オヤジ・エイジ・ロックンロール (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 83
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551029

感想・レビュー・書評

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  • バンドの熱がいいね。

  • ほぼ年代が同じで登場する音楽も全部知っていたので、面白くて一気読み、元気出た!

  •  バンドをやったことのあるオジサンは書かれていることがまるでかつての自分のことのようだ。とんとんとステージを成功させ、コンテストものぼりつめていくストーリーは話がうますぎると思いながらも、ストレスがなくてほっとした。
     「邂逅の森」の同じ著者とは思えない軽快さだが、それは「ゆうとりあ」でも感じた。ギターやアンプの講釈も経験者には嬉しかったし、末尾の用語解説も親切で好感が持てる。さわやかな結末もいい。

  • 出だしは良かったねぇ…

  • バンド経験者ですが、本というよりかはバンド活動をストーリー仕立てにして振り返った感じの本でした。
    ですので、自分の日記ぐらいの感覚で流し読みしても本の内容が理解できました。

    後半の、澤口がコンテストの裏の話は、実際にありえるんだろうなと思い、興味深く読みました。

    久々に本読んだので、リハビリにはちょうど良かったです。バンド経験者にはとても読みやすい本と、時々出てくる臭いセリフが、若さ溢れるパワー持ってた時の気持ちを思い出せるいい本でした。

  • 直木賞作家が書くオヤジバンド物語。直木賞受賞作のマタギ社会を書いた『邂逅の森』とは世界観が全く違う内容。しかしマニアックぎみの凝った解説を含みつつもスムーズに読ませるテクニックは健在であり、更に磨きがかかった感じがする。作者みずからもバンドをやっているということで、そこへの思い入れが伝わってくる。おすすめ。しかし凄テクメンバーと唄が上手く若くて可愛いい三拍子揃った女性ボーカルという作者がやりたいバンドの理想形を書きたかったのだなと思うとニヤリとしてしまう。

  • 主人公にそのまま感情移入できます。「あっ、それ、俺もやりたい。」って感じ。何でも出来ると思っていた頃から、いつの間にか年をとり、出来る事、やりたい事が少なくなって行く。仕事や家族のせいにして我慢しているけど、それだけじゃないって事も知っている。そんな人が読めば、気持ちが明るくなると思います。

  • ただの家族持ちのおっさんになって会社も大学生になった息子も妻も自分になんの関心も持っていない寂しい生活をしていた主人公が、偶然楽器店に入ってしまったところから始まるお話。

    「年をとってもくだらない人間にはならないッ」などと単純にイキってる自分には丁度いい出会いになりました。人生のイベントは偶然発生するかもしれないけど、そこで「選択」をするのは自分自身。無意味にするのも意味アリにするのも自分だから、いつでも面白くなりそうな選択をしていたいじゃないですかー。

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著者プロフィール

熊谷 達也(くまがい たつや)
1958年仙台市生まれ。東京電機大学理工学部卒業。中学校教諭、保険代理店業を経て、'97年「ウエンカムイの爪」で小説すばる新人賞を受賞。2000年には『漂泊の牙』で新田次郎賞を、'04年『邂逅の森』で山本周五郎賞に続き直木賞も受賞。同一作品での両賞同時受賞は史上初の快挙。近年は宮城県気仙沼市がモデルの三陸の架空の町を舞台とする「仙河海サーガ」を書き続けており、同シリーズには『リアスの子』『微睡みの海』『ティーンズ・エッジ・ロックンロール』『潮の音、空の青、海の詩』『希望の海 仙河海叙景』がある。

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