エール! (1) (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社 (2012年10月5日発売)
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  • 本 ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408550985

感想・レビュー・書評

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  • 好きな作家さんたちのお仕事アンソロジー
    仕事をしている時には積読していたのに
    「今」読みたくなったのでした

    仕事っていいな
    と素直に感じました
    色々ある  お客様からも 一緒に働く人たちも
    でも、「ありがとう」とか「あなたにまた会いにきます」って言われた時の嬉しさは
    全てを吹き飛ばします!!

    今私も次の仕事をどうしようか迷っています
    少しの充電期間を過ごしています
    何の仕事を選んだとしても、この本に出てきた6人の女性たちのように
    自分に嘘をつかない まっすぐな仕事をしたいなと感じました!

  • お仕事小説アンソロジー。
    大崎梢さんの漫画家のお話と、近藤史恵さんのツアーコンダクターのお話がすごく面白かったです!短編だから読みやすい。「エール!」は3巻まであるみたいなので、全部読んでみたいです。

  • 元気になれるお仕事小説アンソロジー。
    漫画家の悩み、通信講座講師の悩み、プラネタリウム解説員の悩み、ディスプレイデザイナーの悩み、スポーツ・ライターの悩み、ツアー・コンダクターの悩み。
    それぞれ直面する問題は違うけど、根本の気持ちには共通点が多い。
    認められたいという思いもあるし、未来への不安もあるし、人間関係も大切。
    夢だった仕事が出来ている人も、考えていたのとは少し違う仕事をしている人も、仕事に心を込めて、時にはすり減らして働いている。
    そこに優劣はない。と思いたいし、実際そうだと思う。

    「本書に出てくるヒロインたちの仕事は、まわりまわってあなたに届いています。
    それは、あなたの仕事も見知らぬ誰かに届いている、ということでもあるのです。」
    編集後記のこの言葉に勇気づけられる。
    いつも最善だと信じる選択が出来るわけじゃない。
    理不尽だと思うことはあるし、愚痴だってたくさんある。
    たまにボロボロこぼれてしまうのは我ながら未熟だと思う。
    でも、感謝もしている。本当に。
    今の私を支えてくれているのは、朝起きたら会社に行ってやることがあるという事実。
    そして平日の頑張りが休日を潤いにしてくれている。

    もっと素直にならなくちゃな‥ってちょっと反省。

  • 働く女性たちを描くアンソロジーの第1弾。
    第3弾から読んでしまったせいか、第3弾ほどのワクワク感はなかった。
    どちらかと言うと、今作に収められた6編は挫折からの立ち直りがメインであり、「そんなに世の中、上手くいかないよ」と言うのが、一番最初に出て来た感想。
    通信教育の添削の仕事は、今まで全く想像もしたこともなかったので、それだけは少し面白く読んだが、ラストがちょっと悲しかった。
    近藤史恵の得意分野である旅を描いたツアー・コンダクターの話を一番楽しみにしてたけど、落ちがイマイチだったのが残念…

  • 職業物のアンソロジー、全6編。収録作品は全て書き下ろし
    独身女性が、仕事に悩みながらも前進していく話。
    読むまで、順風満帆のまま暮らしているの話を連想していたが、ゆずこしょうの効いた物語で一喜一憂しながら読めた。
    (窮状認識+報告連絡相談)×努力×忍耐=成長or成果

    ・大崎梢「ウェイク・アップ」→元売れっ子漫画家
    ・平山瑞穂「六畳ひと間のLA」→通信講座の英語講師
    ・青井夏海「金環日食を見よう」市営プラネタリウム解説員
    ・小路幸也「イッツ・ア・スモール・ワールド」→ディスプレイデザイナー
    ・碧野圭「わずか四分間の輝き」→スケート専門のスポーツ記者
    ・近藤史恵「終わった恋とジェット・ラグ」→団体旅行添乗員

    良作揃いで、甲乙つけがたい。
    ・デザイナーである主人公の知人達は、すまし汁のような労りに満ちていた。
    ささやかな仕事でも、細やかな努力を怠らなければ、周りは評価してくれる、という話。
    ・登場人物の発想が好みだったのは2012年の天体観測。
    三人寄れば文殊の知恵、というのを具現化した物語。

  • アンソロジーって気が散りそうで今までなんとなく避けていたけど、思ったよりずっとよかった。
    いろいろな作家の空気感を感じられた。

  • 通信講座講師の話が切なかったな。

  • 女性のお仕事小説アンソロジー。それぞれのお話が少しだけつながってるのが好き。

  • お仕事小説の短編集。とても読みやすく面白い

  • 好きな作家さんが6人中3人いて思わず手にとりました。別々の人が書いてるのに、さっき読んだ中に出てきた、これ。と思う仕掛けが入ってて、それも面白かった。私は2カ所しか気づかなかったけど。

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