BOSS 堂場瞬一スポーツ小説コレクション (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社 (2013年4月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784408551166

みんなの感想まとめ

リーダーシップや試練をテーマにしたこの作品は、大リーグのゼネラルマネージャーを主人公に据え、彼がどのようにチームを変革していくのかを描いています。主人公の爽やかな戦い方や、スモールベースボールを軸にし...

感想・レビュー・書評

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  • 大谷翔平選手のドジャースの試合を見ていたら触発されて読みたくなった一冊。ただし、メジャーリーグの中でも、ゼネラルマネージャー(GM)を主役にした話。最初はあらすじを読まずに読み始めたので、2人のGMの視点を行ったり来たりしたので、少しのめり込むのに時間は要したが、のめり込んでからは一気読み。今の社会、人の心を大事に進める、リーダー論としても面白い一冊だった。スポーツが好きなのもあるが、読後感も爽快で、次にすぐ本を手に取り、何か読みたい気持ちにさせられた。

    あの映画を思い出した、『マネーボール』。

  • 堂場瞬一は警察ものよりスポーツシリーズがいい。大リーグのゼネラルマネージャーを主人公にした本作は組織を引っ張るリーダーの物語だが爽やかな男の戦い方をみせてくれる。大リーグで活躍する日本人も少なくないが、こんなやつがいたらと思わせる。

  • メジャーリーグベースボール(MLB)のナショナル・リーグに所属するニューヨーク・メッツは、低迷が続いていた。テコ入れのため、ゼネラルマネージャー(GM)に、日本人の高岡脩二が大抜擢される。39歳の彼はそれまで、メジャーの数チームで編成を担当しており、その手腕をかわれて、日本人で初めてGMに起用されたのだ。「勝つ野球」のため、高岡は大胆なトレードを敢行。出塁率を重視する“スモール・ベースボール”で好発進したメッツを迎え撃つのは、高岡のかつての師で、アトランタ・ブレーブスの老練GM、70歳になるアーノルド・ウィーバーだった。グラウンドの裏側で組織(チーム)を率いる対照的な二人のBOSS。その熱い駆け引きの行方は? 日本人初のGMによるメジャー制覇は実現するのか―—。野球小説であると同時に、様々なビジネスシーンで応用可能なリーダー論としても堪能できる傑作長編!

  • 日米のジェネラル・マネジャーの違いを的確に表現した秀作。マッシー村上がシングルAからジャイアンツに昇格して約半世紀、野茂英雄がLAに飛び立って20年。日本人がMLBでプレイすることなど珍しくも何ともなくなった今だけに、次に期待したいのは日本人監督、そして日本人ジェネラル・マネジャーの登場だろう。未だ実現していない「日本人GM」という主人公を置くことで、読む者の感情移入を誘う仕掛けが心憎い。

    また、日米で"GM"と同じ名前で称される職業でも、役割が全然異なるということはしばしば報道される内容で、この小説ではMLBのGMの栄光と悲哀をうまく表現している。ストーリー展開も、最後にどんでん返しをいくつも用意していて、僕を決して飽きさせなかった。

  • 堂場瞬一さんのスポーツ小説シリーズの一つ。他の作品は読んだことありませんが^^;
    日本人がメジャーのチームのGMとなり、スモールベースボールを軸にチームを変えていく。その道中を描いた作品。
    非常におもしろい。どれくらい忠実なのかわからないけどやっぱりスポーツ系の話はおもしろい。
    アメリカにはアメリカの絆というかつながりがあり、やっぱり「外国人」は大変なんだろうなぁ。
    他の作品も読んでみたいなぁ

  • 堂場瞬一のスポーツシリーズはいつも楽しく読ませてもらってます。(^^)今回の作品はアメリカのベースボールにおけるGMの役割について分かりやすく描かれており、また日本人がその仕事につくといった展開がより感情移入させます。いや~このシリーズは外れがないな~。

  • メジャー球団のGM。一見、最高の地位に抜擢された若き日本人。悩みながら、迷いながら、スタッフとともに育っていく。その過程は詳しくは描かれないものの、その姿勢が示す。

  • MLBでは2020年11月にマイアミ·マーリンズで女性GMが誕生。2021年には日本人メジャーリーガーがMVPを獲得!
    フィクションのような話が現実になってきています。
    次は日本人GM!というのは実現するのか?

  • 組織を束ねるリーダーの在り方を問いかける一冊(戸塚啓)

    ビジネスバイブルにしてみよう

  • 爽快!
    対照的な2人のGMの駆け引きがたまらない。
    わかりやすい話と巧妙な話の進め方に
    すっかりひきこまれました。

    リーダーはどうあるべきか、
    考えさせられます!

  •  

  • MLBのGMっていう、野球好きでもあまり馴染みのない職の話。
    日本人ってなんだろうなって、ちょっとピントの外れた感想を抱いてしまった。

  • 堂場瞬一のスポーツもの。大リーグの二人のGМが主人公。どこまでリアルなのかは分からないが、面白い。シーズンオフは野球小説で我慢かな…。

  • 堂場さんのアツい小説ははずれなし。でも、やっぱ野球より駅伝の方が自分には身近で感情移入しやすいということがわかった。

  • 外れのない堂場さんのスポーツもの。
    組織をまとめるのって難しい。ロジックの部分とパッションの部分とその両方が必要なんだろうな。
    でも、ロジックだけでも勝ち上がる時は勝ち上がるし、パッションだけでも勝ち上がる時は勝ち上がる。
    正解はないんだけど、どちらにせよ、ぶれるのは良くないんだろう。
    これ続編はないのかな?

  • 低迷が続くニューヨーク・メッツのゼネラルマネージャー(GM)に、日本人の高岡脩二が大抜擢された。出塁率を重視する“スモール・ベースボール”で好発進したメッツを迎え撃つのは、高岡のかつての師で、アトランタ・ブレーブスの老練GMアーノルド・ウィーバー。グラウンドの裏側でチームを率いる対照的な二人のBOSS、その熱い駆け引きの行方を描く傑作長編。

  • 大リーグのゼネラルマネジャーの話。

    二人のゼネラルマネジャーの考えかたは対照的に違う。

    人の心を考えること、ヨムことの重要性には共感。

    おもしろかった!

  • アメリカ大リーグを舞台の野球小説で、GM(ゼネラルマネージャ)が主人公という、かつてない切り口のお話。

    スモールベースを掲げた新チーム編成で好発進したニューヨーク・メッツだったが、最下位スタートだったアトランタ・ブレーブスの猛追で、最終戦プレーオフの決戦までもつれこむ。

    メッツを率いるのは、数字ですべてを計算しつくし、選手を駒だと言い切る若手でしかも日本人。
    片やブレーブス率いるのは、経験と直感、人情の機微に通じた老練GM。

    巻末の解説に、
    ーービジネス書のコーナーにおいてもらいたい本ーー
    とあったが、ビジネス書を読み慣れた読者には、ようやくラス前あたりで出てきた、
    ーー「人を動かすのは心だ」今さらそんなことに気づいても。ーー
    というフレーズが虚しく読めてしまいましたがね。それでも結末は、うまく落としてくれてましたね。

    それにしても、ちょうど本書を購入した直後あたりで、中日の落合GMの話があって、タイムリーというか、読むのも「今でしょ!」だったね。落合がどんなGMになるかは、敵ながら見逃せんしね。




    (2013/11/4)

  • 高岡 ニューヨークメッツ シェイスタジアム アトランタブレーブス パスタ ナックル サムライ ドラゴン 40 33 藤本 雨 爪 ゼネラルマネージャー

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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