終極 潜入捜査 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 210
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551128

作品紹介・あらすじ

廃棄物の不法投棄で摘発された解体業者・保津間興産は、毛利谷一家の企業舎弟。一方、融資で毛利谷一家と揉めていた銀行の支店長が射殺された。背後には、暴力団によるテロ・ネットワークの存在があり、その中心が保津間興産だったのだ。しかも保津間興産へ潜入捜査をする元マル暴刑事・佐伯涼の身元が割れ、報復の罠が仕掛けられる…。緊迫のシリーズ最終弾。

感想・レビュー・書評

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  • 潜入捜査シリーズ第6弾で完結編。このシリーズでずっと言ってきたことだけど、古さを感じさせません。今野先生の先見の明には脱帽ですね。

  • いい職場

  • 不法投棄の会社に潜入。住民に襲いかかるヤクザを倒す。地元の所轄刑事に潜入捜査だと説明。奥田と緑川に電話をかけて話を合わせる。潜入がばれているのを、知らされるが佐伯はばれていないふりをすると潜入続行。
    ヤクザのテロビジネスと潰すため。ヤクザの大御所に連れていかれる。奥田と緑川が佐伯にいるヤクザのビルまでやってきた。駐車場前で佐伯に緑川が声をかける。ヤクザが銃をぬく瞬間に佐伯が腕をはらい弾丸はしれる。緑川と佐伯はヤクザを倒すが銃を拾われてしまう。所長が銃を車の影にかくれながら持ってきた。佐伯の発砲しヤクザの右肩をうちぬく
    ヤクザの大御所には逮捕できず。
    佐伯の部門はなくなるが、危機管理室が発足。メンバは同じ

  • 潜入捜査シリーズの第6弾、最終話です。
    暴力団による企業テロが相次ぎ、佐伯は苛立ちを隠せない。広域暴力団板東連合の本家の舎弟企業に潜入した佐伯だが、身元がばれてしまい……

    終極というタイトルにふさわしい終わり方でした。
    潜入先で佐伯の身元がばれてしまってからは、もう目が離せない状態で一気読みです!「これでおしまいなんだ」と思ったら物悲しくなりました。

    『隠蔽捜査』みたいな、内村所長、白石さん、ミツコ、奥野巡査長、白石邸の執事の視点から描くスピン・オフ短編集を、今野先生、書いてくれないかなぁ。

  • 格闘技にはまったく興味がない。
    TVでも見ることはないし、もちろん実際にも見たことはない。
    知識のない者が読んでもどんな闘いをしているのか、とてもわかりやすく格闘場面が描かれていた。
    もっとも、それほどまでに詳細な描写が物語に必要だったか・・・というとあまりそうは思わなかった。
    内村のキャラクターがいい。
    最後の最後まで謎に包まれていた内村の正体。
    どうしてあんなキャラになったのか・・・もしかしたら途中の巻で説明があったかもしれないが、残念ながらシリーズ読破まではいっていない。
    デスクワークが得意分野のような内村が、目的をもって銃撃戦の中で行動する場面が好きだ。
    佐伯も驚いていたけれど、まさかここまで肝の据わった人間だったとは。
    少し内村のことを侮っていたようで、申しわけなく思ってしまった。
    この巻でシリーズは終わる。
    警察小説が最近は多い今野さんの違う一面・・・格闘技に造形が深い・・・が感じられて面白かった。

  • 最後までどうなるかと思いながら読みました。話自体は短めですが、シリーズ最後なりの良さがありました。

  • 今度こそ佐伯はダメかと思ったけど、やはりチームワークで乗り切った。所長の動きになんか、深刻な場面なのにクスリと笑いを誘われる。そして、まさかの結末・・・。これでこのシリーズが終わるなんて悲しい。また、続きをどこかで書いてほしい。

  • 今野敏による潜入捜査シリーズ最終巻。
    最終巻というだけに、これまで思わせぶりにしてきたもろもろの謎に一定の説明がつけられる。内村所長の正体や佐伯に求められる資質など、これまでの作品で描かれていた言動が本作で一応の収束を見る。
    とは言いながらも、本シリーズに特徴的な暴力団との対決シーンはいつものように用意され、しかもなぜか冒頭から佐伯が焦燥感に駆られて不用意に立ち回る形となっている。様々な場面で佐伯が焦っていることを指摘されるが、佐伯本人には自覚がないというのもこれまでの作品ではありえなかった展開。これがのちのち佐伯をピンチに陥れる。
    本シリーズは潜入捜査というタイトルが付いているものの、いわゆる警察ドラマではなく、格闘をメインとしたアクション小説であり、それはシリーズを通して一貫している。対決する相手にしろ佐伯にしろ、ある程度の武術的な解説も盛り込まれたアクションシーンとなっているので、読みながらも手に汗握る。
    ラストはややモヤモヤ感が残るが、シリーズとしてもう少し長く佐伯の活躍を見たかったという気持ちもある。社会的な問題にも触れているが、エンターテイメントとしても肩肘張らず読むことができる佳作。

  • シリーズの最後から読んでしまった。内村所長をもうちょっと知りたかったなぁ。

  • 潜入捜査シリーズ完結。環境犯罪研究所の佐伯、今回のお相手は坂東連合の本丸『毛利谷一家』。そして、環境犯罪研究所が解散に!内村所長、そして美人の同僚白石くんともお別れか。
    話の展開がスピーディで一気に読み終えた。

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著者プロフィール

今野敏(こんの びん)
1955年北海道三笠市生まれ。上智大学文学部新聞学科在学中、「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。大学卒業後、東芝EMI入社。ディレクターと宣伝を勤める。主な担当は、TMネットワークの前進バンド『スピードウエイ』。宣伝では、オフコース、甲斐バンド、チューリップなどニューミュージックを担当。1981年、同社を退社、作家に専念。
2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞を受賞。2008年『果断 隠蔽捜査2』で、第21回山本周五郎賞、第70回推理作家協会賞を受賞。
2018年は「作家生活40年」のメモリアルイヤーで多くの特集が組まれている。主な企画作品に、2018年7月、任侠シリーズ最新刊『任侠浴場』刊行。新シリーズとして同年10月『継続捜査ゼミ』を刊行した。

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