- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408550985
感想・レビュー・書評
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働く女性たちを描くアンソロジーの第1弾。
第3弾から読んでしまったせいか、第3弾ほどのワクワク感はなかった。
どちらかと言うと、今作に収められた6編は挫折からの立ち直りがメインであり、「そんなに世の中、上手くいかないよ」と言うのが、一番最初に出て来た感想。
通信教育の添削の仕事は、今まで全く想像もしたこともなかったので、それだけは少し面白く読んだが、ラストがちょっと悲しかった。
近藤史恵の得意分野である旅を描いたツアー・コンダクターの話を一番楽しみにしてたけど、落ちがイマイチだったのが残念…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
通信講座講師の話が切なかったな。
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女性のお仕事小説アンソロジー。それぞれのお話が少しだけつながってるのが好き。
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好きな作家さんが6人中3人いて思わず手にとりました。別々の人が書いてるのに、さっき読んだ中に出てきた、これ。と思う仕掛けが入ってて、それも面白かった。私は2カ所しか気づかなかったけど。
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・たいっつぁんの話を読みながら、Spotifyが宇多田ヒカルの「花束を君に」をかけていた。
歌詞を思わず読んだ。
涙が溢れた。
その後続きを読んで、また泣いた。
人の死。
儚く、やりきれない。
・最終話。
冒頭、おもしろくないな、と読みかけのまま時間が経ってしまい、返却期日になってしまった。
もうこのまま縁がなかったと、読まずに返してしまおうかと思ったが、延長して手元に置いておいた。
年度末で忙しく、本命の「エール!3」がまだ手つかずだった。
最終話を飛ばして3に入ってしまおうかとも思った。
GWに突入した晴天の今日、七時に起きて朝食を作り、気持ちのいい朝。
おにぎりを持って近くの公園にでも行こうかー…
そんな予定が思いがけず、リフォーム部屋にマットレスを敷いて読書タイムとなった。
ここはひとつ、最終話に時間をあげよう。
読みかけの内容を忘れたので、最初から読み返す。
冒頭がやはりつまらない。
手を止め、読者紹介文を読む。
これなら、私にも書けるのではー?
改行の仕方、言葉の選び方、どれをとっても拙い。
私より5つ年上の作家である。
しかし、読み続けていくと話に展開がある。
丁寧に話を運び、わかりやすい。
エンディングには、涙を流した。
最後にふさわしい、爽やかなストーリーだった。
やはり、「エール!」シリーズにはずれはない。
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複数の作家によるオムニバス小説集。
特に各作品に関連が無いのかと思っていたけど、はっきりとは書かないけど匂わせるような感じで書かれている作品もあります。
作家違いで複数の作品があると、時々「なんだこれ」っていう作品があるものだけど、これは外れ作品なしでした。 -
さまざまな職業の人の頑張る姿が励みになるし、その裏側みたいなものが読み取れて楽しめる短編だった。
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普段なじみのない職業も登場するお仕事短編集。
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漫画家の話が 一番 おもしろかったかな…