刑事の柩 浅草機動捜査隊 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 61
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551371

作品紹介・あらすじ

機動捜査隊浅草分駐所のベテラン刑事・辰見悟郎は、かつて捜査を担当した殺人事件の被害者の娘・大川亜由香から相談を受ける。彼女は伯父と富山県魚津での生活を始めていたが、友人が誰かにつきまとわれているのだという。その頃富山県内で起きていた、連続猟奇殺人の報道を見た辰見は胸騒ぎを感じて…機捜隊刑事の奮闘を描く、書き下ろし警察小説。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第3弾。
    あまり何も考えず、この作品までをまとめて買ったが、どうやらこのシリーズ、今作で一区切りとなるらしい。
    浅草機捜隊のベテラン辰巳と新人の小沼を中心に描いたこのシリーズだが、冒頭、57歳の辰巳が、上司から現場引退を勧告されることから始まる。
    それと同時に富山で起きた連続女性殺人事件が描かれる。
    犯行の様子を犯人目線から描く部分も、並行して描かれるが、これがなかなかグロい。
    久しぶりの猟奇殺人に、今まで読んだ2作より、ぐっと面白さを感じた。
    この富山の連続殺人事件に、1作目に登場した辰巳が好きだったかもしれない女性の娘が巻き込まれ、辰巳は我を忘れて、犯人と対峙する。
    辰巳、犯人、富山の特捜本部の3本立てで描かれるので、最初からトリックも推理も明らかになっているが、これまでの2作に比べ、ハードボイルド的な男臭さもあり、展開もスピーディで一番面白かった。
    このシリーズは、この後も続くらしいが、登場人物が入れ替わるようなので、私はここまで。
    3作で十分楽しませてもらえた。

  • 機動捜査隊浅草分駐所のベテラン刑事・辰見悟郎は、かつて捜査を担当した殺人事件の被害者の娘・大川亜由香から相談を受ける。彼女は伯父と富山県魚津での生活を始めていたが、友人が誰かにつきまとわれているのだという。その頃富山県内で起きていた、連続猟奇殺人の報道を見た辰見は胸騒ぎを感じて…

  • 現代ものを何かと思って「ネオゼロ」が気に入った鳴海章。悪役がグロい分だけ刑事の暴走を許せてしまう。
    またシリーズものの一作目じゃないとわかったので取りあえず他のを読んでみなきゃだな。

  •  一作目の味わいが戻った。
     匣か。

  • 犯人の異常性はまぁ良いとして笑
    中年刑事の大暴走としか思えない。

  • 浅草機動捜査隊シリーズ、3作目。

    1作目で登場した、かつての想い人の娘が、辰見に相談事があると富山県魚津からやって来る。

    相手の猟奇殺人犯が不気味。微妙な年頃の女子高生と意外な繋がりがあったりで、まぁまぁ面白く読めた。ただ、シリーズタイトルの浅草機動捜査隊はほぼ関係なし。前作まで相棒として一緒に行動していた小沼との描写もほとんど無い。小沼の成長が前作では顕著だっただけに拍子抜けで、残念な気も。辰見も定年間際だし、このままシリーズは続けられるのかなぁ、、、。

  • 機動捜査隊浅草分駐所のベテラン刑事・辰見悟郎は、かつて捜査を担当した殺人事件の被害者の娘・大川亜由香から相談を受ける。彼女は伯父と富山県魚津での生活を始めていたが、友人が誰かにつきまとわれているのだという。その頃富山県内で起きていた、連続猟奇殺人の報道を見た辰見は胸騒ぎを感じて…機捜隊刑事の奮闘を描く、書き下ろし警察小説。

  • 面白かったです。
    最初は次々と出て来る人名に戸惑いましたが、すぐに落ち着きました。
    登場人物のキャラはそれ程強く書かれていないのですが、一人一人の心理描写が深く描かれていて、読ませます。

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著者プロフィール

1958年、北海道生まれ。日本大学法学部卒業後、PR会社勤務を経て、91年に『ナイト・ダンサー』(講談社文庫)で第37回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。『マルス・ブルー』(講談社文庫)など、航空サスペンスで一世を風靡したほか、映画化された『風花』(講談社文庫)、『輓馬』(文春文庫)などの作品で新境地を拓いた。その他の近刊に、『謀略航路』(講談社)、『刑事小町 浅草捜査機動隊』(実業之日本社文庫)、『中継刑事〈捜査五係申し送りファイル〉』(講談社文庫)などがある。

「2019年 『悪玉 熱海警官殺し』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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