エール! 1 (実業之日本社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408550985

作品紹介・あらすじ

旬の作家六人による、お仕事小説アンソロジーシリーズ第1弾。漫画家、通信講座講師、プラネタリウム解説員、ディスプレイデザイナー、スポーツ・ライター、ツアー・コンダクター-六人の「働く」女性たちが、ときに悩み、へこみながら、自分らしい生き方を見つけていくさまを、気になる職業の裏側や豆知識も盛り込みながらいきいきと描ん。オール書き下ろし、文庫オリジナル企画。

感想・レビュー・書評

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  • お仕事小説アンソロジー。
    大崎梢さんの漫画家のお話と、近藤史恵さんのツアーコンダクターのお話がすごく面白かったです!短編だから読みやすい。「エール!」は3巻まであるみたいなので、全部読んでみたいです。

  • 元気になれるお仕事小説アンソロジー。
    漫画家の悩み、通信講座講師の悩み、プラネタリウム解説員の悩み、ディスプレイデザイナーの悩み、スポーツ・ライターの悩み、ツアー・コンダクターの悩み。
    それぞれ直面する問題は違うけど、根本の気持ちには共通点が多い。
    認められたいという思いもあるし、未来への不安もあるし、人間関係も大切。
    夢だった仕事が出来ている人も、考えていたのとは少し違う仕事をしている人も、仕事に心を込めて、時にはすり減らして働いている。
    そこに優劣はない。と思いたいし、実際そうだと思う。

    「本書に出てくるヒロインたちの仕事は、まわりまわってあなたに届いています。
    それは、あなたの仕事も見知らぬ誰かに届いている、ということでもあるのです。」
    編集後記のこの言葉に勇気づけられる。
    いつも最善だと信じる選択が出来るわけじゃない。
    理不尽だと思うことはあるし、愚痴だってたくさんある。
    たまにボロボロこぼれてしまうのは我ながら未熟だと思う。
    でも、感謝もしている。本当に。
    今の私を支えてくれているのは、朝起きたら会社に行ってやることがあるという事実。
    そして平日の頑張りが休日を潤いにしてくれている。

    もっと素直にならなくちゃな‥ってちょっと反省。

  • 働く女性たちを描くアンソロジーの第1弾。
    第3弾から読んでしまったせいか、第3弾ほどのワクワク感はなかった。
    どちらかと言うと、今作に収められた6編は挫折からの立ち直りがメインであり、「そんなに世の中、上手くいかないよ」と言うのが、一番最初に出て来た感想。
    通信教育の添削の仕事は、今まで全く想像もしたこともなかったので、それだけは少し面白く読んだが、ラストがちょっと悲しかった。
    近藤史恵の得意分野である旅を描いたツアー・コンダクターの話を一番楽しみにしてたけど、落ちがイマイチだったのが残念…

  • 職業物のアンソロジー、全6編。収録作品は全て書き下ろし
    独身女性が、仕事に悩みながらも前進していく話。
    読むまで、順風満帆のまま暮らしているの話を連想していたが、ゆずこしょうの効いた物語で一喜一憂しながら読めた。
    (窮状認識+報告連絡相談)×努力×忍耐=成長or成果

    ・大崎梢「ウェイク・アップ」→元売れっ子漫画家
    ・平山瑞穂「六畳ひと間のLA」→通信講座の英語講師
    ・青井夏海「金環日食を見よう」市営プラネタリウム解説員
    ・小路幸也「イッツ・ア・スモール・ワールド」→ディスプレイデザイナー
    ・碧野圭「わずか四分間の輝き」→スケート専門のスポーツ記者
    ・近藤史恵「終わった恋とジェット・ラグ」→団体旅行添乗員

    良作揃いで、甲乙つけがたい。
    ・デザイナーである主人公の知人達は、すまし汁のような労りに満ちていた。
    ささやかな仕事でも、細やかな努力を怠らなければ、周りは評価してくれる、という話。
    ・登場人物の発想が好みだったのは2012年の天体観測。
    三人寄れば文殊の知恵、というのを具現化した物語。

  • アンソロジーって気が散りそうで今までなんとなく避けていたけど、思ったよりずっとよかった。
    いろいろな作家の空気感を感じられた。

  • 通信講座講師の話が切なかったな。

  • 女性のお仕事小説アンソロジー。それぞれのお話が少しだけつながってるのが好き。

  • お仕事小説の短編集。とても読みやすく面白い

  • 好きな作家さんが6人中3人いて思わず手にとりました。別々の人が書いてるのに、さっき読んだ中に出てきた、これ。と思う仕掛けが入ってて、それも面白かった。私は2カ所しか気づかなかったけど。

  • お仕事アンソロジー。
    短編ながら、どれもそれぞれの職業で女性が悩みつつも奮闘する話がぐっとくる。
     漫画家、通信教育の先生、プラネタリウム、ディスプレイデザイナー、スポーツライター、ツアコン。
     ちょっとしたお仕事体験をした気分で裏側を覗けて、それも興味深かった。最後はどれも前向きになれる終わり方だったのも、すごくよかった。暗い話も好きだけど、だから「エール」なんだなって思えた。
     隙間時間の現実逃避にピッタリ。

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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