私の財産告白 (実業之日本社文庫)

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  • 実業之日本社 (2013年5月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784408551227

作品紹介・あらすじ

誰でも豊かで幸福になれる! 日本人が書いた最高の人生哲学

貧農に生まれながら苦学して東大教授になり、「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資して巨万の富を築いた男、本多静六。停年と同時に全財産を寄付して、働学併進の簡素生活に入った最晩年に語った普遍の真理は、現代を生きるわれわれにいまなお新鮮に響く。「人生即努力、努力即幸福」をモットーに生きた人生の達人による幻の名著、待望の初文庫化!

【本書に登場する本多静六の名言】
「金儲けは理屈でなくて、実際である。計画でなくて、努力である。予算でなくて、結果である。
その秘伝はとなると、やっぱり根本的な心構えの問題となる」

「金というのは重宝なものだ。ところが、世の中には、往々間違った考えにとらわれて、
この人生に最も大切な金を、頭から否定してかかる手合いがある」

「投資の第一条件は安全確実である。しかしながら、絶対安全をのみ期していては、いかなる投資にも、手も足も出ない。だから、絶対安全から比較的安全、というところまで歩みよらねばならぬ」

「人生の最大幸福は職業の道楽化にある。
富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない」

「『天才マイナス努力』には、『凡才プラス努力』のほうが必ず勝てる」

【解説者・岡本吏郎氏からのメッセージ】
「誰もがわかっている、誰もが知っているごく当たり前のことしか本多静六は語っていない。しかし、だからこそ、これが強烈なパンチなのだ」

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

人生における判断の仕方や豊かさの本質を深く掘り下げた本書は、著者の実体験を通じて普遍的な真理を伝えています。飾らない言葉で語られる人生哲学は、何度読んでも新たな気づきを与えてくれ、特に「人生即努力、努...

感想・レビュー・書評

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  • タイトルを呼んだだけのイメージではお金に関わる事が多いのかな?っと思っていたら。人生における判断の仕方のすすめ。などと大きく沢山のことを学びました!人生のバイブルとして、何度もよみなおしたいとおもますあ。

  • 文庫本があったので再読。
    飾らない言葉で何度読んでも普遍でブレない人生哲学が学べる良書
    ・月給4分の1天引き貯金
    ・好景気は勤倹貯蓄、不景気には思い切った投資を、時機を逸せずに繰り返す。
    ・職業道楽論
    ・人生即努力、努力即幸福

  • 著者の本多静六(1866~1952年)は、日本の林学者、造園家、株式投資家。
    で、日本の「公園の父」といわれるそうだ。

    この本の中に、次のように書かれている箇所がある。

    「私の体験によれば(中略)、人生の最大幸福は職業の道楽化にある。富も名誉も美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない。道楽化を言い換えて、芸術化、趣味化、娯楽化、遊戯化、スポーツ化、もしくは享楽化等々、それはなんと呼んでもよろしい。すべての人が、おのおのその職業、その仕事に、全身全力を打ち込んでかかり、日々のつとめが面白くてたまらぬというところまでくれば、それが立派な職業の道楽化である」

    中々、良いことを言っています。

  • ※Kindle Unlimitedの対象
    ※Audible会員 聴き放題の対象
    私の財産告白
    一、貧乏征伐と本多式貯金法
    二、金の貯め方・殖やし方
    ➡︎『学び』
    収入の4分の1は“先取り貯金”が基本。給料の一部は最初から使わず、ボーナスなどの臨時収入もすべて貯金へ。残ったお金で暮らす——たったこれだけのルールが、着実に資産を築く土台になる。100年前から伝わる知恵は、今もなお色あせない。

    三、最も難しい財産の処分法
    四、金と世渡り
    五、これからの投資鉄則

    私の体験社会学
    一、儲かるとき・儲からぬとき
    二、儲ける人・儲けさせる人
    三、人間的サラリーマン訓
    四、人を使うには・人に使われるには
    五、平凡人の成功法

  • 大資産家となった本田さんの「財産告白」が書かれている本。最高だった。

    明治時代に書かれた本だが、その原理原則は、
    今も変わらない気がする。

    財産を築こうとしている人。
    築きかけているが、これでいいのかと迷っている人。

    ここには「1ヶ月で〇〇万円楽に稼ぐ方法」
    などは一切書かれていない。

    書かれているのは、
    「特殊解」ではなく「一般解」だ。

    正直、書いてあることはすべてがまともでありきたりかも知れない。
    しかしその原理原則を、愚直に継続できるもの
    それが一財産を築けるものかも知れないと感じた。


