システィーナ・スカル - ミケランジェロ 聖堂の幻 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (536ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551524

作品紹介・あらすじ

ミケランジェロの聖地で老女の心臓を止めたもの、<br>そして名画「最後の審判」に秘められた謎とは…!?
<br/>
<br/>イタリア・フィレンツェのシスティーナ礼拝堂でミケランジェロが描いた大壁画の修復作業を担当する絵画修復士の御倉瞬介。彼の眼前で、絵を見ていた恋人シモーナの大伯母が突然倒れ死亡し、その手にはなぜか人骨が握られていた。彼女にいったい何が起きたのか。そして、その驚くべき真相は祭壇壁画『最後の審判』の中にあった――その推理に世界が驚嘆する、本格美術ミステリーの極み! 表題作のほか、「ボッティチェリの裏窓」「時の運送屋(カミオン)」「闇の揺りかご」、計4編を収録。[解説/ 波多野健]

感想・レビュー・書評

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  • 絵画修復士シリーズの第三作となる中短編集。実は第一作があんまり好みじゃなかったので第二作を入手しないまま同じシリーズと気付かず第三作を読んでしまいました(><;
    本作では主人公がイタリアで修復士として歩み出した頃を描いているので、テーマとなる絵画もボッティチェリ(模倣)にミケランジェロと大作揃い。というか、シリーズの集大成としてミケランジェロの『最後の審判』を用意していたのだなという印象を受けました。
    柄刀作品と言うと不可能犯罪のイメージが強かったのですが、やはり日常の謎より大袈裟なくらいの道具立ての方が向いてる作家さんなのだなと感じました。
    折角なので、忘れず第二作『黄昏たゆたい美術館』も読みたいと思います。

  • シリーズ中最も重厚。
    表題作『システィーナ・スカル』は圧巻。
    ミケランジェロと向かい合う人間の、芸術に触れる喜びが伝わる。

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著者プロフィール

1959年北海道生まれ。公募アンソロジー『本格推理』への参加を経て、98年『3000年の密室』でデビュー。主な著書に『アリア系銀河鉄道』『凍るタナトス』『シクラメンと、見えない密室』『ゴーレムの檻』『密室キングダム』『天才・龍之介がゆく』シリーズなど多数。(2011年12月3日現在)

「2013年 『システィーナ・スカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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