たしていますが、それでもやっぱり彼の出番がもっと欲しくてその点は残念でした。西澤さんの作品では登場人物が必ずしもマジョリティでないのですが今回も人間関係がすごく入り組んでいて途中で理解するのを放棄しそうになりました。
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記憶があるの?無くしたの??と途中で置いてけぼりに。
いまいち世界に入れず。
著者プロフィール
西澤保彦の作品