    【気になった部分の抽出】
    - もともとも鈴木家は貧乏だった。そこから抜け出したいという欲求がスタート
    - 「四分の一天引き貯金法」から貯蓄をスタート <= 貧乏を克服するには、貧乏をこちらからやっつけねばならない。
    - 学問の切り売り = 本業は大学の先生だったが、その知識を副業的に売り始めた
    - 溜まった資金で、株式投資や、森林投資をした <= 「二割利食い、十割益半分手放し」投資法
    - 子どもについて。=> 健康も大事、教育も大事、しかし財産は全く不要である。もっともっと大事なのは「一生涯絶えざる、精進向上の気魄、努力奮闘の精神」
    - 子孫のために美田を買わず
    - 金は貸すな
    - うまい儲け話には乗るな
    - 何事も成功するには、理性をもって感情を抑えることが大事。(ただ、幾分か理性を押させて情に負けることも必要)

    # 大金持ちになるためには
    - 人並み以上の大活動を覚悟する
    - 頭も体も人一倍働く
    - 暮らし向きは消極的に
    - 希望を達成するいう確信の元に努力を続ける


    - のぼるべき高科に登らぬのもまた不幸。(身分相応の働きをしよう)

    # 平凡人が天才に勝つには、
    - 本業第一であること
    - 1つのとこ全力集中すること

    「人生即努力、努力即幸福。」

    いい本でした!

  • 【タイトル】人生と財産- 私の財産告白
    【著者】本多静六

    ・著者は学者であり投資家として大成功をおさめた億万長者
    ・財産をつくるための本多式方法
    ① 給料が入ったら強制的認識1/4を貯蓄し、臨時収入、ボーナスは全て貯蓄する
    ②1/4貯蓄とアルバイト(副業)で雪だるまの芯ができ、一気にお金が増えていく
    ③ 貯蓄から投資をする。

    ・本多式の投資感
    ① 好景気には倹約貯蓄を、不景気には思い切った投資を、時機を逸せず巧みに繰り返すことをおすすめする。
    ② 株式も30種類以上の業種にわたり、それぞれの優良株を選んでリスク分散に心がける

    ・本多流の致富奥義は、誰にでもやれる。改めてこれが一番の正攻法。
    1. 常に収入の1/4を天引き貯金すること
    2. いくらか貯まったところで、巧みに投資に回すこと
    3. ムリをしないで最善を尽くし、辛抱強く時節の到来を待つこと

    ・失敗は人生の必須科目である。失敗の教訓を生かすか生かさないかは、実にその人の大いなる試金石。

    ・儲けようと思えば人に儲けさせ、人に儲けさせれば自然に自分も儲かってくる。
    ・いつの場合も何事も自分一人の功となさず、
    つとめて人にも譲るべき。儲ける場合は必ず儲けさせる地位に立つべき。これが度重なれば周囲の人からも立てられ、成功者中の成功者になる。

    ・どんな些細なことでも、周囲の思惑は考える必要がある
    ・大いに働き、大いに勤めるためには、仕事のうえの遠慮は一切無用
    ・人を使うものは人に使われる、人を監督するものは人に監督される。
    ・どんなに忙しくても、親身になって聴いてやるだけの用意と忍耐が必要であり、それが上長者のエチケットでもあり義務である。
    ・人を使うには、人の意見を虚心坦懐に聴き取るだけの雅量を常に持ち合わせていなければならない。
    ・重要な会議であればあるほど、まず十分に人の意見を聞いて、然るのちにおもむろに自説を持ち出すのが利口。それもなるだけ人の意見に賛成し、それを補足する意味において一言する形でやる。
    ・差し出がましく真っ先に自説を持ち出すと、軽んじられたり、かえって人を不快にすらしてしまう。
    ・人生の最大幸福は職業の道楽化にある。職業を道楽化する方法はただ一つ、勉強。努力また努力の外はない。
    ・その仕事に打ち込んで勉強しつづけさえすれば、必ずそこに趣味を生じ、熱意を生み、職業の道楽化を実現することができる。
    ・平凡人の自己を大成する唯一の道が、職業を道楽化するまで一生懸命やり打ち込むこと。
    ・不敗の職業戦術がある。それは「仕事に追われないで、仕事を追う」こと。
    ・「人生即努力」「努力即幸福 」が本多の体験社会学の最終結論

