- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408551159
感想・レビュー・書評
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キリコちゃんシリーズ唯一の長編。キリコ,大介夫妻の活躍する話。主見目の女性から新婚のイケメン夫が浮気をしてる疑いがあるといってキリコちゃんが調査依頼を受ける。真相はなかなかに複雑で重い。愛とはなんぞやという問いかけにまで発展する。
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清掃人探偵・キリコシリーズ第四弾。
今回は長編でキリコの清掃活動があまり出てこなかった印象。
なのにサクっと読める。 -
大介の目を通したキリコが、これまでのシリーズタイトルじゃないけれど、天使か妖精かという感じに今にもすり抜けて消えてしまい兼ねなそうに思えて不思議だった。キリコ自体は快活に思えるのに、何だか儚くて危うい存在みたい。自分はいまいち冴えないと自覚していて、且つベタ惚れだからかな。きれいな服を、自分が着たらちぐはぐでみっともないことがばれてしまうと思って受け取れなかったと言う真琴のコンプレックスのシーンが、普段意識していないけれどわかる気がして印象的だった。
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2人で、事件を解決していくお話し。うーん、やっぱりキリコ一人のほうが好きかなー
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清掃人キリコシリーズ。第三弾にして初の長編。
なんとなくもやもやとして気持ちの悪い謎にずっと包まれてる居心地の悪さが。最終的な真相も・・・まあ・・そうなのかーくらい。長編にはちょっと間延びした話かもしれない。
というか、全編通して大介のキリコに対する愛情話が実に多い印象。のろけ小説か。 -
月刊J-novel2009年11月号〜2010年6月号に連載のものを2011年2月に刊行。2013年4月文庫化。シリーズ4作めにて、初の長編。7章構成。大介とキリコは、ひょんなことからとある夫婦にかかわることに。2章くらいから、とある夫婦の秘密についての予想を立てていましたが、見事にハズしてまして、それもまた楽しかったです。シリーズ復活編とかで、次が当分無さそうな感じで、ちょっと残念です。