    ・処世九則
    ① 常に心を快活に持すること
    いかなる不幸、苦境に遭遇しても、それよりさらに深刻な場合にぶつかったことを考えるならば、まだまだ幸せだったと、心の平静を取り戻すことができる。常に明るい顔、明るい態度をとれば引き立てられて華々しい成功の基になる。
    ② 専心その業に励むこと
    初めは自分の性格才能に合わないと思われる仕事でも、専心打ち込んでかかればいつしか上手にでき、面白く働けるようになる。
    仕事を先へ先へと運ぶようにし、用事を後に残さない習慣を身につけておくことは、仕事を面白く支配し、職業を自分自身のものにしてしまうゆえんであって、仕事に追われ、仕事に支配されるのとは大きな違いである。
    ③ 功は人に譲り、責は自ら負うこと
    これは人の長となる者の心得。俺が俺がと出しゃばらず、「縁の下の力持ち」をもってできるだけ功を人に譲るようにしておくことは、ちょうど勤労効果を貯金しておくようなもので、いつの日にかは必ず元金のほかに利息までついて返ってくる。
    ④ 善を称し悪を問わないこと
    社交上最も大切な秘訣である。
    人それぞれ長所もあれば短所もある。悪いところは相手にせず、長所だけを相手として付き合えば、何人も友人になれる。
    「あいつはいかん」ということはなく、長所と交われば悪友なし。相手の悪い点についても知らぬ顔で見過ごし、ただその人の良い方面だけを褒めること。
    ⑤ 本業に妨げなき好機はいやしくも逸しないこと
    一度定めた職業は、一生それを貫き通す覚悟で突き進まなければならないが、本業一つに沈潜しすぎると、それ以外は盲目になってしまう恐れがある。そこで専門外のことについて知る機会があったら、できるだけ見聞し調査しその要点をしっかり把握しておくのがよい。大雑把でよいから、各種各様の実際を調べておくと、その生きた知識が、やがて色々な仕事に役立つ。本業を第一に、細部のことは専門家に任せる。
    ⑥ 常に普通収入の1/4と臨時収入の全部を貯えること
    独立生計の基礎を築き、致富への出発となるもので、何人にも絶対に必要な人生計画。
    ⑦人から受けた恩は必ず返すこと
    あたりまえのことであるが、実際には行われていないからこそ、善行美談として世に称される。謝恩はできるかぎり早く、その時々に行うように努めるのがよい。たとえ軽微であっても、誠意は可及的速やかに表明することにしたい。
    一度世話を受け、恩になった人には、その後の中間報告を怠らず、自分の現状を細かに知らせるのがよい。 人生は今日を除いては不確かなもので、まさに善は急げである。
    ⑧ 人事を尽くして時節を待つこと
    全力を尽くして事に当たれば、その成果は疑いないものであるが、成果が未だ表にでなくても、さらにいっそうの努力を続けて、その時節の到来を待つ。
    順調のときは大いに活動し、逆境のときは鳴りを静めて知識を養い、英気を加えて時節の到来を待たなければならない。
    こうすれば、どちらに転んでも、実力の発揮と実力の貯蓄時代となる。
    ⑨ 原則として個人間に金銭貸借を行なわないこと

  • とある投資講座の動画を見てみたんですよ。
    無料だし。
    うん、面白かった。へーって感じ。

    これで「私の財産告白」を紹介してたのですよ。
    題名でビックリ。「私の財産告白」ってすごい題名だって思って。


    大学の教授になった人が、
    給料の1/4天引き貯金をして、
    いくらか溜まったら、投資とか株とかに回して、大金持ちになって、
    教授を引退するときに、大学に財産を寄付したって言う話。

    教授になったら、
    お給料を当てにした親戚の人たちが転がり込んできて、
    9人を養うことになって、
    先ずはひたすら節約生活を続けて、元金を貯めたそうです。
    この頃は、今みたいな低金利ではなかったみたいだけど、

    白米に塩をかけたご飯を食べることもあって、
    子供たちに「今日も塩ご飯なの?」って言われても
    心を鬼にして1/4天引き貯金を続けたみたいです。

    無駄なお金は出さない とか
    見栄を張ってお金をかけない とか
    副業をする(副業で入ったお金は全額貯蓄にする)とか
    山を買うとか(土地を買うみたいな。これは現代では合わないかも)
    保証人にならないとか。

    とにかくコツコツ倹約勤勉に務めたようで、
    その辺は自分たち凡人と近い人だったかも。

    でうまく回していけるようになったら
    入ってくるお金を1/4法則で回していくのが望ましいとのこと。

    1/4 生活費
    1/4 交際修養
    1/4 社会有用(投資)
    1/4 貯蓄→奉仕(寄付等)

    投資は
    景気の良い時は控えめにして勤倹貯蓄して
    不景気の時に投資をした方が良いとのこと。

    経済を回すって言う意味で なのかな。
    これはそれなりに財を成した人の意見かも。


    あと、
    安田財閥の祖 安田善次郎さんの話とか。
    安田善次郎さんは陰徳として名前を伏せて
    色々寄付とかされていたようです。

    埼玉県の育英基金を立ち上げるのに
    渋沢栄一さんのところに資金援助のお願いに行った話とか。

    面白かったです。

  • チェックリスト
    ・1/4天引きしているか
    ・個人と法人の財布を別にする
    ・財産を持つ事で、職業を道楽化できる
    ・家計簿で入りと出を管理
    ・アルバイト感覚で毎日30分商材をつくる
    ・子孫を本当に幸福にさせるためには、その子孫を努力しやすいように教育し、早くから努力の習慣を与え、かつできるだけ努力の必要な境遇に立たしめること

  • 一番印象に残った言葉は、
    ーーーーーーーーーーーーーーーー
    いかに不得手なことでも、一所懸命やれば上手になれ、好きにもなれ、天才にはなれなくとも、まず天才に近いものにまではなれる。
    「天才マイナス努力」には、「凡才プラス努力」のほうが必ず勝てる。
    ーーーーーーーーーーーーーーーー
    お金の「財産」だけではなく、人生の「財産」価値観という部分にまで踏み込んでいて、とても良かったし、学ぶことが多かった。

    どれだけ投資するかとか、何に投資するかという部分は、時代によっても違うし、個人個人で違うだろう。
    でも、この本が安心できるのは、解説に書いてあるとおり「応用解」ではなく、「一般解」であるところ。
    だからこそ、少しつまらなく感じる、当たり前のような内容であり、こういうものこそ、実行するのが難しくもある。

    もちろん、核の部分である、お金のため方そのものもすごく大事なことが書いてあって、勤勉に、時を待ち、ただ着実に、確実にやっていくこと。
    地味なことが一番大事で、地味なことが一番重要。そんなことを教えてくれる。
    もう一つ良かったのは、1杯の天丼の話。
    念願の2杯を食べても、2倍幸せにはなれなかった。1杯を味わうことの幸せも書いてくれている。
    何に財産を使うのか、何が財産なのか。奥の奥まで踏み込んでくれる本で、良かった。
    「告白」とあるとおり、きれい事ごとではなく、本音ベースで、失敗談も含めて書いてくれているので、読みやすく感じた。

  • 当たり前のことしか書いていない。
    時代が違いすぎて、ん?となる箇所もある。
    でも、じっくり読んでしまう。
    そして、読了後。さて、少しばかり重いけれど自分も頑張るか。となる。

    私が面白いと感じたのは「幸せ」について書かれた箇所。以下要約。
    ・所得が倍になろうと幸せが倍増するものでもない。
    ・親が譲れるものでもない。また、もらえるものでもない。
    ・教育や財産でなく、自分の努力と修養によって得られ、感じられるもの。

    ですよね。としか言葉が出ない。
    自分の人生、生きるのは自分。
    仕事の鍛錬を怠らず、節約倹約しながら財を成す。
    その上で自分のできることの範囲を広げていく。社会に奉仕する。

    日々子育てと仕事で忙しく、時間もお金も足りない。
    そんなことで悩んでいた自分がちっぽけに感じるほど気迫を感じる文章だった。

  • 月1/4貯蓄と特別10/10貯蓄
    必要な金は持つ、欲しい金は作る
    経済的自立し、勤務に励み
    投機ではない、思惑でもない。投資である。時節を待つ。
    二割利食い、十割益半分手放し。
    好景気には貯め、不景気に投資する。
    財産をいくら積んでもあの世には待っていけぬ。
    幸福は、現在の生活でなく生活の動きの方向性
    貸すな、借りるな。好景気こそ貯め、不景気こそ投資。
    人生即努力、努力即幸福

  • 読みたかった一冊!
    伝説の億万長者が明かす人生哲学。資産への向き合い方を考えさせてくれる本でした。

  • Kindle版で読了。
    70年以上も前の古い本が、現代においても幅広い世代に読まれ続けていることを知り本書を読んでみた。

    著者が財産を築いた手法を解説した、タイトルにもなっている「私の財産告白」、著者の社会経験に基づく「私の体験社会学」の2部で構成されている。
    明治時代に執筆された本のため、古い言葉や文章がよく使われるが、ユーモアのある語り口で読みやすい。一つ一つの言葉に重みがあり、ぐさっとくる名言も多い。メモをとりまくった。

    お金の増やし方だけでなく、仕事術やマネジメント術も学べるものになっており、現代にも大いに通じる一冊。一読の価値あり!

    次作の「私の生活流儀」も楽しみだ。

  • 自分よりも100年前に生まれた人が、その時代のクセに影響を受けることなく書かれた本という気がする。「この御義理と申すのが、どうも文字通り義理に適っていないのだからはなはだ困りものである」この面倒さを昭和26年に言い、かつ「社交生活の眼目は相互の実意を通わせ合うにある。一切はその精神を主にし、形式は従に」とまで言い切る。これは立派である。令和の時代になっても形式が重要視されるケースがいかに多いか。最近そういう考え方と戦ってばかりいる気がする。「人生即努力、努力即幸福」という処世観、これが86歳時の結論、到達点なのだろう。自分は現在55歳。無理はしないが、だからといって成長を拒むような遠慮はしない。前向きに、貪欲にやっていこう。

  • 著者は職業道楽化することが、最大の幸福と述べている。大人になったらもちろんのことながら、仕事に時間を多く割かなくてはならない。そういう意味でも、仕事に全能感を感じるのは本当に素晴らしいことだと実感した。

    あと、ケチと節倹は違うってこと。そこを履き違えてる人が多いということは、声を大にして言いたいところだが、心の中にしまっておきます、、笑

    お金のことだけではなく、人生の進路を学ばせてくれる、輝かせてくれるそんな本、神本ってことです。

  • 表紙の「伝説の億万長者が明かす、お金と人生の真実」に惹かれて、2013年初版2021年7刷の文庫本を購入
    「私の財産告白」と「私の体験社会学」の2部で構成されています
    1文字が大きく、1ページ14行・1行35字で読み易いです
    「財産告白」では投資法や世渡り等について
    「体験社会学」では人と人との問題等について書かれています
    興味深いお話がたくさんありますが、天丼と職業道楽化の話が特に楽しかったです

  • 一般解と特殊解。
    この本は一般解の本である。
    普通の人が当たり前のことをする。
    それを続けることで人生を豊かにしていく。
    人生即努力、努力即幸福。
    本業を真面目に努力し、稼いだお金を貯金する。
    ただこれをひたすら続ける。

  • 1/4貯蓄し、山林、株式投資で財をなした体験談。当時としては画期的?
    いつの時代も、節約を原資に投資して増やすことか小金持ちになる秘訣なのであるう。

  • インベスターZで知って、即座に読了。
    「お金」についてはまだまたオープンに語ることが難しい日本で、以前からこのような本があったことを知らずに勿体なかったと感じた。
    後半、仕事について語られている部分も納得が多く、「お金」の話だけでなく満足感を得られた。

  • 1/4貯金法と言いつつボーナスや臨時収入も全て貯金に回すというなかなかに過酷な貯蓄法。
    ご本人も最初の頃はごま塩ご飯が続いたというほど。
    また全ての収支を毎年克明に記録しているので、数字に明るい人でなければかなり厳しい方法だと感じる。
    そして一番大事な投資方法については、時流に乗ることと情報をキャッチする力が必要で、これも真似するのはかなり厳しく感じる。

    ただしお金とは、仕事を趣味として楽しんだ後の道楽のカスだと言い切るところがとても面白い。
    最も大事なのはお金ではなく、自分がいかに人生を全力で楽しみ、人に貢献したかで満足度が決まると思った。

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著者プロフィール

1866(慶応2)年、埼玉県菖蒲町(当時は河原井村)生まれ。苦学の末、1884(明治17)年に東京山林学校(のちの東京農科大学、現在の東京大学農学部)に入学。一度は落第するも猛勉強して首席で卒業。その後、ドイツに私費留学してミュンヘン大学で国家経済学博士号を得る。
1892年(明治25)年、東京農科大学の助教授となり、「4分の1天引き貯金」と1日1頁の原稿執筆を開始。1900年には教授に昇任し、研究生活のかたわら植林・造園・産業振興など多方面で活躍するだけでなく、独自の蓄財投資法と生活哲学を実践して莫大な財産を築く。
1927(昭和2)年の定年体感を期に、全財産を匿名で寄附。その後も「人生即努力、努力即幸福」のモットーのもと、戦中戦後を通じて働学併進の簡素生活を続け、370冊余りの著作を残した。
1952(昭和27)年1月、85歳で逝去。

「2023年 『マンガ 本多静六「私の財産告白」 伝説の億万長者に学ぶ貯金と資産の増やし方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

本多静六の作品

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